Back Catalogue

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New Entries| |1-9|ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ

■1-9

1.8.7 : Pittsburgh/Miami/San Francisco (Liquid Sky : JSK 158)
"The Cities Collection"と銘打った1.8.7のシリーズ第二弾。なんかFormationのCountry〜World Of Drum'n'bassシリーズをパクったような企画ですが、それでもやっぱり気になってしまいます。Aは、トライバルビーツやサイレン音、アルトサックスの大ネタ、ラップとおもちゃ箱をひっくり返したように盛りだくさんで、すごく楽しいトラック。で、マイアミはなぜかアーメン。シスコともども曇り空のようで・・・。第一弾、どこかに残ってませんか?   (kama, 02/17/2000)

60 Minute Man : Soul Survivor/Sounds In Da Air (Intercom : ICOM 010)
いいですね〜。ここもどんどんJump Up化してます。Basement Jaxxみたいなラッパネタにタイトなビートが乗ってますが、ピッチの早さ、好感が持てます(笑)。肝心のEZ-Rollersの最近のは聴けてないですが。でもこうやってドラムンの中で距離が近づいていくのはうれしい限りです。そしてほんのりサイバーな雰囲気も感じとれます。Intercom、密かに結構ヤバイかも。   (Kama, 09/30/2000)

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■A

A-Sides : Jurassic Park/Eye Of The Dinosaur (Bearnecessities : MA 003)
East SideでおなじみのA-Sides。これはかなり古そうな盤。このレーベルのことは全く知りませんが、恐らく94年頃のものと思います。Aのフランジャーがかかった密林ビートは不思議な雰囲気。シンセとか入りまくっているのに、機械的な感じがしません。ジュラ紀ジャングル。   (kama, 06/21/2000)

A-Sides : Step Back/Ricochet (Mac II : MAC 006)
自身のEast Sideから連発したA-Sidesが、今度はRandallのMac IIからリリース。ドラムは忙しく鳴らしますが、ベースは4小節ペースで、音の隙間に気を配ったトラック。裏面 は意図的にMac IIのカラーに合わせたと思わせる、バウンシーでありながら空間的なトラック。   (kama, 12/08/1999)

ABI : Ultrafunkula (Unknown Label : ULTRA 1)
謎のレーベル。ラップやスクラッチがバンバン出てくるけど、JokerやUrban Takeover、Ganja Kruともまた趣が違った、落ちついたJump Upでなかなかおもしろいです。タイトで軽めのビート(Bill Riley風といったら言い過ぎ?)、Jazz Stepにありそうな指弾きエレキベース。裏面 はほとんど同じの別ミックス。他にはあまりない音なので、重宝する人もいるかも。   (Kama, 09/03/2000)

Acetate : Kingsize/Genetic Engineering (Emotif : EMF 2034)
個人的に最近かなり好きなAcetateが、Emotifからリリース。Aのイントロのビートはやられました。久しぶりに聞いたパターンですが、やっぱかっこいいす。Bも同じくドタバタ系。いつもの控え気味なゲボゲボベースがボクは好きです。もう一枚自分のレーベルから出ましたが、買い逃したみたい。この人のトラックはどれも割と使えると思いますが。   (kama, 06/03/2000)

Acetate : Down/Tactics (Circuit : CIRCUIT 001)
ずいぶん前のリリースみたいです。Flex軍団でおなじみのAcetateですが、自身の新レーベルなのでしょうか。歪んだ倍音が乗っかるベースの音がおもしろい。中盤のブレイク以降、True Playazにも似たローリンビーツが入ってきて最高潮を迎えます。裏面はジャズネタとおぼしきブレイクビーツが独特なノリを作っています。シャッフルリズムとかタムの音とか、ある意味ドラムンベースのタブー(?)に挑戦したトラックだと思いますが。   (kama, 12/27/1999)

Adam F : Light Years/Sea Of Distiny (Lucky Spin : ADM 04)
近作ではVからの"Brand New Funk"がヒットしたAdam F。これはもちろん中古盤ですが、Section 5以前のものかな?Aはアーメンビートに四つ打ちが絡むアートコア。気持ちいい音です。Bもアートコアですが、これも割に元気です。Lucky Spinはよく聞く名前ですが、DeeJay傘下なんでしょうか?   (kama, 06/21/2000)

Afrika Bambaataa vs. DJ Soul Slinger : Fire Remixes (Liquid Sky : JSK 160)
コンピ"This Is Jungle Sky Vol.6"の1曲目でブッ飛ばしてくれたトラックのリミックス集。DXT Mixは80年代半ばを想わせるHipHopスタイルで始まり、ブレイクからニトロエンジンをかけます。DJ Warry Mixは16ビートを刻むハイハットでアップアップ。さすがにBPM200超えちゃうと、Remixするほうも大変っていうのがよく分かります。   (kama, 1999/11/18)

Al Massive : Gettin' Busy (Beardsly Mix/Shearer Mix) (Rude & Deadly : RUDEAD 003)
これはおもしろい物が手に入りました。Smokers Inc.の姉妹レーベル、Rude & Deadlyの旧盤。今はリリースしていないみたいです。この周辺の旧盤は即入手を心がけてますが、これも強烈。BなMCや乱れ打ちアーメンはいつものこと、これは極太ベースが強烈。バウンシーなベースラインから一転、ホラーベースに変化する様は圧巻です。   (Kama, 08/22/2000)

Aphrodite : Project 3 - Show Me Love/President (Aphrodite : Project 3)
出ましたね、Project第3弾。そろそろProject関係でアルバムでも出そうな雰囲気ですが、どうでしょうね。このシングルは、アフロらしいトラックになってます。Aはファンクネタ+半分ビートで始まって、ラップをフィーチャーという定番の展開です。でも毎回同じとは分かっていながら、カッコイイです。BはJokerでも聴いたことがあるピアノネタが登場。最近はUrban TakeoverよりAphroditeって気分ですね。メジャーリリースも、メディアからは全く無視ですが。  (Kama, 05/04/2000)

Aphrodite : Re-cuts EP (Aphrodite : APH 19)
アフロはときどきこういう再入荷があるから助かります。Re-Cutsに駄作なしですね。これはまだジャングルって感じで、いい感じです。A1はキラキラネタで始まるバウンシーなアーメントラック、A2は富田勲風な口笛ネタがムーディーです。こんなドロップベースやられたら跳ねるより他ないですな。B1は爆裂スネア乱れ打ちとピロピロという感じのベースがいい感じ、B2は大ネタBass Lights!!!やっぱこれが一番ですね。アフロのいいところは臭くなりすぎない、さりげないメロですね。このシングルはその特徴がよく出ています。  (Kama, 04/11/2000)

Aphrodite : Project 1 - Dojo/Acid Junky (Aphrodite : APH 32)
遅ればせながら、Project 1も無事購入。こちらは若干テク風味が入っています。最近のTribe/Urban Takeoverに見られる、Acid Stepとでもいいますか、Tech Jump Upといいますか。悪くいえば地味、良くいえばぜい肉のないシンプルな音。どちらかと言えばタイトル通 りの音が心地いいBのほうが好きです。  (Kama, 04/11/2000)

Aphrodite : Woman That Rolls EP (V2/Gee Street : 63881-33586-1)
こうやってアフロのアメ盤を手に取ると、やはり我々バカJump Upperはなんとも言えない感慨を覚えます。これはアルバムのシングルカットのようです。気になるコンテンツのほうは、サービス精神旺盛なアフロのこと、ちゃんとやってくれてます。"BM Funkster"のJungle Brothersのラップをフィーチャーしたミックスでバッチリきめてくれてます。ドラムンのアメリカへの本格進出は、アフロとロニ、Hype、POTらJump Up勢がカギを握っていると思うのはボクだけではないはず。めざせ夢のマドンナリミクス!アフロなら必ずやってくれると信じてます。   (kama, 04/07/2000)

Aquasky : Airforce/Galaxies (Double Zero : DZ 004)
Aquasky、メッチャ久しぶりに買いました。以前はMoving Shadowで美しいアートコアを聴かせてくれてましたが、いつの間にかどえりゃあサイバーな音になってます。やっぱ流行には乗っからないとね(笑)。Double ZeroはEmotifの傘下と判明。なるほどな音です。硬いビートにサイバーなベース。シンプルな構成。Emotif、なかなか好調です。中間のCaused 4 Concern風なシンセも○。   (Kama, 09/30/2000)

AST : Superstar/Pathfinder (Liquid Sky : JSK 146)
ブラックじゃないラップがまたイカス、バウンシーなトラック。キックは今時珍しいthinkネタオンリー。裏面 はMacユーザにはツライタイトル。クラップを使うあたりはJungle Skyならでは。後半はやけくそな乱れ打ちです。   (kama, 1999/11/18)

Azymuth : Laranjeiras (Flytronix Remix) (Far Out : FAR 020)
Azymuthって人はよく知らないのですが、FlytronixのRemixだったので買いました。Aは、ボクにはちょっとソフトすぎなJazz Step。BはダウンビートのMix。キックの手数が多いです。ジャズ系が好きな人にはフィットするかと思います。   (Kama, 08/22/2000)

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■B

Babylonian : Ecripse/Zulu (Smokers Inc. : SINC 1237)
Smokers Incの中でもBabylonianはかなり好き。Aはビートの運びがなめらかで、スルスルっと体に入ってきます。AAは逆にガシガシのドラムが強烈。このレーベルのトラックは、どれもその名の通 りどことなく煙たくて、ついハマってしまいます。   (kama, 03/06/2000)

Bad Company : Digital Nation (BC : BCRUKLP 01)
ついに出たバドカンのNEW ALBUM。先行EPはアンセムになりましたが、これ、さらにスゴイことになってます。 まずAですでに仰天。ビートは今までのファンキーなバドカンノリながら、シンセの使いはテクノさながらのピコピコ。目の覚める思いですよこれ。全く新しいドラムンベースです。Bは軽く歌ネタにも挑戦、ブレイクからのキラーベースにヤラレっぱなし。不穏なシンセも効果抜群。以降も一貫してテクノ色がバーンと出ています。と言ってもバドカンの持ち味のフィジカルさは相変わらず。やっぱり2001年もバドカンがシーンを引っ張っていくことになるでしょう。   (Kama, 12/16/2000)

Bad Company : Coma/Spraycan (DSC14 : DSC14003)
えーと、ここはTraceのレーベルだったかな。今回のバドカンも結構キてます。A面のキック強烈スギ!うなり系チョッパーベースもシブイす。これも高い確率でアンセム候補と思われます。しかしバドカンって、いつも独特なハネノリ感があってすぐわかる。まもなく来るはずのアルバムも楽しみ。   (kama, 11/03/2000)

Bad Company : Digital Nation Album Sampler - Flashback(Tumpa)/Spacewalk (Unknown Label : BCRUKLPS 001)
ユーロビート前の80年代風シンセで始まるイントロには仰天。でも本題に入るとTrace並みのメタリックなローリンビーツ、持ちネタのうねるベース。てめーら死ぬ まで踊らんかい!と言わんばかりの超ド級ハイテンションなキラーチューンです。裏面 はこれまで通りの音。控えめにトライバルビーツも入ってます。ところでまたアルバム出るんですね。うれしいやら悲しいやら。金ないし。   (Kama, 09/03/2000)

Bad Company : Inside The Machine (Bad Company : VDBCRLP 001)
2000年上四半期でこれほど待たれたアルバムはないでしょう。ついに出たバドカンのアルバム。しかもこれCDは出ていないらしく、アナログ5枚組を買うしかないんでしょうか。しかもこれ、全部新録ですから、フロアで盛り上がった数々のヒット曲が好きな人は買うしかないです。AはTraceとの共作で、Cause 4 ConcernのPerspective2番に似た激しいトラック。Bのミステリアスな旋律はコウモリの飛び交う中世の古城て感じ。+低周波ベース。Pulseに近い音。Eは爆裂キックにやられること必至。フロアでかかるとすれば、Aかこれかな?Gもいい感じ。ああもういいや、今のドラムンが好きって人はとりあえず絶対買って下さい。  (Kama, 05/04/2000)

Bandido : Pussywhip/Triffids (Saigon : SAG 018)
ここもRyme Tymeのブレイク以来、ますます目が離せなくなりました。サイバー系の中でも特にそのシンプルさが際だってますが、今回もヌキの展開を聴かせてくれてます。クリアで硬いビートはここの特徴。ピッチが速いのは流行りか。Matrixとか好きな人にはタマラナイと思います、この音。   (Kama, 09/30/2000)

Bay B Kane : Let Me Go/Unfolding Perspective (Whitehouse : WYHS 033)
さて、今月の旧盤シリーズ。なんとWhitehouseを4枚ゲット!けだるい感じの歌ネタにバウンシーでラウドなベース、立ちくらみがした時みたいなフラフラアーメンビーツのA。幻想的なピコピコシンセが耳に残るB、こちらは後半に訪れるブレイクが超感動的。チープなサンプリングでもこれほど人の心を揺さぶることができるんですね。Hornさん@LPU Storeに感謝。   (Kama, 08/22/2000)

BbB & DJ Dextrous : Dexterity (Renk : 12RENK T62)
またもやRenkをゲット!これはジャジーでポップなジャングルです。アートコア勢やT-Powerなどともまた違う、いい味出してます。エロなラッパが大活躍。大っ嫌いな人もいるでしょうけど、これはこれでアリですよ。音は抜群にいいのでフロアでも使えそうだし。でもどちらかと言うと、明け方のチルアウト向けになるかも。ここ、もっと初期が聴きたいな〜。   (kama, 11/11/2000)

Bikey &Desi : Beretta/Liquid (Kus : KUS 12)
こちらはKUSの旧盤。尺八の音で始まるイントロにはオッと思わされました。ネタはともかく、ブレイクビーツがスルスルっと体に入ってきて、キモチイイです。裏面 も同様。一見粗削りな感じがしますが、でも実はすごく丁寧に作り込んでいると思いました。今回だけはアーメンはおあずけ(笑)。   (Kama, 08/22/2000)

Bio Stepperz : Digifa (Degikabo : DKCAB 101)
Biostepperzことe-kutaさんから送っていただきました。感謝です。大阪のレーベル発、頼もしいことです。音の方はというと、ダークな雰囲気が漂うHard Stepって感じになってます。AのDigifaは、中間に突然襲ってくるAMENビートにハッと目を覚まされるトラック。ただ残念なのが、高音と低音が離れすぎていて、音に隙間があるということでしょうか。丁寧に作り込まれているんですけどね。しかし、アーメンがお好きなようで(笑)。今後のリリースも追っかけたいと思ってます。頑張ってください!   (Kama, 01/06/2001)

Bizzy B : Week End/Total Amnesia (Big City : BC 007)
バカ教教祖様・Bizzy Bの1993年リリース。今の音からは想像できないようなキラメキサウンドで、ちょっと意外。でもアーメンはキッチリ。派手さは当時からのものみたい。Bはほのかにダブ風味のジャングル。この時はまだPugwashと出会ってなかったのかな?   (kama, 06/21/2000)

Bizzy B + Equinox : The Brain Crew EP (Brain : DOPE 16)
伝説のBrain盤をゲット!A1のタイトル"The Brain Records Crew"にはウケた。まるっきりアートコアな上ネタにもビックリしました。A2は美しい上ネタながらも、後半はアーメン乱れ打ち。裏面 も、さらに派手になっていきます。このレーベルもっと欲しい〜。このころのジャングルって、ブレイクビーツの素材の音を生かしているって感じがして好きです。   (kama, 06/21/2000)

Black Ice : Men From Uncle (Original Mix/Shive Mix) (Blaze : BLAZE 2)
詳細は分かりません。聴いた感触が良かったので買いました。スパイ風な(007かも)ホーンネタを採り入れるも、Jokerのようにハッチャケすぎず、Peshayのように落ちつきすぎず、ほどほどの元気良さが好印象。裏のミックスも軽やかなローリンビーツでかなりイイです。欲を言えばもうちょっと音圧が欲しかった。   (kama, 04/07/2000)

Boogie Times Tribe : Dark Stranger (Original 12" Mix/Origin Unknown Remix) (Suburban Base : SBP 027)
今月のSubBase再発シリーズ1発目。これはQ-BassとD'Cruzeのユニットです。当時を体験していないボクなんかが思い描く、いかにもSuburbanっぽいっていうのがこういう音でしょうか。晴れた日に、山奥深い湖の水面 に映る光のようにキラキラした上ネタ、煙たいバウンシービート。Origin Unknown Mixはすでにオリジナルより重い!今この時代にRAMがこの頃の音に戻っていったら、絶対的に支持するのにな。ついでにSubBaseも。再発もいいけど新譜出そうよ。所詮かなわぬ 夢か・・・。   (kama, 04/07/2000)

Breakbeat Era : Bullit Proof (MC Cole Remix/UNKLE Remix)/Terrible Funk (Krust Remix) (XL : XLT 115)
アルバムは買ったもののあまり聴いてませんでしたが・・・。で、Bullit Proofの2ミックスはどちらもダウンテンポですが、ともに違和感ありません。MC Cole Mixは右肩上がりのベースがグイッと腹にキマル。全体的にはボーカルを前面 に出したミックス。UNKLE Mixのほうもいい感じ。久々にこの人の制作物を聴きましたが、全然変わってないみたい。こもったビートがシブイです。ジェームス・ラヴェルってギターの音が好きみたい。後半はほとんどビートルズ。これはロックですね。そして盤を裏返すと、あぁ、ボクはやっぱステッパー!Krust Mixはあちこちでスピンされるでトラックでしょうよ、これは。さすがブリストルのブーツィ・コリンズ、ベースが・・・。   (kama, 03/06/2000)

Bug Nyne : Sign Off/Prodigal Son (Reinforced : RIVET 149)
相変わらず好調なReinforced。これもNew Comerでしょうか?イントロではおもしろいアーメン使いをしてます。そしてメインでは、荒々しいローリンビーツに強烈なベース+ユニゾるサイバーシンセ。これもノリはオールドスクールですね、まぎれもなく。裏面はTrace風なローリンビーツですが、明らかに質感は違って、どちらかというとTotal Scienceあたりに通じる空気。こういうReinforcedは大いに応援いたします。   (Kama, 12/02/2000)

Bullet Proof : Not Human/Echolon (Perspective : PR005)
おそらくC4Cのレーベルであろう、Perspective。ここの特徴はシンプルなサイバーだと思いますが、これもそういう感じ。Liftinあたりから出てもおかしくない音です。ちょっと音圧が足りないかも。裏面はひと頃のOpticalみたいな、変なビートです。最近こういうのをあんまり聴いてなかったのでおもしろかったです。ただし、フロアでこれでは混乱すると思います(笑)。   (kama, 11/03/2000)

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■C

Cause 4 Concern : Just Cause EP (Cause 4 Concern : C4C 004)
わがアニキ・エラグルさんの通販に同梱してもらった1枚。これまた強烈!バドカンあたりと比較されやすい音ですが、こちらはもうちょっとサイバーで縦ノリ度が高いです。まずこのキックの圧にヤラレますよ。昨年始めにボクがC4Cは今年クル、とブチ上げた割にはあまり冴えなかったのですが、こういうのをどんどん作ってくれたらこの先安心。この調子で攻めまくってもらいたいものです。ボクは断然Bを使う。   (Kama, 01/28/2001)

Cause 4 Concern : Projection/Delirium (Perspective : PRO 003)
さて、今旬を迎えつつあるCause 4 Concern。リミクスの仕事もぼちぼち入りはじめ、いよいよの感がありますが、このシングルはどう評価すべきか。これは前回のPerspectiveというよりはC4C盤に近いですね。前回のようにド派手ではなく、バドカンをよりシンプルにした感じです。個人的には前回のローリンビーツを踏襲してほしかった気はしますが、その辺は好みということで。  (Kama, 04/11/2000)

Cause 4 Concern : Infectious/Epox (Cause 4 Concern : C4C 002)
前回PerspectiveからのEPを紹介しましたが、自身のレーベルからのこれはマジでやばそう。雑誌のレビューにもガンガン載ってたし、DMRの解説でも、UKのトップDJ達もヘビープレイと大絶賛でした。感触としては、個人的にはBad Companyに非常に近いと思いました。クリアでタイトかつヘビーなビートといえば想像できると思います。「この手のものはもういらん」と言う声もチラホラ?しかしこちらはバドカンほど煽る感じはなく、淡々とした展開でフロア映えするトラックかと思います。なんかボクは昨年のバドカンの"Nine"が出た時と同じような胸騒ぎがしてます。よって、2000年のキーパーソンに決定!先物買いのあなた、早く買いに行かないとなくなっちゃいますよ。   (kama, 04/07/2000)

'Cause 4 Concern : Cerberus/Hades (Perspective : PR 002)
ようこそ、アーメンワールドへ。で、こちらのアーメンはEasyに近いです。目立ったフィルインもなく、ひたすらアーメンのループ。ベースも頭にボーンと一発かますだけのシンプルな構成。裏面 も手数の多いドラムでボク好み。これから注目してみます。   (kama, 03/06/2000)

Cold Fusion : All Steppaz Out/Flood (DJ Sky Dub) (Fireclown : FIRE 002)
まず曲のタイトルにひかれましたね。しかしイントロはアートコア風で?となりますが、メインにはいると結構Tek系ベースが攻めてくるので意外でした。裏はこれまた古めな感じ。木琴系の上ネタ、Super Sharp Shooter風なチープシンセもさることながら、ブレイクビートやベースの扱いも今っぽくないですが、新鮮でなかなか良かったです。   (kama, 03/06/2000)

Concept 2 : No Mistake/Unlock The Secrets (RAM : RAMM 19)
RAMもちょくちょく再プレスが出てくるので目が離せないですね。この辺は今のRAMの音に固まっていく頃の音でしょうか。タイトで太いビートに絡むチキチキハイハット、クセになりますな〜。上モノも極力そぎ落とし、シンプルなトラックになってます。裏もシブイ!中音域でコキンコキン鳴るキックにスルスルっと入ってくる多彩 な定番ビーツ、やっぱRAM最高!カッコよすぎ。   (Kama, 09/03/2000)

Cracklabcalifornia : B-Boy 3000 (Aka R.A.W)/Oscar Da' Grouch (N2O : N2O 002)
LAのジャングリスト。ビートはJump Up系、ベース+上ネタはちょっぴりサイバー。紛れもないUS縦ノリの音です。裏はAphrodite"Rinsing Quince"、Nightmares On Wax"Nights Introlude"でもおなじみQuincy Jonesネタ。アフロとはまた違ったアプローチで、楽しく聴けました。BPMは抑え気味。N2Oのラベルは日本の女子高生のパンチラ写 真。ステッカー欲しいっ!   (kama, 07/01/2000)

Cybin : Roller (Ray Keith Remix)/Syphon (Emcee : EMCEE 003)
うわぁ、こりゃ聴く前からすでにスゴイRemix。オリジナルのド派手アーメンに頭上を通過していくようなサイバーベースを、RK+Nookieがどう料理したか?リバーブのかかったビートをおり混ぜてRK色をささやかに主張してます。シンプルなオリジナルに対してアーメンを入れたり抜いたりと、忙しい展開になってます。裏面も疾走感あふれる好トラック。でも、いつになったらGQのシャベクリが聴けるのかしら。トラックには入れるつもりはないのかなぁ。   (kama, 11/03/2000)

Cybin/Grafik : Lawnmower/Predator (Emcee : EMCEE 002)
これも個人的に待っていたリリース。これも前回ド派手だっただけに、これからどうなるか気になっていたんですが、こちらもバドカン風+若干Jump Upになっています。やっぱり今のシーンの中心はバドカンなんだなとつくづく思わされる1枚です。これからはGQのMCを入れてほしいです。  (Kama, 04/11/2000)

Cybin : Roller/Unhuman Spy (Emcee : EMCEE 001)
やっと手に入れました(Thanks to Pharmakonくん!)。話題になったMC GQの新レーベル、Emceeの第一弾。これは強烈!RAMっぽい歪んだベースに乗っかるアーメンビート。こういうの待ってました。   (kama, 11/23/1999)

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■D

D-Vision : I Am The Future/Scientific Advancement (Tribe : TRIBE 011)
今やJump Up系では必須のTribe。何種類ものビートが入れ替わる、めまぐるしい展開のA。派手なホーンで始まる、図太いベースが利いたB。両面 とも、やはりイントロはきっちりキメてます。   (kama, 11/23/1999)

D8A : Technique (Mulder remix)/Cartman's Kick Ass (Ruff Beats remix) (Tribe : TRIBE 014)
月刊Tribeみたいになってて申し訳ないです。こういう音が結構少なくて、Tribeに頼らざるを得ないのが現状で。ここの芸風もすっかりTech Jump Upになりました。中でもMulderとD8AはUrban Takeoverビーツをきっちり受け継いでおり、ボクとしては安心して聴けます。   (kama, 02/17/2000)

D8A : TDS 1/Cutting & Scratching (Tribe : TRIBE 012)
前回、Tribe7番でド派手なトラックを披露したD8A。今回は近未来的な雰囲気。ビートはいつも通 りだが、ピュンピュン鳴るシンセがカッコイイ。裏面はいつも通りでひと安心。コスリ音とラッパはお約束。こちらでもなんかピュンピュン鳴ってます。しかしこのレーベル、ほんとにブリストル?   (kama, 12/08/1999)

Dagga : Warriors/Watch Me (Tribe : TRIBE 019)
ここのところ方向転換著しいTribeから。って、このDaggaって人はのちにProtocolからも出した人?音はJump Upっぽさも残しつつブリストルなベースも併せ持ち、さらに今どきな雰囲気も押さえているという、オトクなトラック。普通に聴けばなんてことはないけど、ドラムンベースの中でも細分化が進む昨今、こういうどれにも当てはまるトラックって結構貴重だと思います。Tribeも方向は変わってきてますが、まだまだチェックが必要ですぞ。   (Kama, 12/02/2000)

Danny Breaks : You Ain't Down/Science Fu Beats (Part 1/Part 2) (Universal Language : EV 0081)
これは中古屋で購入。A面はお得意パターン。Dillinjaとは全く違う個性を見せる、割れんばかりのブレイクビーツに、ダークなウッドベース。深海のあぶくのような効果音。テンポを落としたコワレビートで締め。裏面はダウンビート。すぐにDannyと分かるカキンカキンビートと深いリバーブがかかったホラーベース。33回転でブロークンビーツ、45回転で2Stepとしてイケルかも。   (kama, 11/03/2000)

Danny Breaks : Music For Martians And Other Extra Terrestrials (True Playaz : TPR 12028)
おおっ!TPMがすばらしいコーディネートをしてくれました。これまでにもNut NutやSpecial Kがリリースしてるし考えられなくはなかったのですが、実現するとやっぱウレシイもんです。そしてそれに応えるべく、いい仕事してます。Aはラウンジステップとでも名付けましょうか。憂いを帯びた鉄琴ネタ。こういう雰囲気は彼のトラックでしか聴けません。ダウンビート率も高いですが、それにしてもSide 4の3曲、ヤバイです。ドラムンの人のダウンビートモノはあんまり面白くないのが定説(スイマセン、個人的に)ですが、Dannyのはマジでヤラレます。ネタのセンスは言うまでもなく、きっちりヌいてくるビート、安心して聴けます。これはアナログよりはCDで一気に聴きたいところですね。しかしDanny Breaks、毎回ジャケシブすぎ。初めて見る人は絶対ドラムンとは思わないでしょう。   (kama, 11/03/2000)

Danny Breaks : From Beyond Infinity (Droppin' Science : DS 025)
出ましたブレイクビートの魔術師のダブルパック第2弾!しかしこの人ほど過小評価されている人はいないでしょう。小さく取り上げられることはあっても、大きい扱いには決してならないのは何とも無念。ドラムンにとどまらずアブストラクト系の人からも支持される音だと思いますが。もちろんダウンビート率が高いからじゃないですよ。ローリンビートはラウドに。上ネタは繊細に。実に絶妙なバランスです。前回のMatrixとは全く別 の角度からとらえた空間職人。上の丸の色は全く意味なし。ジャンル分け不可能。どこにも当てはまるし、また当てはまらない。あるいは、これはダブとは言いませんか?>管理人様   (kama, 04/07/2000)

Danny Byrd : The Strutt/Walk Tall (Tribe : TRIBE 017)
Danny Byrdなる人はPeshayとレコ屋に書いてあったが、これは本当か!?Tribeの中にいて、あまりに違和感がなさすぎる!ホーンセクションやオルガンのネタ使いはいつも通 りでも、ビートをTribe用に変えただけでこうも印象が変わるとは、不思議なものです。裏面 もファンキーなネタがJump Upっぽい、そそられるトラック。しかし、Danny Byrdって名前がシブスギ。   (Kama, 08/22/2000)

Danny Byrd : Manhattan (Piccasso : PICC 008)
偶然にもPiccassoのプロモを発見、即買いでした。これもDanny Byrdだとは思いもよらず。上のTribeと同じ路線です。Jazz Jump Upですね。こちらのウッドベースはよりモコモコした質感がシブイです。裏面 はこのレーベルっぽいツッカツッカツッというビート。こちらも、自分とこのやつほど派手なネタ使いじゃないのがいいです。Danny Byrd、個人的にはかなり惚れた!   (Kama, 08/22/2000)

Dark Soldier : Universal Wars (Dread : DREAD 29)
昔からやってることが全く変わらないRay Keithアニキ。ホントに慕うべきBrotherです。名義が変わろうと、音は変わらないのだから。ファンク、アーメン、ローリンビーツ、ダーク。みんな昔っからやってることなのです。ここに来て"Terrorist"が脚光を浴びているけど、長年自分の音を守り続けてきたたまものではないかと思います。さらに、Junglism復権の兆しも、RKアニキの頑張りに依るところも多分にあると思います。ボクは一度もアニキを裏切ったことはナイですぞ!   (Kama, 01/06/2001)

Dazee/Felony : Propoganda/Momentum (Ruffneck Ting : RNT 015)
Technical Itch、Breakbeat Cultureとの5-Times軍団、寡作でおなじみのRuffneck Tingですが、今回初購入してみました。ブリストルという土がそうしたのか、ファットな音で、ベースもDecoderあたりに通 じる部分があります。ちなみにDazeeはとってもセクシーなお姉様。どなたか日本に呼んで下さい!   (kama, 02/17/2000)

Decay : Think About It/L.O.N.D.O.N (Influential : INFL 017)
JokerやUrban Takeoverとはひと味違うバカトラックを提供してくれるInfluential。今回も路線を脱せず、程良いネタ使いで聴かせてくれます。もっと注目されてもいいと思うのですが。ド派手な大ネタがないからでしょうか。   (kama, 1999/11/18)

Decoder : Tag/Turnover (Hard Leaders : HL 44)
Hard Leadersからは久々のDecoder。Peshayのエンジニアとしても有名ですが、彼らのトラックはまた別 の味があって個人的に好きです。Aは標準的なテクステップって感じですが、アーメンマニアに限って言えば、今回はB。クソ強烈なアーメンビート。Decoderでもこんなのアリなんだ〜と思って、うれしくなりました。これにお得意のジャズベースを混ぜてくれたら面 白いのにと、今後を期待させる1枚です。  (Kama, 05/04/2000)

Decoder : Dimention/Fallen (31 Records : 31R 008)
どこから出してもDecoderはやっぱりDecoderの音です。Aは硬いウッドベースの音が冷たく響くが、ネタものっぽい感じは全くない。Bは少しチキチキ言ってます。展開もひたすらシンプルで、使いやすそう。しつこく繰り返すベースのフレーズが耳に残る。   (kama, 02/17/2000)

Deejay Tee Bone : Down Wid Da Funk Remix/All Means (Riddim Track : RIDT 007)
Tee BoneのRiddim Trackからリリース!って、あれ?これ番号古いけど、再発なの?DMRになにげに置いてあったけど。マズイですよこれ!完全に時代に逆行するこの音、ボクは全面的に支持します。ガシガシな重いビートが常識な今、これほどしなやか(by 田中康夫知事)で肉体的な音を、再発であってもこのご時世に出すなんて!でも今の音を否定するわけではないですよ。RAMもバドカンも好きだし。時代遅れであっても自分の音を守り続ける姿勢を評価したいんです。いろんな音があるとやっぱシーンも面白いしね。ガンバレ、ジャングル+ジャンプアップ!   (kama, 11/03/2000)

Denz & Tribalist : Contra Flow/Corporate Monday (Reinforced : RIVET 148)
さらにReinforced。ここらの空気もTotal Scienceと同じ。オールドスクールな味です。この辺、好きな人にはタマラナイ音だと思います。裏面はラガMCも登場し、一気に盛り上がります。この辺、まさしく今の空気。イイ時代になったものです。最近のReinforcedは、くどいけど全買いをおすすめします。   (Kama, 12/02/2000)

Devine Styler : Directrix (Mo Wax : MWR 125)
MoWaxのドラムンミックスシリーズ、今回はOptical。抽象系ヒップホップの元トラックは、逆回しキックが強烈。セルフミックスの硬質ビートもいい感じ。次のIndopepsychicsはKenseiの別 名だそうで。繊細なミックスになってます。あとDem 2による2 Step Mix。で肝心のOptical Mix、キマってます。MC使いもバッチリ。OpticalがMCネタ?と言う方もいると思いますが、もともと彼はキック+スネアの音色一発で決めるシンプルな作風だけに、全く違和感がありません。つうかこれを機にもっとMC入れてってほしいくらいです。  (Kama, 08/22/2000)

Die : Jitta Bug/Running out (Full Cycle : FCY 025)
また来ましたよ、スゴイのが。最近軍団絶好調ですね。AはDieらしからぬ 図太いビートにちょっぴりメロウなダブルベース。個人的には前回のシングルよりはこっちの方が好きです。軍団一繊細派のDieのトラックは、頭脳と肉体のバランスがほどよいところがいいですね。   (kama, 06/03/2000)

Die : Drop Bear/Poison Ivy (Fullcycle : FCY 021)
またまたすごいトラックを。Shy FX"Bambaata"に対する彼なりの回答とも言える、会心作。シンプルながらも音の空間に注意を払う繊細さがDieの作風。でも皆がこぞって回すのは、フロアで聴かれることを考えたDieの計算なのか?そろそろアルバムなんて考えてないのかな。ボクは待ってます。   (kama, 12/27/1999)

Digital + Spirit : Cool Out EP (Phantom Audio : PHUD 002)
そして、今最も熱いProducerの一人、Digitalの登場。AではいきなりLynnビートで燃え上がり、そのままDigitalワールドに連れて行かれます。ボーンと鳴るジャングルっぽいベース主体の音。オールドスクール復権。スバラシイ!Jungle/Drumnbassもいよいよ過渡期に突入の予感。今年はさらに新しい展開があるのではと、個人的にすごくワクワクしてます。この高ぶり、みんなで共有したいですよ、マジで!   (Kama, 12/16/2000)

Digital : Nasty Dread/Rockers (Reinforced : RIVET 137)
最近好調なDigital、今回はReinforcedから。ここのEP久々に買いました。Aは「らしい」音。Digitalらしいし、Reinforcedらしい音でもあります。ミニマルでエクスペリメンタルなビート。こういう音は長らく聴いてなかったので、個人的にはすごく新鮮でした。そしてBはお約束のローリンビーツ!!シンプル+ファット、かつほんのりダビーが高得点。   (kama, 07/01/2000)

Digital : Eaze Off/Wize Men (Chronic : CHR 15)
今月のChronicはなんとDigital。これはテンション高いです。ボクは思わずTrue Playazを連想してしまいました。アーメンの使い方はZincに近い手法。表がフロア寄りならば、裏面 はこれまでのDigitalっぽい、ミニマルな実験トラックでした。   (kama, 06/03/2000)

Digiteq : Xanadu/Your Own Voice (Beeswax : BWA 08)
Jokerのサブ、Beeswaxから久々の登場。こちらはダークで骨太なイメージが強いですが、今回も歪みきったベースが強烈。Jokerを回すのに抵抗がある人は、これくらいならちょうどいいかな?裏面 はイントロのラッパが耳に残ります。   (kama, 12/08/1999)

Dillinja & Lemon D : D Type (Capone)/That Amen Trk !! (???)/Organik Funk (Dillinja Mix)/Save My Life (Lemon D Mix) (Valve : VLV 003)
3年の時を経てリリースされた2番を逃してしまったボクですが、これはレコ屋で見て即Get。Capone名義のDillinjaのAはRPGでいうと洞窟のステージって感じのネタがステキです。問題はBですよ。クレジットには???と書いてありながら、Souljah a.k.a. Lemon Dファンなら一発で分かる、"Fade 2 Black"の新Mix。ボクも今聴きながら取り乱しそうなくらいヤバスギトラックです。こういう形で出るとは思っていなかったので、ホントにウレシイです。CのTest盤のRemixとかもあるけど、Bには負けますよ。  (Kama, 05/04/2000)

Direct Drive : Play You A Song/Verbal Assault (Direct Drive Recordings : DDV 001)
新レーベルラッシュの昨今ですが、またもや新レーベル。資料は全くありません。バカファンの心をつかむのはAA。JokerとUrban Takeoverのおいしいところだけをいただいた感じのインチキトラック。   (kama, 1999/11/18)

DJ Ascend & JB : As Here We Go/Ladies & Gentleman (Back 2 Basics : B2B 12053)
B2Bの偉大なる2組による旧盤。Aは憂いを帯びたピアノのイントロから、B2Bらしいフットワークの軽いローリンビーツ。またラップにラッパにと、ある意味ではJump Upが最もJump Upらしかった頃の音。裏面も、ベースラインのバカさはJokerにひけを取りません。280円で購入。   (Kama, 09/03/2000)

DJ Crystal : (Unknown Track) (Ibiza : IR 50)
これまた珍品をゲット!ジャングルの名門、Ibizaの1枚。ちょっと悲しげな上モノにアーメン乱れうちの、熱くてトライバルなトラック。裏面はバウンシーなビート+アーメン。セクシーなサックスとヴォーカルネタもステキです。そして、薄っぺらい音の悪さも味のうち。こういうのは大バコで盛り上がりたいものですが。まあ無理でしょう。 笑)  (kama, 11/11/2000)

DJ Dagga : Life System/Home Run (Protocol : PTL 012)
こないだtribeからも出したDagga、今度はProtocolから。こちらはこちらの流儀に従って、タイト&ソリッドなビートを心がけてます。しかし、このパタパタキックは強烈。BPM+6くらいでブッ飛ばしたいですね。ブリストルのニューホープ、これからも注目。   (Kama, 12/16/2000)

DJ Dara : Possession/Duplicity (Klute rmx) (Breakbeats Science : BBSCI 003)
満を持しての登場のDJ Dara、注目のBreakbeat Scienceから。ミイイイイ〜と歌うボーカルのネタが印象的な、サイバートラック。これはアンセム候補か!?裏はPhantasyっぽい、シンプルで隙間がありながらも疾走感あふれるトラック。ここまで来ちゃうと、USを無視しているアナタ、取り残されますぞ!   (Kama, 09/30/2000)

DJ Fokus : Vexxed/Chill Out (Unknown Label : PCS 002)
Dee JayやLucky Spinから数々のリリースがあると聞くFokus。別名義ではVoyagerがあるようです。これはレーベルは分かりませんが、95年くらいかなと思います。サイレン、スクラッチ、ちょっと怖いハードコアなシンセ。そして太めなアーメン。派手好きのボクも大満足。この人は今はなにしてるんだろう?ご存じの方教えて下さい。   (kama, 06/21/2000)

DJ Fuse : Spike/Pupil Dilation (Espionage : ESP 003)
まずラベルに描かれたトレンチコートに帽子の男にやられて買いました。でも中音域に意識的に隙間を作ったあたりは、はっきり言って今っぽくはないです。でも、控えめに鳴る金物系のSEや、スコーンと抜けるメタリックなスネアがいい感じです。このストイックな作りがラベルの絵とピッタリ合っていて、結構気に入りました。   (kama, 02/17/2000)

DJ Hazard : Year 2000/Jayden (Promo : 12PROMO 30)
Back 2 Basicsの姉妹レーベル、Promo。恥ずかしながら、初購入。ピチカートが印象的なイントロから打って変わって、倍音が利いたファットなベースラインのメインに突入すると、自然と足がステップを・・・。   (kama, 1999/11/18)

DJ Hiroshi : (Unknown Title Mix CD) (Unknown Label : ?)
Mutant@OsakaにてDJ HiroshiのMix CDを2枚ゲット。SOCのブックレットフライヤの表紙がジャケになっていたほうがこっち。こちらはもろフロア仕様なチョイス。フルテンションなトラックがズラリで、おなかいっぱい今のドラムンを楽しめます。これをフルボリュームでかければ、SOCの雰囲気が出ますよ。彼のプレイは今っぽい感じですがすごく個性的で、パーカッシヴなスネアで攻めまくるプレイが特徴。でもこうやって家でじっくり聴いてみると、実はHiroshi氏、結構メロディアスなものが好きなんだな〜と思いました。いやはや、大阪の最もアツイところを感じとれるCDでした。リスペクトしてます、クルーの皆さん。   (Kama, 01/06/2001)

DJ Hiroshi : (Unknown Title Mix CD) (Unknown Label : ?)
そしてこちらはDJ Hiroshi Mix CDの2枚目。SOCブックレットフライヤを裏返してジャケにしている方です。こちらは、よりジャズ/インテリジェンスな内容。ボクのようなひたすら踊りまくるバカな人種にとっては、テンション的に若干物足りないですが、家で聴くこの1時間は、アッという間に過ぎていきます。流れもスムーズで、スルッと耳に入ってきます。Steppersにとっては、心地いいBGM。ホームリスニングとしては最適です。Mutantでは今後もMix CDなどをどんどんリリースしていくとのことなので、非常に楽しみです。   (Kama, 01/06/2001)

DJ Hype & Ganja Max : Pum Pum Mus Smoke Ganja/Rinse Out (Ganja : GAN 008)
スイマセン、わたくしTPM世代、Ganjaは後追いなもので、こんなの今頃買いました。でも、Hypeがこんなに露骨にアーメンを使うの、初めて聴くかも。ちょっと新鮮です。あ、そういやBeastiesのRMXで使ってたわ。しかし、ジャングルいいですな〜!トラックは、楽しいのが一番!ダークなのもボクは好きですが、こういうのは素直に楽しめます。裏面 はFatsによる渋いラガMC。そして当時のHypeらしいトラック。スバラシイです。  (Kama, 09/30/2000)

DJ Jo-S : Desire/Beehive (Pulsecode) (Rawkus : RKT 286)
おお、ちょっと久々ではないですか、Rawkus!しかもいつも通りの縦ノリパターンで攻めてくれてますよ。音はちょっとこもり気味だけど、そこがまた煙さを演出してるのかな?パターンはすごく今っぽいです。   (Kama, 01/06/2001)

DJ Kalm : Closerange/The Flashlight (Central Intelligence : INTEL 001)
謎のニューカマー。ここはFederationがらみのレーベルらしいです。でDJ Kalm。このベースの音、狂ってます。どう作ったらこういう音になるの?とりあえずは今のツッコミ系な音。ビートもクリアで良し。ここはしばらく注目する必要がありそう。   (Kama, 01/06/2001)

DJ Monita & DJ Monk : Dark And Delight E.P. (Skeleton : SKEL 006)
盤に93と彫ってあったので、これは93年ものと考えていいのかな?音を聴いた感じでは93年で合ってそうな。A2のピッチが高いボーカルネタはハピコア系。裏面 はヤバイ。ダークメロウな上ネタもいいけど、ボクが思うハードコアなブレイクビーツってこういう感じかな。ちょっと遅いのがツライけど。   (kama, 06/21/2000)

DJ Patience : Falling Down/Vortex (Influential : INFL 014)
これまた280円の旧盤。雰囲気はAphroditeに近いですね、この音。イントロのかけ声ラップから、メインはサイバーなベースにちょっとダブしてるスネア。でも展開は王道Jump Up。サイプレスヒルっぽいホラーなラッパもいい感じ。裏面もピュンピュン飛びまくるサイバーなベースがカッコイイです。   (Kama, 09/03/2000)

DJ Phantasy : Atmosphere 2000/Bana Ca Pasa (Easy : EASYDJ 019)
個人的にはお待ちかねのPhantasy。表面はRAMのピッチが上がったようなトラックです。でもビートのキレの良さとミニマルな展開はPhantasyならではの音。前面 に配置されたビートをお楽しみ下さい。裏面はお家芸炸裂の音!!控えめなラッパのネタを採用しながら、シンプルでタイトな縦ノリトラックを展開しています。これこそがPhantasyの音。いつの日か来日することを待ってます。そしてEasyも今後大注目ですぞ!   (Kama, 09/30/2000)

DJ Phantasy & DJ Probe : Orders (DJ Reality Remix) (Easy : EASYDJ 15)
AはすっかりReality色です。硬く重いキック。ベースや上ネタの感触はRAMあたりにも通 じます。AAは低い方でしっかり8ビートを刻み、高い方ではアーメン。DreadやDillinjaとはまたひと味違う乗せ方で、こちらはひたすらタイト&ソリッド。   (kama, 1999/11/18)

DJ Rap + Kenny Ken : Brave New World - Spiritual Aura (Remix)/Strength (Solar : ITU S1)
こちらも今さらながらの入手。今回、US盤発売ということで購入。こんなにシブイ音とはつゆ知らず、見逃してました。イントロの透明なギターと女性ボーカル(Rap姉?)にまず心を奪われます。しかしメインに入るとガシガシのサイバー。圧倒的な迫力と繊細さが同居してます。しかしこういうUS発売はうれしいですな。US+UK、ガンバレ!そして我らがジャパンも金メダルをば!   (Kama, 09/30/2000)

DJ Red : Everything Has Changed/Paradise (True Playaz : TPR 12029)
おおっ、こういう取り合わせもありましたね。Ganja Kru周辺のゲスト招聘は活発で、次は誰なのか毎回楽しみ。で、Redですが、この名前でのリリース自体がが久々ですよね。さすがTOVのリーダー、いい音を作ってきてます。今どきなテンションを満喫できます。   (Kama, 01/28/2001)

DJ Sappo : Daywalker EP (Advisory : ADVEP 001)
ちょっと前のリリースですが、やっと購入。AdvisoryもFlex傘下のレーベルってことになるのでしょうか。2番はAcetateでした。軍団のFlexやRinse Outは日本ではあまりパッとせず、レコ屋さんの入荷も少ないのですが、すごくかっこいいので一度聴いてみて下さい。中でもSappoはローリンビーツ率が高く、ボクは好きです。ベースラインとかドラムの音の置き方とか、ドラムンベースのメインストリームからちょっとずれててオマヌケなところがいとおしいです。そしてなんとDope Skillzのremixが入ってます。激渋です。   (kama, 12/27/1999)

DJ Spice : Dynamite/4 Play (Back 2 Basics : B2B 12063)
でた〜!Spiceチャン、初の顔ジャケ。ちゃんと顔を見るの初だったですが、カ、カワイイ(笑)。で、トラックはというと、今回はテンション高いです。アーメンにも様々ありますが、これはDigitalとか、大ヒットPoison1番のアーメンに近いかな。これ密かにアンセムの予感。B2B看板娘として頑張ってもらいたいものです。ついでに来日も!愛してます。   (Kama, 09/03/2000)

DJ SS Meets Imhotep/Twisted Individual : What's New/Twisted Jazz (New Identity : NIR 12018)
早くも第3弾です。このシリーズは、ハードなだけじゃないDJ SSの懐の深さを聴くことができるので好きです。両面ともメロトロンネタをフィーチャーした泣きのドラムンを繰り広げてます。表はボーカルネタもおり混ぜ、フロアでは沸き上がりそうなトラック。そして裏面、最近のドラムンではごぶさたのLynnビートに重いビートを乗せた心地いいトラック。ラッパネタやウッドベースの扱い方はPeshayに近いです。アルバムもすごく楽しみ。Formation軍団、まだまだヤバイですよ。   (kama, 11/03/2000)

DJ Stratus/White Krane Crew : Raid '99/The Shit '99 (Flex : REFLEX 003)
最近Flex周辺、大好きです。コンピ"Rinse Unlimited"でバカ最優秀賞を受賞した"Raid"RemixのAですね。まあ、オリジナルを生かさず殺さずといったところか。Bは元は未聴ですが、ドープなベースがJump Upファンにはたまりません。   (kama, 02/17/2000)

DJ Surreal & Prameter II : Cherry Bomb/Ribcage (Chemical Dog : CD 001)
Formationではおなじみのコンビ、SurrealはHard Leadersからも数枚出していて、そこそこ知名度もあると思われる彼らがついに新レーベル。キックの重さとせわしなさは相変わらずです。こういう人たちもどんどん上に上がっていってほしいです。Bはスネアも強烈だし、使えそうな気もしますが、全国のドラムンDJ様、いかがでしょうか。  (Kama, 05/04/2000)

DJ Surreal & Parameter II : Arena 31/Millenium Funk (Hard Leaders : HL 43)
とにかくキックの音圧がスゴイ。でも疾走感は失われない。これがDJ Surrealの持ちネタです。裏面 はベタなタイトルはおいといて、こちらも一音一音がはっきり分かれていて、突っかかりながら走っていく感じ。ミュートがきいたエレキベースも印象的。   (kama, 12/27/1999)

DJ Swan-E "Undacut : Change My Life (City Heat Mix/Roll The Dice Mix) (Maximum Boost : MB 005)
大御所・Swan-EのNew。ここももうちょっと勢いをつけてほしいものですが。今回は大々的に歌ものを全面に出したトラック。ここには、ここでしか聴けない味がありますね〜。BPMは遅いし、フロアで聴くことは期待できないですが、こういうのも今のドラムンベースシーンにはあるよと、声高に宣言したいです。裏面は今のシーンを考慮したタイト+サイバーなトラック。表面のムードも残してますし、すごくいい感じです。こっちはどんどん使ってください。ボクは支持します。   (kama, 11/11/2000)

DJ Swan E : Driftin' (Maximum Boost : MB 004)
2、3と買いそびれてしまいましたが、これはプロモで入手。この軍団周辺はホント入荷が少なく、どうなってるの?て感じ。アートコア+テクの中間を行くような、亜流的な音とは言いながら、ボーカルネタなどなかなか味のある音を出しているだけに、もっと紹介してもいいと思うのですが。  (Kama, 05/04/2000)

DJ Teebee : Space Age Remix (Certificate 18 : CERT1846)
これ、マズイですよ。シブスギです。サイバー風味も加えられたドス黒いベースが超ヤバイです。って、Teebeeって白人だったっけ?すでに個人的アンセム。Teebeeって今まであんま聴いたことがなかったけど、こんな音だったとは。オチャラケな裏面は無視。笑)   (Kama, 01/06/2001)

DJ Zinc : Super Sharp Shooter Remix/So Damn Fresh Remix (Ganja : GAN 011)
やったー!GanjaはたまにRepressしてくれる、ありがたいレーベルです。前回はあまりに一気にドバっと出たので買い切れなかったす。こうやって少しずつやってくれると助かります。Super Sharp Shooterは、もう説明不要のアンセムですな。安物くさいシンセ音にモコモコベース、そしておなじみのMC。持ってないジャングリストは急いでお店へ!   (Kama, 09/30/2000)

DJ Zinc : On Fire Tonight (Remix)/Pink Panther (Remix) (Global Thang : GTR 12014)
True Playazものをこっちから出しましたか。Zincの場合、Reach Outの例があるだけに、リミクスも無視できないです。On Fire Tonightのほうは元を持っていないのですが、初期TPMの雰囲気が戻っていて、いい感じです。Pink Pantherはオリジナルの方が大好きで、よく聴きました。今回のリミクスはラッパとギターのネタをあちこちに散らしまくって、楽しいトラックになってます。   (Kama, 08/22/2000)

DJ Zinc/DJ Hype : While It Lasts/Naughty (Global Thang : GTR 12012)
Grobal Thangも、すっかり月刊化が定着しました。個人的にはこっちよりTrue Playazを頑張ってほしいだけに、複雑です。Global Thangはいつも地味な感じがしてしまうのですが、どうでしょう。そろそろこっちでもアルバム出せるくらいの枚数になったけど、どうかな?   (kama, 06/03/2000)

DJ Zinc/DJ Hype : Citizens/Bubberlin (Global Thang : GTR 009)
久々にGrobal Thang買ってみました。知らん間にちゃっかりHype/Zinc@TPMのクレジット入ってます。1番出たときからバレてたのにね。Zincはいきなりハービーマンとおぼしきフルートネタが登場し、驚きました。あとはいつものZinc節。Hypeも同じくジャズネタ入りの疾走感あふれるトラック。最近TPMよりこっちの方に力が入っているみたい。月イチリリースですし。しかしPascalはかやの外ですね。ケンカでもしたのかな?   (kama, 03/06/2000)

DJ Zinc : Beats By Design EP (True Playaz : TPR 12025)
ついにソロ名義のアルバムが出ました。True PlayazでのZincの集大成とも言うべく、Zinc節をこれでもかと突きつけてくれます。しかし、最近のTrue Playazにも言えることですが、非常に丁寧にまとめてきている半面、荒々しさが少し減ってきているような気がして少々残念でもあります。キラーチューンがないんです。ボク個人としては、80点6曲よりは100点1曲が欲しいんです。Danny BreaksのRemixが一番いいというのではどうも。言い過ぎましたかもしれませんが、ファンだからこその苦言ということでどうかご勘弁を。   (kama, 02/17/2000)

Dom & Rolland : Definition EP (Saigon : SAG 006)
Ryme Tymeとの交換条件で、なんとSaigonからのリリースとなったDom & Rolland。しかもアルバムも出す予定があるみたいで、驚きです。今回のEPはいつものゴス色は弱め。トライバルビート、アーメン乱れ打ち、そしてなんとJBビート丸使いまで入ってて、多彩 なブレイクビーツが楽しめます。そして、全編に94〜95年頃のジャングルの雰囲気がプンプンしてます。ここからリバイバルの火が付くか?あと、ちょっぴりダブも取り入れてます。こりゃアルバムめちゃ楽しみだわ。(追記 あとで盤をよく見たら、95年の旧盤と分かりました。番号が若いので、おかしいなぁと思ってましたが、リリースのタイミングが良すぎたので、早とちりしてしまいました。お恥ずかしい・・・。)   (Kama, 08/22/2000)

Dom & Rolland : Can't Punish Me/Sky Spirits (Moving Shadow : SHADOW 144)
Moving Shadowの中ではTechnical Itchと共にかなり好きなDom&Rolland。我らが持田香織チャンことELTのリミクスも記憶に新しいです。彼らの特徴は、ダークな雰囲気の中にもどこか退廃的な美しさがある上ネタ+吹雪系ローリンビーツ。ボクは勝手にゴスジャングルと呼んでます(笑)。Aはまさにそんな雰囲気のトラック。少しタイトさが増したローリンビーツに、いつもながらの美しいボーカルネタ。そしてベースはダークに。すでにDom & Rollandの様式美は完成しています。   (kama, 06/03/2000)

Dom & Ryme Tyme : Iceberg/We-Gee (Moving Shadow : SHADOW 142)
またおもしろい組み合わせが実現。Virusからのリリースなどで頭角を現しはじめたRyme Tyme。そしてDomもOpticalやGoldieらとの共作もあり、コラボ上手。硬く丸いキック&ベースとハイハットで突っ走るAに、クリアでパーカッシヴなビートが深夜の雷雨を思わせるベースとともに疾走するB。でもここはDom、上のほうではちゃんと音響してます。こういう音大好き。   (kama, 07/01/2000)

Dope Skillz : Controlled Freak/The Case/Firing Time/You Belong To Me (True Playaz : TPR 12027)
さて、Dope Skillz名義は久々のZinc。Zinc名義のアルバムはちょい欲求不満が残っただけに、こっちは楽しみにしてました。そして、やってくれましたよ、ついに。クオリティの高さ。全曲ツボを押さえまくり。どれも使いたくなるトラックです。Zincビートは常に走り続けるのは当然、さらに今回は上モノにも気合が入ってます。これぞ本物のZinc節!100点です。   (Kama, 08/22/2000)

Double Jeopardy featuring Woosh : Menace II Society/Eesy (Joker : JOKER 62)
ラガ復活の口火を切るのはやはりJokerか!と思わせる1枚。Aは、来日時にRam Jam World feat. Ryo The Skywalkerにどうも影響を受けたのではないかと思ってしまうトラックです。しかしこの人はBizzi B & Pugwashなのかも不明ですが、どうなのでしょう。ボクはBも結構気に入りました。音はこもり気味でちょっと悪いけど、とりあえずJoker久々ヒットの1枚。  (Kama, 05/04/2000)

Dream Team : Stamina/Warrior (Suburban Base : SBP 049)
SubBase再発シリーズ2発目。すでに持っているにもかかわらず買ってしまった、ウレシすぎる再発。我らが総大将、初期Bizzi B & Pugwashの決定盤!=ラガジャングル名盤。これを機にラガジャン復活なるか?はっきり言って一晩中これかけ続けてくれても全く問題なし。もちろん裏面 の暗黒ジャングルも良し。しかし両面ともアーメン乱れ打ち。サイケアウツはこのころのサバーバンにメチャ影響うけてますね絶対。ジャングリストならこれと"Wow War Tonight"(笑)はわが家に一枚の必須盤です。ついでに密林の猛者、Nikki Blackmarketの来日を乞う!これも無理かな、店あるし・・・。   (kama, 04/07/2000)

Dream Team : Watch The...!/Freaky (Joker : JOKER 60)
今回も盛りだくさんです。ハープやチェンバロのネタで始まり、メインではR&B系女性ボーカルネタ(元ネタ教えて下さい)。こういうネタもののJokerを聴くと、Amen Brotherの一夜が思い出されます。また来て下さい!でもやっぱJokerはホント、まず音がいいです。   (kama, 03/06/2000)

Dred Bass : Morpheus/New Destiny (Part 2) (Back 2 Basics : B2B 12062)
B2Bからはかなり久々なDred Bass。といってもアルバムは持ってないので何ともコメントできません。彼らはSecond Movementからも出してますが、カラーとしてはB2Bよりこっちに近いと思います。ホラーな上ネタに強烈バズーカキック。どことなくしなやかさが感じられるあたりはやはりB2Bテイスト。   (kama, 07/01/2000)

Drumsound : Mastermind/Maestro (Tribe : TRIBE 013)
次々とリリースを重ねるTribeから、今や看板のDrumsound登場。ここでもジャンプアップ+サイバーを打ち出しています。はやりみたいですね。けどしっかりラッパは鳴ってます。このレーベルはいつもイントロでド派手にやってくれるのですが、これも期待通 り。   (kama, 12/27/1999)

Drumsound + Simon Bassline Smith : Conspiracy EP (Urban Takeover : URBTAKE 18)
Drumsound3発目は、なんとUrban Takeoverから。こうなると、さすがにジャンプアップシーンが動きつつあると考えざるを得ません。音はもちろんサイバー+ローリンビーツ。このシングルの意義は、ジャンルの束縛をほどきつつあるという意味でも大きいと思います。はあくまでレーベルカラーであり、ホント気にしないで下さい。   (kama, 12/27/1999)

Drumsound & Simon 'Bassline' Smith aka Futuretech : Tunnel Vision/Explosive (Technique : TECH 002)
TechniqueはDrumsoundと古株・Simon Bassline Smithのレーベル。1番は結局買わずじまいでしたが、これはアーメンにつられて購入。時が経つのを忘れるほど、流れるようにスムーズな展開。裏面 のベースはまるでRAM。はほとんど意味がありません。   (kama, 12/27/1999)

Dubshock : Run It/The Last (Blunted Breaks : BLTB 001)
ニューレーベルですが、詳細はよく分からず。イントロからパーカッシヴなスネアがキマってます。メインに入ると、意外にシンプルで、フュージョン系の心地いい上モノと、スモーキィな緩やかドロップベース。取り合わせは悪そうだけど、これがまたうまくかみ合っていて、良い感じです。家で聴いても気持ち良さげ。裏面も音の隙間がうまく作られているミニマルドラムンベース。全体的に、ビートにはこだわりを持ってそうな感じ。   (Kama, 12/16/2000)

Dum Dumb : Underground/Massive (Joker : JOKER 63)
この雰囲気、まるで2 Step。R&Bとおぼしきボーカルとピアノのネタ使いやベースの配置は2 Stepの方角に向かってます。そして、ここにいつもの早さのJokerビートを乗せたらこんなの出来ましたって、結局いつも通 りの音(笑)。裏面は、こちらもいつもの音ですが、珍しく抑え気味な展開。こうやってクドいほど繰り返された方が、現場では踊りやすいかもね。なかなかいいです。   (Kama, 09/03/2000)

Dynamic : Rule The Dance Floor/Your Son Is Back (Dee Jay : DJX 001)
これは古そう〜!ジャングルと言うよりハードコアブレイクビーツって感じ。レイヴなシンセ、ラガMC、夜明け前な雰囲気がします。いきり立ってますなぁ。まあ音は今のと比べちゃ元も子もないですが、伝わってくるテンションは高いです。で裏面 、!イントロ、ブレイクで現れる、昼下がりの陽の光のような穏やかなシンセ。そしてポップなビッグビート風スクラッチ。レイヴィーなハイピッチボイス。そしてツボを突くジャングルビート。完璧です。識者の方、この辺のこと教えて下さい!   (Kama, 09/03/2000)

Dylan & Facs : Plankton 2000 VIP (Biotic : BIOLT 001)
先のダブルEPのTech Itch Remixの元トラック、片面オンリー。ここもホント絶好調です。今旬なTrace〜バドカン系のメタリックなローリンビーツにお得意ののゲボゲボベース。これ、個人的に隠れアンセム。フロア側からの一意見としては、これめっちゃウェルカムっす。どんどん使ってくださ〜い!   (kama, 11/03/2000)

Dylan & Facs : 20th Century Dust (Biotic : BIO 003)
すでにゲボゲボ界の王者コンビ、Dylan & Facs。これはダブルEP。AはTech ItchによるRemix。Danny Breaks風なダビーなビート、そしてお約束極悪シンセ。今回は全編にDanny Breaksの影響が色濃く出ていると思いました。B_Keyなるプロデューサーが2曲に絡んでますが、誰だろ?まさか・・・!?いや、そうかも!そういうことになると、ますますこのレーベルを追いかけるハメになりそう。  (Kama, 09/30/2000)

Dyran & Facs : Beartrap/Ceptor (Biotic : BIO 002)
史上最強のゲボゲボコンビの新レーベル、Biotic。Droppin' Scienceでの縁から始まったのでしょう。ビートはDroppin' Scienceからうけついだ、ハイハットとライドシンバルが忙しいパターン。ベースがこれまたおぞましい。ブニョボギェビヂャと、この世のものとは思えないヒズミ。現実逃避したいあなたにはピッタリ。   (kama, 02/17/2000)

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■E

Echo : Adrenachrome/Plazma (Thermal : THE 006)
あら〜もう6番まで行ってたの。ゴスな雰囲気のネタから、変則的なビートが疾走。ビートの質感はやっぱUSドラムンです。Emotif系ゲボゲボシンセもUSの一つの特徴ですか。もうUSシーンは確立してるなあと思いました。あとはどれだけレコを日本に仕入れてくれるかが問題。来日もね。   (Kama, 09/30/2000)

Ed Rush/Optical/Trace : Virus 007 EP (Virus : VRS 007)
1枚目がEd Rush&Optical、2枚目がTrace&Opticalのダブルパック。今やドラムンシーンを牽引するレーベルであることは間違いないです。1枚目はBの音圧に仰天。Opticalの為せる技。2枚目のAはTraceならではのダークローリンビーツが堪能できます。  (kama, 06/03/2000)

Ed Solo : Dub Runner/Step Back (Double Zero : DZ 005)
絶好調のDouble Zeroから、今度はEd Solo。ボクはこのマッチングを見ただけで買いましたよ。彼のトラックは昔っからファットで硬質なドラムンですが、今回も基本は変わらず。しかし今回ボクが燃えまくったのが、シンセ。両面ともハードコア時代ばりのシンセが登場し、熱くなれますよ。こういうところでもオールドスクール回帰の波が見受けられます。そりゃBrockieも組みたくなるわけだわ、と納得の力作。   (Kama, 12/16/2000)

Ed Solo/Click N Cycle : Da Bounce/Shabeen (Emotif : EMF 2033)
最近ではBrockieとのUndilutedでもおなじみのEd Soloが、ホームグラウンドのEmotifからリリース。あえて言えばテクステップでしょうが、音はしなやかで、生っぽい肉体的な感触。にしましたが、ネタがジャズっぽいだけなので、当てはまらないと思います。ほんと、この近辺の音はカテゴリ分けしにくいです。ズッポリドラムンベースですが、その中の細かいのが付けにくい。このレーベルは地味ながらもいい味だしてるのが特徴でしょうか。Bはサックスのネタがシブイ。  (Kama, 05/04/2000)

Ego Trippin' : Vortex Plains/3rd Angle (Splash : SPLAZH 031)
Juice/Splash軍団のレコ、久々に買いました。ここも好きなレーベルなんですが、最近あんまり出てなかったですよね?特徴は、ストレートで疾走感あふれるローリンビーツを多用するもシンプルな構成。今回のはまんまアーメン使いながらシンプルな展開。ドカーンとくるインパクトは出さず、淡々とつづられるアーメンもまた良し。ボスのUndercover AgentはTPMやBrockieのUndilutedにスポット参戦したりと、顔が広いです。Embeeは元気にしてるのかな?新譜待ってます。   (Kama, 09/30/2000)

Elementz Of Noize : Awareness/Terminal (Fuze : FUZE 21)
Emotifで活躍するElementz Of Noizeが今回はFuzeから。この人は結構ゲボゲボ系です。Aはメカ系シンセ音がカッコイイです。80年代のマイコンの音って感じ。キックの音圧が結構キキます。Bも相当ラウドです。ゲボゲボテクステップ好きならかなりいけると思いますよ。  (Kama, 05/04/2000)

Ellis D feat. The Specialist : Nice Up Ya Scene/Ooh Boy (Whitehouse : WYHSX 043)
Whitehouse第2弾はEllis D!この人もオリジナルジャングリストなので気になってましたが、ついに旧譜を入手。これはラガジャングルです。Suburban Baseとはまた違った味わいがあります。でもハッピーな雰囲気に包まれているところは同じ。裏面 はさらにエモーショナルなボーカルネタで、当時のフロアは盛り上がったことでしょうなぁ。BPMもかなり早めだし。サイレン音も利いてます。ここもこれからRepressがあり得そうなので、楽しみにお待ち申し上げております。ついでに来日も。   (Kama, 08/22/2000)

E.K.U.D.C.M./Double H Productions : How Dark It Is/Ultra Jungle (Hard Disk : HD 001)
これも95年頃と思われます。1番だけに、やっぱり元気いっぱいです。両面 ともシンセやネタ使いはハピコアにも通じる部分があります。裏面では四つ打ちも登場してます。この時代ならではのおもしろい音でした。この時代のHard Diskはギガなんて考えられんかったでしょうね。   (kama, 06/21/2000)

En Vogue : Too Gone, Too Long/Whatever (Roni Size, Mucho Soul and Tuff Jam Remix) (Eastwest : 7559-63909-0)
ず〜っと欲しかったこれ、ついにゲット。この際ロニ以外は無視することにして(笑)。当時のロニ(reprazent時代?)の雰囲気そのままに。今やR&Bとドラムンが合うことは周知の事実ですが、このトラックはその先駆けとなっているんでしょうね。性急なビートにゆったり乗りかかるヴォーカル。ディープです。改めてFrontier・ロニにリスペクト。   (Kama, 09/03/2000)

Exile : Fatal Exception/Undergrowth (Beta : BETA 005)
立て続けにリリースされたBeta。この人は誰なんでしょうか?クレジットを見る限り、John Bではなさそうですが。これまで強烈トラックが多かっただけに、若干見劣りするのは否めません。ビートはJohn Bゆずりと言えますが、ベースがゲボゲボです。裏は深いリバーブがかかった、深海トラックです。チョウチンアンコウがちっこい明かりをともしているけど、あたりは真っ暗。そんな音風景でしょうか。  (Kama, 05/04/2000)

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■F

Facs : Capture/Stark (XXX : XXX 004)
Dylanとのコンビで最近大暴れしているFacsのNew。このXXXってレーベル、どうやらBiotic傘下のような感じです。しかしFacs、ピンになるといきなりのびのびとゲボゲボベースを展開。もちろんビートも強烈です。ここまでやっちゃうと、とても主流派とは言えないですが、どんどん我が道を行ってほしいものです。ゲボステップ?デスステップ?なんとでも言っちゃってください。こういうのが合い間に挟まると、グッときちゃうけどな。   (kama, 11/11/2000)

FDR : Keys/Da Business (Collusion : COL 018)
DJ Swan E/Ellis D/UndacutのCollusion、旧譜を入手。Aの展開は実にシンプル。チキチキなハットが疾走感を与えています。対して、裏はドシッとしたトラック。Aと同じく淡々と進む展開は好感触。Swan E&Ellis D、生で見てみたいな〜。   (Kama, 09/03/2000)

Felony : Diagnosis/Accelerate (Breakbeat Culture : BBC 017)
裏ブリストル・Breakbeat Culture。ここやRuffneck Ting/Tech Itch軍団の隠れファンは多いと思われます。ここにもサイバーの波は浸透しているようですが、やっぱりブリストルの匂いがどこかプンプンしてます。タメの利いたビート、それともベースのパターン?ブリストル風って、口ではうまく説明できないですね。個人的な感想としては、G-Squadあたりにも近いなと思いました。   (Kama, 01/28/2001)

Firefox & Suvivor : Who Is It/Back Out Of Dis (Pilly Blunt : PB 009)
これは拾いもの!Vの前身(でいいのかな?)、Philly Blunt盤。しかし驚くのは、今とあまり変わらないこと。21世紀もこれ十分使えます。とりあえずベースが強烈。う〜ん、ブリストル恐るべし!このレーベルを今から揃えるのは、至難の業ですな(泣)。   (kama, 06/21/2000)

Flynn + Flora : Trojan Horse/Love (Angel's Egg : AE 0117-4T)
スタッフのpくんの計らいでどうにか入手した1枚。Flynn & Floraはホント入荷が少ないので、入手に苦労します。最近Independent Dealersからも何枚か出たみたいだけど、どれも入手できず。ディストリビュータの関係上、しょうがないか。さてこれ、音の方向性は前から全く変わることなく、独自のブリストルサウンドを展開してます。Aは半分のダウンビートからドラムンに突入する展開。不穏なムードのシンセに、いかにもブリストルなヤバイベース。裏面はファンキーなネタ物から始まり生ブレイクビーツのみで突っ走るフィジカルなトラック。バイヤーの皆様、いろいろ大変とは思いますが、出来る限りの入荷をお願いします!DJもフロアもこういうの欲しいと思うんですよ。あとプロモーターの皆様、まじで呼んで下さい。知名度は低いですが、ボクらみんな待ってるんですよ。お願いします!   (kama, 11/03/2000)

Formula 7 : Better Days E.P. (Quayside : QUAY 08)
QuaysideってFormula 7のレーベルだったんですね。おまけに彼はBizzy Bの弟子らしいです。確かにEngineerd by Bizzy B & Kとあります。音はやっぱり、かなりテンション高いです。ていうかアーメンが多いです。でも、裏面 のアーメンなし部分もキツイ音出してます。特徴というと、浮遊シンセは必ずからめてるとこかな。この人の消息はどうなってるの?Hard Leadersから出してたような気がしますが。   (kama, 06/21/2000)

Freestyles : Come Back/Intended (True Playaz : TPR 12024)
最近True Playazのリリースピッチが遅くなってきたのはGrobal Thangに力を入れてるせいか。しかし相変わらずクオリティは高いです。AはZinc、BはHypeのトラック。ローリンビーツ好きは買うべし。あまりにもネタバレしてフロアでかかりにくいのは非常に残念です。いいものはいいのに。   (kama, 12/27/1999)

Future Cut : Bloodline EP (Renegade Hardware : RH 023)
超久々にRenegade軍団を購入。今流行りというのに・・・。個人的にはFuture Forces Inc.の"Intensify"にやられているだけに、ついああいうド派手なローリンビーツを期待してしまうのです。今回のFuture Cutはそれに通じるものがありました。Aからメカっぽいアーメンビートをぶちまけ、変わってBは今っぽいタイトなビートを展開しています。しかし今回の優勝はCのLemon D Mix。Dillinaとの親交が深いだけあって、アーメンをコクのあるまろやかな味付けに仕上げています。タイトル曲のDはLiftin' Spirit/RAMにも通じる図太さがフロアヒットの予感。   (kama, 04/07/2000)

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■G

G Squad : Headbanger/Second Time (Cold Steel : CS 011)
先のミニコンピ"Solid Steel"でのトラックにはボクも発狂したG Squad。早速新譜を提供してくれました。ダイナミックながら淡々とした雰囲気は一緒ですが、今回はさらにテンション抑え気味。控え気味なサイバーシンセも聴かれますが、そのほかの細かい効果 音も利いてます。裏面は一風変わったパーカッションネタを取り入れ、実験的な雰囲気がします。でも音はフロア完全対応。シーン全体的に派手なトラックが増えてきてる中、こういうシブイ音にも注目していきたいと思ってます。   (Kama, 09/30/2000)

Gang Related : Hostile (Dope Dragon : DDRAG 06)
Dope Dragonも怒涛の再入荷です!いやぁ〜アホでいいですな。ふだんより1オクターブ高いマヌケなベース、アーメンビーツのキレ。これがKrustの真骨頂か。クレジットなしの裏面 は若干おとなしいですが、後追いのボクなんかはこれのほうがKrustらしいと思ってしまいます。Talkin LoudでもGang Related Remixをやってくれたらおもしろいのにね。   (kama, 04/07/2000)

Gang Related & Mask : Reasons For Living EP - Death Blow/Numbers (Dope Dragon : DDRAG 07)
Dope Dragonといえばこのコンビをまず連想しますな。Gang Related=DJ Krust、Mask=Roni Size。ブリストルの最強バカコンビです。彼らはFull CycleやV、Talkin Loudなどあちこちでリリースしていますが、ここのは好き放題やってて、絶対的に支持できます。遊び感覚で作ったものがそのままプレスされたような、プリミティブな感覚がスリリング。   (kama, 04/07/2000)

Gang Related/Mask : Offencive EP - Suckers/Biters (Dope Dragon : DDRAG 10)
イントロから遊びすぎ。レコードをオモチャにするな!とお父さんに叱られますよ。しょうがない人たちです。きっとビール飲みながら作ったに違いない。後半のローリンビーツは彼らのお得意パターン。キモチイイです。裏もお得意のおバカベース。ラップのサンプルもピリッと利いてます。サイバーでダークなドラムンベースに飽きてきたあなたにはうってつけです。   (kama, 04/07/2000)

Gang Related/Mask : Follow None/Concentration (Dope Dragon : DDRAG 12)
ここでもアホベース。メジャーコードで攻めまくります。長3度の音(ドレミのミの音)が入ると、とたんにバカになるのはまったくもって音楽の七不思議です。しかし裏面 はマイナーコードにかかわらずバカ。オルガンを手弾きしているような感じがバカファンの心をくすぐったのか。結局彼らは、ここではどう作ってもバカになるという結論に達しました。   (kama, 04/07/2000)

Genotype : Da Place/Nightmares (Slow Motion : SMR 004)
Renegade HardwareでおなじみのGenotypeが新興レーベルのSlow Motionからリリース。これ、ボクすごく好みですね〜。激しくはないけどラフなローリンビーツ、モコモコのスモーキーなベース。Smokers Inc.あたりにも似た、ケムイトラックです。裏面はもうちょっとテンションを上げたローリンビーツ+サイバーベース。彼らのことももうちょっと追っかけとくべきだった。。。   (Kama, 12/16/2000)

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■H

Helsinki : Angel Eyes/Hidden Away (Formation : CITY 007)
Cityシリーズ、とばしちゃってるうちにもう7番まで来ちゃいました。これはライドがガキンガキンうるさくてテンションが高い、Formationらしい強烈なトラック。裏面はウッドベースがシブイジャズステップ。でもFormationらしいテンションはこちらも同じ。クレジットにBreakwater Crew DJ Diceとありますが、ボクはよく知りません。割と使いやすいトラックなのではないでしょうか。   (Kama, 12/02/2000)

Highlander : (Unknown Title) (Unknown Label : ?)
われらが大阪発。Highlanderは大阪を中心に活躍する巨漢DJ、Matt氏のプロジェクトのようです。そして中にはDeep Edgeの文字も(曲名?)。音を聴いてみると、意外に繊細な感じでした。テクノの影響が大きいと見受けられ、美しい上モノが全体を包む1曲目、パーティ名から取った2曲目"Insight"は、Photekのようなアブストラクトなドラムンベース。2のRemixの3は、Source Direct風な雰囲気からアーメン連打に持ち込む、アンセム的トラック。トラック10曲を通して全体にダークな雰囲気で、またアーメン登場率も高いです。欲を言うと、もうちょっとビートが前面に出ていたらいいのになぁと思いました。でもこういう大阪発のリリース、ホントにうれしいです。これからもみんなで応援していきましょう。   (Kama, 01/06/2001)

Hyper-On Experience : "Lords Of The Null Lines"The Extremely Bootlegged Remixes (Moving Shadow : SHADOW 30R2)
Moving Shadowのバックナンバー!この辺の番号はなかなか出てきませんね。AはFoul Play feat DJ Randall、BはCloud Nine feat Ray Keithの両リミクス。Randallまでここに絡んでるとは知りませんでした。AはFoul Playだけにアートコアを連想しますが、ビートはキッチリ強く刻んでます。Bはキック&ベースが強烈スギル。あ〜ついでにTerrorist欲しいッ!!   (kama, 06/21/2000)

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■I

IDM featuring Helen T : A.M./Etherial (Dee Jay : DJX037)
IDM=Adam F?「Adam Fによる・・・」とレコ屋の解説に書いてましたけど。それともまんまHelen T?トラックを聴いてみると、Adam Fっぽくも感じますが。浮遊するシンセにエッチなアルトサックス、96年の音と見ましたが、どうなんでしょう?   (Kama, 09/03/2000)

Ill Fingas : Union Station/Crime Scene (Fortress : FORT 02)
Vinyl Syndicateの姉妹レーベルとのこと。この人、結構あちこちでリリースしてますが、Kenny KenのJedi01の裏にも入ってました。表はホーンネタで始まるので一瞬ジャンプアップかと思わせるが、メインに入るとカキンカキンのハードステップ。裏もジャンプアップとハードステップぎりぎりの線。   (kama, 12/08/1999)

Ill Logic & DJ Raf : Space Walk/Rayon (Emotif : EMF 2037)
定期的にリリースがあるEmotif、今回は抑えめのトラックです。導入部分で聴かれる、マイルスっぽいクールなトランペットネタが耳にやさしい。そしてメインに入って、ボーカルネタを利かせながら淡々と進む。裏面は息が詰まりそうなキツキツのビート、ゆるめのベースと上ものという組み合わせ。これはボクはパスかな。。。って、買ってからそう言ってるのはやっぱおかしい!?   (Kama, 01/12/2001)

Incubus : Slammin/Radiowaves (Easy : EASYDJ 017)
最近リリースラッシュのEasyからまたプロモ。これもPhantasyの別名義。今回は控えめにMC(ネタ?)が入ってます。覆うようなベースが牽引していく、ファットでシンプルなトラックです。裏面 はホーンネタと微アーメン入りですが、ぽくならない控えめトラック。   (kama, 1999/11/18)

Isis : Soul/Justice (Dyne : DYNE 002)
Hired Gunの別名義。InfluentialやDef Wishともまた違う路線。生ベースやボーカルネタを配置し、ちょっと黒っぽい感じになってます。これまでの縦ノリ色が少々後退し、次なる揺れを模索する動きか?裏面 もパタパタゆってるキックがヘンテコで、おもしろかったです。   (kama, 03/06/2000)

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■J

JB : Say What Remix (Back 2 Basics : B2B 12064)
最近Spiceチャンにも支えられて人気のB2B、今回はボスの登場。これはB2B60番のRMX。ここも随分芸風が変わってきたけれど、ネタはやっぱファンク+ソウル。でも今のフロアの流行を意識したジャンプアップになっていることは明らか。最近のFull Cycleにも近い、ファットでファンキーなトラックが続き、おいしい1枚と言えます。ただ、チキチキハイハットだけは譲れないところなんでしょうね(笑)。D面ではなんとSpiceチャンも登場、これまたヤバスギルトラックを聴かせてくれます。今やRap〜Kemiに続いて、Spiceチャンが女王でしょう、間違いなく。   (kama, 11/03/2000)

J. Majik : Th Lizard/Matchbox (Infrared : INFRA 015)
おおっ来ましたね、アンセム級!ロンドンでは夏頃からすでにこれ、熱かったようです。イントロのキーボードの音はもうすぐ来るぞとあおり立てる感じで、約束通りドカーンと爆発。最近流行りすぎで聴き飽きた感じもするTrace系ローリンビーツも、こう来ると体が黙ってはいられないです。裏はSystem 3という人のトラック。こちらもクオリティが高いです。はちきれんばかりのキック+スネアの音をメインに据え、ややサイバーなベース以外は、ほとんどデコレーションなしのシンプルなトラック。ここもこれからドーンとブレイクしてほしいですね。今後のリリースも要チェック。   (Kama, 01/06/2001)

J.Majik & Danny Jay : The Jigsaw EP (Infrared : INFRA 013)
J.Majik、ちゃんと聴いたことありませんでした。Aは思っていたよりファットな音だったのでビックリしました。Bの上モノは想像していた感じに近かったのですが、ビートのタイトさがいい感じです。最近のBrockieに近い感触の、乾いたスネアがキモチイイ。Cはちょっとサイバーな雰囲気。チョッパーベースも利いてます。Dはファット+ファンキー。全体的に縦ノリ感があって、個人的には結構気に入りました。   (Kama, 09/03/2000)

Jack Shadow : The Hardcore Trilogy 1: Make 'Em Clap/Still Here (Smokers Inc. : SINC1243)
うわー、こんなにストレートでラウドなアーメンビーツを聴いたのは久しぶりかも。特にメインの初めの、冷たい上もの+アーメンの16小節は鳥肌モノ。サイバーベースが割り込んでからのメインも当然爆発度十分。これは男のドラムンベースですな。惚れ込んじゃいました。裏面も強烈です。イントロのパトカーの音が、危険な夜の街って雰囲気を作ってます。メインはこれまでのSmokersを踏襲したツッコミ系Jump Up。Smokers Inc.はすでにボス・Smokey Joeとともに、2枚看板の態勢が出来上がってます。   (Kama, 12/02/2000)

Jack Shadow : The Hardcore Trilogy 3: Lollipop/Humbug (Smokers Inc. : SINC 1245)
これを見てお分かりの通り、わたくし、シリーズ2番を買い逃してしまった(泣)。この3番もスゴイだけに、なおさら悔やまれます。Aはどの辺がロリポップなのか不明ですが、恐怖シンセに煽られながら、重たい転がりビートに突入。中間のブレイクからは、もうヤメテクレ〜とばかりに追い打ちのアーメン。裏面は流行りのJonny L系跳ねビートですが、モコモコベースで個性を主張。Smokers Inc.は突然気合入れて来るから、やっぱり逃せない。   (Kama, 01/06/2001)

Jagged Edge : Rock Baby/Driver (V Recordings : V 031)
Opticalが今度はNicoのレーベル・No U TurnのRyme Tymeと共作。個人的にはRyme Tyme色が強いと感じました。Opticalは相手を立てるコラボ上手なんでしょうか。Vというレーベルを意識してか、ファンク系の上ネタがちりばめられ、楽しく聴けます。あちこちのクラブで聴けることでしょう。   (kama, 12/27/1999)

JL : Hymn/Intercept (Orgone : ORG 002)
いや〜待ってましたよ、JL。Pharoahe MonchのRemixで一気に名を上げました。Die&Roni Mixより好きなんて人もいたくらいで、ホントうれしいことです。ORG 001ほどの衝撃度はないですが、とにかく走りまくること!!BPMメチャ速いです。テンションも高いし。裏面 はちょっぴりファンキーなネタを使い、つかんだところで一気に激走!ドタバタビートに微サイバーなベース。USはビートのダイナミックさを欠くトラックが多いのに対し、彼らはなんの、ラウドにきめてくれます。乱発のUS勢の中、密かに一番ヤバイかもよ、JL。   (Kama, 09/30/2000)

JL : Mindtricks/Deviant (Orgon : ORG 001)
オルゴンなるレーベル。表面はJungle Skyにメチャそっくりです。人脈とか関係あるんじゃないの?って思うくらい。これがまたカッコ良すぎ。BPMもかなり早く、突っ走ってます。Jungle Skyより音圧があるので使いやすそう。   (kama, 12/27/1999)

John B : Acid Clamp/Bonjour Mes Amis (Shoebox : SBO 014)
お、今回はShoeboxから連発ですか。レーベルカラー(?)を意識してか、メロディアスなシンセが耳に残るトラックです。でも土台はハードめモードのJohn B。こういう融和があるトラックは今のシーンになかなかないので、ときどきこういうのを作ってくる彼は貴重な存在でしょう。裏面 も美しいシンセをJohn B/Jonny L系ハネノリが支える好トラックです。ウィスパーヴォイスのボーカルネタもドラムンベースでは珍しいです。歌い上げるR&Bボーカルがネタとしては主流ですからね。個人的にはかなり好きですこれ。   (Kama, 09/30/2000)

John B : Move Your Body/Translocation (Shoebox : SBO 015)
今月のJohn B第二弾。こちらはより洗練されたというか、より上モノを前面 に出したトラック。美しいです。でもこの疾走感は彼ならでは。現在のメインフロアでかけるにはちょっとつらいかもしれないですが、おうちやドライブのお供としては最適かと思います。   (Kama, 09/30/2000)

John B : (Unknown Title) (Creative Source : CRSE 027)
絶好調John Bが今度はなんとCreative Sourceからリリース。これはプロモなので詳細は分かりませんが、最近のJohn BらしいBPMの早さ、ボーカル使い。間違いないです。上モノはCreative Sourceらしいディープ&キラキラ。使いやすそうなトラックだと思いました。裏面 は大々的にサックスも登場し、さらにCreative Sourceらしいトラック。サワヤカです。   (Kama, 09/03/2000)

John B : Hydrolysis/Xylem (New Identity : NIR 014)
Betaのリリースも一段落し、今度はSS親分の元からリリース。往年のアートコアを思わせるジャジーなイントロから、最近のFormationを踏襲したバウンシーながら突っかかるファットなドラム+ベースに突入。裏はいかにもJohn Bらしいバウンシートラックです。   (kama, 07/01/2000)

John B : Make The Moment/War Cry (Remix) (Beta : BETA 006)
絶好調のJohn B、今回はボーカルネタで勝負。ホーンセクションあり、ボロロンギターありと、楽しいトラックです。いわゆるJump Upとはちょっと違うけど、ヘタなその辺のやつよりはよっぽどJump Upらしいです。Bもヤバイ。アルバム収録のオリジナルは、音の悪い6枚目に入っていたのでほとんど聴いてませんが、これがあれば十分。微アーメンも今の気分。しかし最近の彼のトラックは切れ味抜群です。  (Kama, 05/04/2000)

John B vs MC JustiyC : Double-J (Club Mix) (Beta : BETA 004)
来たアアァァ!これはホントにヤバイです。今年最強のアーメンになるかもしれません。ブッたぎるAmen&Think、スパッと切れるブレイク、MCもきまってます。タイトルのDouble Jとは彼ら二人のことでしょうな。ブッ倒れるまで踊れる必殺トラックです。欲を言えば、もう少し音圧が・・・。片面 のみのシングルですが、ボクは駄作のBならばそんなものいらない。  (Kama, 04/11/2000)

John B : Catalyst (Beta Recordings : BETALP 01)
John Bも変わるか?Beta初のアルバムは6枚組。これまでダークな印象が強かったんですが、Betaはバウンシーで小気味いい音を提供してくれます。トライバルビートを取り入れたりして、Jump Upに寄ってきているような。Breakbeat Eraネタはバカ有志にもウケルと思います。   (kama, 12/08/1999)

Jonnie Blaze : Cut 'n' Paste/Drag 'n' Drop (Kartoons : KAR 034)
以前Teebone & StretchのRiddim Trackから出していたJonnie Blazeが今回、あのBlackmarket RecordsのKartoonsからリリース。このレーベルもなかなかおもしろいJump Upを出してくれるので目を見張るべしですが、これも押さえといて良かったぁ。A面 は硬いビート、2種類のスネアが利きまくるJump Up。コンパクトに攻めるアーメンもおもしろいです。で裏面 、雰囲気は繊細さをあわせ持つDope Dragonって感じのトラック。ベースやローリンビーツはまんまですがテンションは抑え気味で、上モノを聴かせる感じ。こういう音を作ってくれる人は今少ないので、頑張って欲しいものです。   (Kama, 09/30/2000)

Johnny Jungle : Johnny Jungle Remixes 1 (Dee Jay : DJX 005)
Suburban Baseからのリリースで有名なJohnny JungleがDee Jayから出していたとは知りませんでした。"Johnny"をDance ConspiracyとBad Influenceがリミクス。どちらも似たようなミックスになってます。音がこもり気味なのが残念。SubbaseからのPascal & Dextrousミックスが好きなだけに。   (kama, 06/21/2000)

Jonny L : Cut-Off/Move Upon (Piranha : PIH 004)
帰ってきたJonny L。ここもすでに音が固まってますね。ファットながらもせわしないビート。名曲"20 Degrees"以来の路線はすでに確立しています。支持者も多いと思われます。このレーベルは見つけたら即買いでもいいです。ボクも即買い。  (kama, 06/03/2000)

Jonny L : Spike/Running (Piranha : PIH 002)
"20 Degrees"ので変身以来、調子のいいJonny L。自身のレーベル第二弾もいい感じ。ドラムの音の太さ、ベースラインなどVあたりを連想させます。DJ諸氏もこれは使いやすいと思います。聴いてすぐにJonny Lとわかるのは彼ならではの音が確立してきたからでしょう。   (kama, 12/27/1999)

Jonny L : Selecta/Change (Piranha : PIH 003)
続いてJonny L@Piranha第三弾。こちらも強烈です。突っかかる感じの独特のノリが彼らしいトラックです。これはあちこちでスピンされることでしょう。裏面 もファット。ベースは控えめですが、ツボを突いてきます。カキンカキンと鳴るライドシンバルが耳に心地いい。   (kama, 12/27/1999)

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■K

Kaos : Stick Up/My Gosh (GFunk : GF 01)
大阪・Mutantで謎なレコをゲット。ドラムン界でも大ネタのPublic Enemyネタから、古き良きジャングルを彷彿とさせる音を聴かせてくれます。こういうバカベース、最高。そして、ブレイクビーツの大ネタ連発!裏面 のネタ、聴いたことあるけど思い出せない!Smokers Inc.あたりのレコだったかなぁ。ある意味時代に逆行する音だからこそ応援したくなります。残念なのは音がちょっと弱いこと。今後のプロダクションの改善を含めて、大注目です。   (Kama, 09/30/2000)

Kenny Ken/Footmasters : Bank 67/Turnaround (Remix) (Unkut : UKR 002)
大御所・kenny Ken名義のリリースはちょっと久々ですかね?これはMix & Blen'傘下のUnkutから。ベースの音が凄いです。ズンズン言ってます。金モノのカキンカキン度も高く、テンションは上がります。裏面はUnkut主宰・Footmastersのトラック。イントロではエモーショナルなボーカルモノが聴かれますが、いきなり入るメインからは定番のサイバー。タイトなビートにブザーみたいなベース、こういうのが好きな人はきっと多いはずかと思われます。ここ周辺も日本のメディアの扱いは全く冴えませんが、ヤバイです。   (Kama, 12/02/2000)

Kid Thunder : The Mind Games EP (Whitehouse : WYHSX 042)
またまたWhitehouse。期待通りのアーメン乱れ咲き。この頃はアーメンスネアのピッチを上げ下げしてるトラックが多いですね。おもしろいので個人的にはこういう手法、大好きです。どれもネタは控えめですが、この時代のアーメン使いをじっくり聴くには格好のトラック。JBビートもジャングリストにはタマリませんな。   (Kama, 09/03/2000)

King-E & Lemz : Decrepid/Tweaker (Full Contact : FCR 002)
King-Eの名前はちょこちょこ聞いていましたが、買うのはこれが初めてです。で、これがまたなかなか良いですよ。バスッと腹にキマルキックがとにかく強烈な音してます。ベースはズンズンッと抑え気味に。雰囲気はどこか煙たい感じを漂わせていて、カッコイイです。   (Kama, 01/06/2001)

Knowledge & Wisdom : Let The Fires Burn (Congo Natty : KW 009)
わが心のアニキ・エラグルさんの通販の同便によって入手できた、貴重なコンゴ盤!!おそらく正規のルートでは日本には入ってきていないと思われます。通販で取り寄せる日本の有志も数多くおられるのではないでしょうか。さてこのコンゴナッティ、ホントに皆さんに聴かせてあげたいので、ボクも熱く語っちゃいますよ。カリスマ・Rebel MC主宰のラガジャングルレーベル、ここのスゴイところはまず、全盛期当時から全く音が変わっていないこと。今回のこれも、いきなりラガネタからスタートし、硬いビートにドデカイベースで突っ走るAは、途中からフュージョン系のキレイめネタも絡んできます。AAはまずカモメの鳴くようなネタが耳に入ってきて、メインは同じくタイトビート+ファットベース、そしてここでは歌ってます。かっこよすぎです。Nuttah VIPにハマッタ人全員に聴いてもらいたいです、マジで。(続く)   (Kama, 01/28/2001)

Knowledge & Wisdom : Number 1 Station (Congo Natty : KW 010)
Knowledge & Wisdomの続編、こちらはいきなりラガな渋いアルトサックスネタでスタート、おなじみのタイトビートにジャングルなモコモコベース。ボクは今回はこれが一番好きです。一番男くささを感じました。裏面もピアノとベースのユニゾンのシブ〜イネタからジャングルビートに突入、メインで入ってくるラガな歌もシビレます。歌モノで男臭さを感じるのはコンゴナッティだけですよ、ホントに。JBのオルガンネタも入ってきます。Rebel MC、ぜひ一度拝んでみたいものです。半分宗教みたいなものでしょうかね〜?笑)(まだまだ続く。Paparazziへ)   (Kama, 01/28/2001)

Konflict : Roadblock/State Of Mind (Renegade Hardware : RH 19)
長いことRenegade Hardwareを無視していたツケがここに来て回ってきたって感じでしょうか?これは99年のもの。こういう下の方でズンズン言っているベース、大好きです。ヤバイです。これはKonflictの常套手段なんでしょうか?裏面もツッコミ系のヤバスギなトラック。こりゃKonflict、もうちょっと追っかけますわ。   (Kama, 01/06/2001)

Konflict : Maelstrom EP (Rengade Hardware : RH 26)
いや〜スマン。ヤバイです〜〜。Aにはいきなりやられましたけど、それよりもボクが殺されたのはB。キャッチーなパーカッションにドス黒いベース。方向は違えど、考え方はバドカンと同じですな。真っ黒なベースが全てを物語ってます。ここ最近のマイアンセム。デビュー戦にも使わせていただきました。Cは、おかずのアーメンがおいしすぎるトラック。でもメインが割と地味。   (Kama, 01/06/2001)

Kraft : The Trend/Control (Charge : CHARGE 010)
ここも毎回安定してますね。と言っても悪い意味ではなく、独自の色が確立していて毎回それが反映されているということです。これもキックのすさまじい音に、ブザーのような強烈なベース。裏面もキックとベースは強烈ですが、ちょっと変則気味でノリにくい。   (Kama, 01/12/2001)

Kraft : The Bullet/Colt 45 (Global Thang : GTR 12020)
最近のGTRはお客様が充実してます。Ray KeithにShy FX、Digital、そしてこのKraft(ことMampi Swift。おそらく)。これは相当気合が入ってます。でもこうやって聴いてみると、Swiftはサイバーなふりして実はジャングルなのかな〜とも思ったりします。そのドデカイビートは機械的ではなく、肉体的な感覚がビンビン伝わってくるし、まあジャングルの解釈にもよるけど、ふとそう思いました。でもベースはジャングルではないです。裏面も気迫のハイテンション。怒ってます。   (Kama, 01/06/2001)

Krust/Scorpio : Kloakin Device (Vocal Mix)/26 Bass (Special Mix) (Full Cycle : FCY 028)
おっ、お次はRemixですか。絶好調Full Cycle。表のVocal Mixはあんまり変わってないですが、こうやって聴き返してみると、やっぱ強烈な音出してます。ミレニアムベスト10に入るか?これ。そして注目の裏はScorpio名義でのRemix。数々のフロアでスピンされたアノRemixではなく、ちょっとガッカリ。これは、オリジナルのイントロのリフレインをフィーチャーしたもの。音はそれほど加工されてません。イントロのほうでじっくりと踊りたいアナタにピッタリのトラックです。これはこれでいいツールになりそう。   (kama, 11/11/2000)

Krust : Kloakin Devices/Break Ya Neck (Full Cycle : FCY 023)
フルサイクル、どうも今年はかなりヤル気みたいですね。こう出す物全部いいとね。Krustも久々の古巣からのリリースに一念発起したのか、相当きばってます。Aはクソ重いアーメンでボクはもうタオル。なめらかなアーメンもいいけど、こういうひっかかるアーメンには、ぼくは非常に弱いです。もちろんBもヤバイ!クラナカが好んでかけそうな、つかみどころのないベース。両面 ともあちこちのパーティでかかりまくることでしょう。クラストの音は隙間がないけどクリア。こんな音どうやって作るのか教えてほしいです。  (Kama, 05/04/2000)

Krust : Decoded (Talkin Loud : TLX 57)
Talkin Loudから早くもトリプルEP。実質的にはミニアルバムと言えるでしょうか。A、BはDieのリミクス。アルバム未聴なのでなんとも言えませんが、これを聴いた感想は黒いBreakbeat Eraと思いました。Cはロウファイな感じがシブイです。もちろん計算ずくなんだろうけど。でもクラストもあんまりハズレがないですね。命中率高し。Fはストリングスの使い方がジョンスペを思い出しました。  (Kama, 04/11/2000)

Kyan : Hydroplane (No U-Turn : SAG 016)
一癖あるNo U-Turnからのリリースです。プロデューサーは詳細不明ですが、面 白い音をしています。モコモコのビートとライドシンバルのコンビネーションが不思議。展開は地味というかシンプルで抑え気味ですが、他ではあまり聴けない音の感触が気に入りました。裏はクラフトワーク系ボコーダーを使ったビートなしのアムビエントトラックです。  (Kama, 04/11/2000)

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■L

L-Double and The Dream Team : Rollin Numbers/The Rollin Mixes (Joker : JOKER 16)
この辺のJokerを探すのも一苦労。これまた魅力的なコラボ。Flexのボス、L DoubleがDream TeamのトラックをRemix。生Thinkビートがキモチイイですな〜。今のシーンにはありえない音がここにはありました。Thanks To P君です。   (kama, 07/01/2000)

La Cible Mouvante : Tracknar/Striknyn (Urban Takeover : URBTAKE 20)
久々のUrban TakeoverはSmokers Inc.のDJ Benの別名義。DJ Benというと、昔Phat Traxから出していたDJ Benと同一人物なのかな?AはBad Company "4 Days"まんま。B面 もバドカン系。最近のUrban Takeoverはなんか勢いに欠けますね。1〜10のころの大ネタ攻勢に戻ってくれとは言いませんが、もう少しオリジナリティーを追求してほしいな。   (Kama, 08/22/2000)

Lemon D : Two Techniques (Original Mix/Dillinja Mix) (R&S : RS 99164)
いよいよ活動再開のLemon D。まもなくアルバムも出るということで楽しみです。Aはジャズフルートネタが耳に気持ちいいですが、いざメインにいくと、黒い黒い。ダチのDillinjaに近い音ですが、こちらは抑え気味。裏のDillinja Mixはやっぱり暴れてます(笑)。いつもと同じ音。ネタを変えただけって感じですね。Dillinjaは今でも十分カッコイイですが、そろそろ次の展開を考えてほしいな。  (Kama, 05/13/2000)

Liftin' Spirits : The Cliche/Ghost Town (Liftin' Spirit : ADMM 27)
ウウム、さすがLiftinは毎回ツボです。RAMはホームリスニング寄りになってきているのに対し、こちらはまだまだフロアユース。Aはイントロの恐怖系ピアノで煽られ、メインでは強烈にファットなキック+フロアを支配するベース。使いやすい逸品。裏面もヤバいっす〜。ミッドレンジでささやくアーメンビートが、ちょっぴり彼らの照れを感じます。   (Kama, 01/06/2001)

Liftin' Spirits : Rollercoaster Life E.P. (Liftin' Spirits : ADMM 26)
さあ来ました、Liftin' Spirits。個人的にはRAMよりこっちな気分でしたが、さて今回は・・・。音の感触はRAMと変わりはないですが、こちらは同じ冷ややかな感触の中にもどこか熱く感じられるものがあり、ビッグトラックの連続でした。A、Bは新アンセムになりうるか?   (kama, 11/11/2000)

Liftin' Spirits : Munition E.P. (Liftin' Spirits : ADMM 24)
RAM軍団・Ant MilesのLiftin' Spirits。基本的にはRAMと同系の音です。この辺はほんとによく売れるらしく、見つけたら即ゲットです。夏にリリースされた"Android EP"は買い逃してしまいました。RAMが少し変わり始めていますが、こちらはゲボゲボ路線を貫徹。さらにC面 ではトライバルビーツを採り入れています。サイバーとトライバル、相反するはずの二つは、とりあえずうまくハマっています。でも個人的にはバウンシーなD面 が好き。   (kama, 12/27/1999)

Lock 'n' Load : Submarine/Future Funk (Tribe : TRIBE 015)
ブリストルのレーベルなのにブリストルらしからぬ音を展開してきたTribe。しかし今回はベースがブリストルしてます。かつこれまでの疾走するビートは健在なだけに、よりフロア向きのトラックになってます。今までのネタ的な派手さはないですが、これからのJump Upの基本形になっていきそうな予感がします。裏面はPeshayが好んで使いそうなジャズネタを採用したCyber Jump Up。Jazzファンの人たちに感想を聞いてみたいです。   (kama, 04/07/2000)

London : Leicester Square/Madam Tussaud's (Formation : CITY 001)
来ましたよ、次のお題(笑)。前から噂になっていたCityシリーズ。第一弾はやはりロンドンですか。これはどちらもSSのトラックと思われます。両面 ともヤバイですよ。爆裂とまでは言わないけど、かなりテンション高いです。Formationは今年はこれでいくんでしょうね。今シリーズからはBrazilのようなヒット曲が生まれるんでしょうか。楽しみです。個人的には、日本ならOsaka(DJ Shintaro)あるいはTokyo(Warez)を望みます。申し訳ないですが他にあまり知らないので。あと、BristolとSan Franciscoもぜひ!  (Kama, 05/04/2000)

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■M

Mampi Swift : The-1 2K/Step 2 (Charge : CHRG 011)
ここはガンガン出してきます。全部買ってるボクはアホ。これも当然すさまじい音ですよ。キックはドカンと、スネアはピシャッと。メリハリが利いてます。ベースはウニョウニョとサイバー。こういうのはフロアで聴いてこそ気持ちいいんだろうな〜。裏面はハードコアっぽいシンセもピリッと利いてます。重たいけどフットワークも軽い。バスケのドリブルをしてる感じ(これってまんまキックの音だね。スパイクのキュッて音と組み合わせてバスケビートが出来そう)。   (Kama, 01/28/2001)

M Beat : Free (Renk : 12RENK T61)
今月2枚目のRenk、神戸Jetsetのゴミ中古コーナーで奇跡の入手。いや〜最高です!フロア向けとか言って堅苦しいトラックばかり選ぶのもまあいいですが、こういうリラックスしたポップなジャングルも、いいもんです。フロアに耐えうる音質を持ってますし、お目にかかったら即ゲットですぞ。そして裏面は表のハードなアーメンジャングルMix。ボクのようなバカトラックドンと来いのはぐれメタルにとっては、どっちもオッケー!残すはIncredibleとSweet Loveのアナログですな。   (kama, 11/11/2000)

M-Beat featuring Jamiroquai : Know Where You're Coming From (Club Mix/Intelligent Mix) (Renk : 12RENK 63)
ついに念願の1枚をゲット!!一時はM-Beat VS. Goldieなんて構図もあったみたいですが、ボクはどっちも好きで〜す。小じゃれたメロトロンも入って、とってもポップなトラックです。H Jungle With Tにも多大な影響を与えたであろうトラックということでとりあえずリスペクト(笑)。近ごろのテンションの高いフロアでは絶対ウケないでしょうけど、まあいいや。あとは"Sweet Love"と"Incredible"をこれからも探し続けます。   (Kama, 09/03/2000)

M.Mayhem : Inesse (Ray Keith Remix)/Let Me Tell You (Remix) (Face : FACE 102R)
またまたよく分からない中古レコですが、Ray keithの名を見て購入。アーメンは当然込みです。どっしりとした低音は今と変わらず。また、お得意のホラーシンセもすでにこの頃から使ってたんですね。ちょっと変わったパーカッションの音もおもしろいです。でも、速いのに慣れきったボクにはこのBPMはちょっとツライです。裏もまずまず。   (kama, 06/21/2000)

Magnetex featuring DJ Ink : Breaking Point/Secret Thoughts (NX Beat Records : NB 001)
またもや謎レーベルの1番。こういう16ビートハイハットって、ついジャンプアップの血が騒いでしまいます。シンセの感覚とかキックの取り方はOpticalに近く、むしろテクステップかも。そういう細かいジャンル分けの間を行くおもしろい音。   (kama, 12/08/1999)

Magnetic Media : Vigilante/Bad Seed (Liftin' Spirit : ADMM 25)
ここのところ好調にリリースしてますね。この一枚も強烈。キックとベースが一体となって、ドスンと腹を押さえつける。ずう〜っとむこうの方からひそかに聞こえるトライバルビーツは、ここでは意味なし(笑)。裏面 も最高。こっちは跳ねノリで、まさに跳ねたくなる。女の人が「ア〜ハ〜ン」って言ってます。   (kama, 03/06/2000)

Mos Def/Nate Dog/Pharoahe Monch : Oh No (DJ Hype Remix) (Rawkus : RWK 303T)
ついに来たぜこのタッグ!と思ったら、なんと2 Step。元ネタはどう聴いてもGanja Kru"No Fear"。これを遅くしただけのような感じがして、どうもね。。。この手のローリンビーツを遅くしても、2 Stepらしい小気味いい軽快感が出ないです。なんかもっさりした感じ。2Stepハマリ隊の一員のボクですが、これはどう?って感じ。これを使う方は、できたら+4以上でお願いします。   (Kama, 01/28/2001)

Mampi Swift : Jaws "The Demolition"/Reality (Charge : CHARGE 009)
ここもすでにハズすことのできないレーベルになってきました。毎回圧倒的な音圧で攻めてきますが、今回も同じ。キック&ベースの音がスゴすぎ。Aはタイトル通 り何かが迫ってきている不気味なムード。塩コショウ程度にパラパラっと利かせたアーメンがハッと目を覚まさせます。Bも美味しいです。音圧がありながらビートの手数が多いっていう音は今では珍しいので、重宝する人は結構多いはず。   (Kama, 08/22/2000)

Manchester : Destination/Octagon (Formation : CITY 004)
いつの間にか4番まで出てたCityシリーズ。2、3は買い逃し。トロントとかあったらしいじゃないですか!聴きたかったァ。んでこれ、どのへんがマンチェなのかよく分かりませんが、とりあえずFormationらしさを残したシンプルかつファットななトラックになってます。Bの重たいスネア、ヤバイすよ。スネアフェチは買うべし。ところでクレジットにあるJ Byrneって誰?音はJohn Bっぽかったけど、彼はJ.B.Williamsだしなぁ。誰か教えて下さい。   (kama, 11/03/2000)

Matrix : Sleepwalk (Virus : VRS 002 LP)
待望のアルバムといいたいとこですが、どうもあまり好きになれなかったMatrix。シンプル過ぎなのが退屈と思っていたのですが。今回それを克服すべく買ってみました。まず、ブレイクビーツに利かせた絶妙なリバーブは圧巻です。部屋が広くなったような錯覚を起こすほど。トラックごとに違った設定になっていますので、いろんな広さが楽しめます。E"Sleepwalk"は4畳半、G"Six"は6畳、B"Asylum"は12畳。ヘッドホンで聴いてもかなり楽しめそうですが、ここはやはり大きめのハコで試してみたいです。盛り上がれそうなのはやっぱりまんまタイトルのF"Apache"でしょうか。   (kama, 03/06/2000)

Mayhem : Blue Notez/Nasty Funk (Nu-Note : NU 001)
「FabioやGrooveriderもよくスピンした97年の1枚、待望の再入荷」みたいな感じで店に書いてありました。Aは限りなくシンプルなトラック。あくまでベースとドラムがすべてっていう心意気は伝わります。引っかかりながら転がるローリンビーツやベースのうなり加減は、Grooverider本人では?と思ってしまうほど作風が似ています。上ネタのジャズギターネタもほんの味付け程度で、ほどよい加減。   (kama, 03/06/2000)

Metropolitan Bass Scientists : Dark Mechanics/Defenders (City Rollaz Inc. : CRI V12 5002)
レーベル名は前から気になってましたが(笑)、やっと買いました。でもレーベル名とは結びつかない音。ここのベースもすさまじいことになってます。こちらはグボォーグゲェッって感じ。しかし、ドラムはタイトでクリア。音の分離のしかたが奇妙ではありますが、おもしろく聴けました。   (kama, 02/17/2000)

Mine/Suv : Reel Time/Ripcurl (Full Cycle : FCY 026)
アルバムも好評だったFull CycleのNew EP。AはMixed & Producedで名が出ているし、実質Suvのトラックでしょう。Aはシンプルで音質も控え気味ながらもどこかひかれる、好トラック。エモーショナルなボーカルが色を添えているからか?いや、それ以外にあると思いますが、言い表しにくいなぁ。Dieと同じような感覚だと感じました。Suv名義のB面は、うって変わってアーメントラック。これの質感はシャリシャリで、メタリックな効果を与えるのにアーメンを使ってるって感じ。フランジャー使いも同様。でもベースはブリストルそのもの。そしてこの速さは今の雰囲気と言うことができるででしょう。ホント今、軍団総攻撃状態です。   (kama, 11/03/2000)

Moving Fusion/Origin Unknown : Turbulence/Sound In Motion (RAM : RAMM 29)
ここに時代遅れの人間が一人・・・。こんなアンセムを買い逃していたんですよボク。これもMutantでゲット。"Turbulence"は言うまでもなく、クラナカ氏始め、実に多くのDJたちがかけまくったアンセム。こうやってしみじみ聴いてみると、RAMってテンションは高いけどどれも淡々とした展開なんですね。その辺がツボなんでしょうか?改めてRAMのすごさを再認識しました。   (Kama, 09/30/2000)

Moving Fusion : Atrantis EP (RAM : RAMM 27)
ここのところ、姉妹レーベル・Liftin' SpiritsとともにガンガンリリースしてきてるRAM。今回もタイトさ、安定感は損なわれていません。メカっぽいゲボゲボシンセはすっかり影を潜め(遠くのほうでちょっとだけ聞こえる)、まさにドラム&ベースで勝負を挑んできます。ビートは最近のJonny Lの感触に近く、ライブっぽい生々しさを感じさせます。でもJonny Lがドタバタならば、こちらの基本はあくまでチキチキ。収録の4曲、どれも使えるトラックです。個人的にはD面 のノリが一番好き。   (kama, 04/07/2000)

Mystical : Broadcast/Shift (Vinyl Syndicate : SYN 13)
ちょこっと前のVinyl Syndicateを遅ればせながらGet。これも相変わらずバキバキにサイバーアーメンしてます。どちらかというと、速さより重さ重視の音。フロアユースです。ベースがモコってていい感じ。裏面はディープな雰囲気。どことなくDigitalっぽい感じもする。キラーなムード満点です。ここは毎回ハズしません。   (Kama, 12/02/2000)

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■N

Nasty Habits : As Nasty As I Wanna Be (Reinforced : RIVET 1233)
今回の中古特集で一番驚いたのがこれですね。こんなレコが手に入るなんて夢にも思わなかったです。これは92年リリースだから、いわゆるダーク時代の1枚。当時のロンドンの空気はこうだったのか・・・、と思いを馳せながら聴いてみると、やっぱり合言葉は"HARDCORE"なんだな〜と思いました。今どきのレコのほうが派手だし音もスゴイのは当たり前だけど、このレコにはものすごい緊張が張りつめています。何かに取り憑かれたような恐ろしささえ感じます。名曲"Here Comes The Drumz"収録。   (kama, 06/21/2000)

Nasty Habits : Liquid Fingers/Liquid Beatz (31 Records : 31R 010)
やっと出ました、Nasty HabitsことDoc Scott。"Shadow Boxing"にやられた人も多いはずですが、今回はガラッと雰囲気を変えてアートコア(死語?)みたいな感じです。フワッとした感じの上ネタに終始おおわれ、ベースラインも95年頃のMoving Shadowに近い。当時と違うのは、やはりドラム。キックの音が利いてます。ドラムンベースの新しい傾向になるかもしれない問題作ではないでしょうか。   (kama, 12/27/1999)

New London Jazz Connection : Space Traveller/Mind Elevation (Whitehouse : WYHSX 048)
夏のWhitehouse第3弾。今日のいわゆるJazz Stepの音を当時すでに出していたことがオドロキです。派手なビートは控えめに、フュージョン系の上ネタを前面 に出したキモチイイトラック。裏面のクロいピアノネタもシブイです。   (Kama, 08/22/2000)

N.W.A : Gangsta Gangsta (Aphrodite Remix)/Dopeman (Prisoners Of Technology Remix) (Priority : PVL 38683)
これ、新譜みたいな顔して店に置いてありましたけど・・・?コンピにも入ってたし話はよく聞いていただけに、とりあえずゲットできて感慨もひとしお。Aphroditeのこの手のリミックスはワンパターンと言われそうですが、ボクにしてみれば安心して聴いていられるというもの。なんか自分のトラックより生き生きしてるって感じます。こういう仕事、好きそうですしね。で今回は裏面 !久しぶりにPOTの音源を聴きました。アーメンビーツで突っ走ってます。なんか今回はすごくJokerっぽいですが、Jokerは王道を行く一方、POTは若々しさがあり、これは絶対はずせません。早く自分のシングルも出して下さい。次は2年後くらいになるのかなあ。   (kama, 03/06/2000)

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■O

Optical: Ryme Tyme: Bad Company : Twisted/Ghostbuster/Seizure/Skin Tag (Virus : VRS 006)
先月のRyme TymeのOptical Remixを聴いてからなんか急に気になって、買ってしまいました。1枚目がOptical + Ryme Tyme、2枚目がBad Compamyという構成。1枚目は、2組の相性が悪いはずがなく、全くすんなり聴けます。ただしはまり過ぎで面 白味には欠けるかも。しかしOpticalは、出てきた頃は強烈な個性を放っていたのに、すでにその音がドラムンベースの王道になってます。2枚目のBad Companyは、なんか知らないうちにPrototype/Virus軍団の一員になってますが・・・。まだ3〜4枚しか出してないのに、もう個性を確立しているところがスゴイです。でも個性に欠ける面 もあり、好きじゃない人もいそうですが、ボクはこういうフロア向きのキツイ音は好きです。   (kama, 03/06/2000)

Orca : Intalect/Tranquility To Earth (Lucky Spin : LSR 016)
LPU旧盤コーナーで入手。95〜6年頃かな?よく晴れた日に石垣島あたりの珊瑚礁 を素潜りしているような、ミステリアスでキラキラした音はまさに当時の音。そこにゆったりとアーメンがのっかる。アートコアってやっぱキモチイイと思いました。裏面 も海の中って感じは一緒。こちらはピアノも海底演奏並みの深いリバーブ。トロピカルな世界へ連れてってくれました。教育テレビの「人体の不思議」でも十分使えます。   (kama, 03/06/2000)

Organizad Krime : Knucklebuster/Number One (Biosphere : BIO 001)
また資料のない新レーベル。Dillinja風ベースがとりあえず周波数低そう。デカイ音で聴いたほうがいいかも。シンセの小ネタがたくさん出てきます。参考までに、レコードのラベルはポップなテクノ風デザインです。   (kama, 12/27/1999)

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■P

Paparazzi : Paparazzi (Congo Natty : SR 002)
今月のコンゴ3枚目。これはラガではないです。サントラネタとおぼしき悲しげなイントロに浸っていると、いつの間にかHip Hop系MCの乗っかったJump Upに。ビートもベースもいつものコンゴですが、雰囲気が違ってなかなか新鮮でした。裏も同じくFunk/Hip Hop系。こちらはベースがちょこっとウニョってて微サイバー(笑)。でも後ろでしっかりとジャングルなベースがフォローアップしてます。   (Kama, 01/28/2001)

Pascal : A New P-Funk Era (True Playaz : TPR 12026)
こんなの今頃買ってるしオレ(笑)。でも粘ったおかげで、1500円で買えました。Aはジャングル復刻、Hypeも使い倒すアンセム。チープなシンセがタマランいいです。丸々Lynビート使いとモッコリベース、この感覚がDigitalにも通じる空気。いや〜キモチイイ。こういう伏線があってIn The Meantimeの復刻があったのか、と納得。あと、Cもいいね。男気溢れるイントロのギター。ロードムービーな風景が浮かびます。Ganja Kruの中にあって、なんだか地味な存在のPascal、いやいや彼こそ必殺仕事人。男です。   (Kama, 12/02/2000)

Pascal : In The Meantime (Part 2)/You Know feat MC GQ (Frontline : FRONT 052)
不朽のマスターピース"Still Smokin'"からのリメイク。「オーダミンタ」のかけ声ともにアーメン爆発。グリグリのベースも良し。フロア発狂間違いなしです。ボクも狂いました(笑)。裏面はPascalお得意のオシャレな上モノ入りジャンプアップ。なめてかかってたら、実はなかなか良かった。テンション高いです。イカリ気味。GQ率は低いのが残念。   (Kama, 01/06/2001)

Peshay : Nu Jack Swing/Place N' Spaces (Pivotal : PIVOTAL 2)
来日も盛り上がったPeshay。自身のレーベル、PivotalからのNewですが、すでに孤高のジャズステッパーと言われているだけあって、変化のしようがありません。しかしここまで大げさにやってくれると、逆におもしろいです。ネタいくつ使ってるんでしょうか。ある意味やりたい放題です。ドラムンDJからは多分無視されるでしょうけどね。でもなんだかんだ言って結構チェックしてるボクでした(笑)。  (Kama, 05/04/2000)

Peshay Vs Special Forces : Lethal Volume 1 (Photek Productions : PPRO 1VSMP)
こちらのPeshayはなんと、なつかしのPhotek Productionsから。レーベルカラーも考えて、こちらはかなり抑えてます。使うならこれくらいがちょうどいいかも。音質も、こっちのほうがフロア向きだと思います。DだけはズブズブのPeshay節です(笑)。でもSpecial Forcesって、Photekのことなのかな?彼くさい雰囲気もどことなく漂ってますが。最近Photekってどうしてるのかな。全然チェックしてなかったですが。過去の人なんて言われないよう、頑張ってほしいです。  (Kama, 05/04/2000)

Peshay : Right Them (Peshay Mix/Acoustic Research Mix) (Scam : SCAM 2)
DJ SSとAphroditeのRemix入りのScam1番は両面完ペキでした。忘れた頃にやってきた2番はPeshayで来ましたか。Peshayは版権がらみでアルバムからもれたトラックをブートで出してるので意外ではないですが、これもフュージョンの大ネタなんでしょうか?AのMixは、最近のPeshayの作風のまんまです。ここではBです。これもどう聴いても95〜6年の音。上ネタ、ボーンと響くベース、軽めのキック&スネア。このあたりの音も、もうリバイバルが始まっているのでしょうか?Doc Scott先生もこないだのシングルはそうでしたし。でも、ここらあたりからドラムンベースに入門したボクにとっては、サクッと耳に入ります。   (kama, 03/06/2000)

Peshay feat. Kym Mazelle : Truly (Peshay & Flytronix Mix/Farley & Heller Main Vocal) (Island : 12 PFA 4)
かつてのMoving Shadowの朋友がコラボレイト。ここではPeshay色が勝っているのはしょうがないですが、でもメジャーリリースだけに、プロダクションには気合いが感じられます。エレキ生ベースや、若干ためノリの8ビートは、Peshayのいつもの音です。でもキックはこころなしかいつもより重かったような。ここがFlytronix担当なのかな?裏面 はハウスMixです。Junior Boys Own所属の人らしいですが、存じ上げません。ボーカルをきっちり使っているからか、わりと王道ハウスかな?と思いました。すいません、最も遠い世界の音楽なもので。   (kama, 03/06/2000)

Peshay : Nevada (Peshay remix)/Jitterbug (Ray Keith remix) (Pivotal : PIVOTALRX 001)
Peshayの新レーベル。これは1番のリミックス盤です。表面はPeshayらしいトラック。ジャズのサックスやピアノのネタが全面 に出ています。でもここはやはりわがヒーローRay KeithのMix、すっかり俺色に染め上げちゃってます。リバーブのきいたブレイクビーツは彼の音です。   (kama, 12/27/1999)

Pharoahe Monch : Simon Says Remixes (DJ Die & Roni Size Remix/JL Mix) (Rawkus : RKT 240)
これまたスゴイ!!Rawkus+Roniって組み合わせは、思ってもみなかった夢のタッグ。当然音もカンペキ。どでかい音でキメてくれました。ラッパ+ラップを軽々と料理するRoni&Die。負けてませんで〜。そしてBはOrgon盤でやられて以来、密かに大注目していたJL。とにかく速い。ラップ使いに特徴がありますね、彼ら。USドラムンの未来も決して暗くないですぞ!USムーヴメントを心待ちにしてます。   (kama, 07/01/2000)

Pieter K : Pendulum (Original Mix/Phantom Audio Remix) (Higher Education : 0-44899)
好調のPieter Kが、今回はHigher Educationから。最近のUS勢、すでにUKに負けないクオリティーで作ってきます。オリジナルのAも十分いけるトラック。Ebonyあたりで使われてるブレイクビーツを、うまく自分のものにしてます。対してBは、Digital & SpiritのRMX。こういうオリジナルブレイクビーツを生かしたトラックは、支持したくなりますな。そして、US vs. UKの交流もどんどんやってほしいです。ここにJPがからんでくるのはいつの日になるのでしょうか?!期待してるのにな。   (kama, 11/03/2000)

Pieter K : Sequence/Watch Dis (Breakbeat Science : BBSCI 002)
1枚目では大いに期待させてくれたBBSCIですが、今回もいいですぞ!こちらはUSらしからぬ 、腰の入ったどっしりとしたトラック。どことなくOpticalの音を感じさせるタイトさに地を這うような低いベース。SEの多さはやっぱUS。裏面 は胸騒ぎを起こさせる不穏なストリングスネタから、初期Smokers Inc.あたりにも通 じるシブめのJump Upを繰り広げます。しかしPieter KもJL同様、ヤバイトラックを作ってきます。Orgone共々買うべしです。   (Kama, 09/30/2000)

Pieter K : Sequence/Watch Dis (Breakbeat Science : BBSCI 002)
Breakbeat Scienceからの2枚目。1枚目は前回紹介したOrgonらしいです。これもまたイイ!Aはバタバタと忙しいビートに低くこもったベース、Bは厳かに響くストリングスとズブズブなベースがシブイ、キ●ガイトラック。今後もチェックする必要アリ!   (kama, 02/17/2000)

Potential Bad Boy featuring Mellisa Bell : Nothing Gonna Stop Me Now (Remix)/Set Me Free (Remix Part Two) (Third Eye : THE 009)
これまた安価中古盤をゲット!Ibizaでは数々のアンセムをリリースしたらしいですね。さて、音はというと、HipHopの大ネタの飛び交う痛快なトラック。個人的にはGanjaに近い感じを受けました。同時に、これなら今でも使えると思いました。アーメンはナシですが、当時としてはかなりファットな音ではないでしょうか。そして、Ibizaの再発も強く願ってます!   (Kama, 09/03/2000)

Prizna : Nigga's In The Hood/Eastern Promise (Kus : KUS 08)
イヨッ待ってましたPrizna!これも280円でいいの?ダークなベースに高速ジャングルビート。シブスギ!ヤバスギ!こんなのがざらにある当時、ギターポップを聴いていた自分を後悔します(笑)。裏面 もアーメンなしですが非常にアッパーな感覚にやられました。今さらながらKUS、スゴすぎ。これからも気長に追いかけます!   (Kama, 09/03/2000)

Prizna : 10,000 Babylon (Kus : KUSLP 01)
ラガジャングルの名盤をゲット!これ、3枚組なんですが、ディストリビューターの手違いで1枚目が入ってなかったので、2枚目と3枚目のみで購入(苦笑)。でも最近これにヤラレっぱなしです。Cのネタ使いとか渋すぎ。当然のことながら、アーメンをおなかいっぱい堪能できます。誰かこんなのいっぱいかけて〜!ちなみにGrooveriderやRay Keith、Darran Jay、Urban Shakedown等、往年のジャングリストがRemixで参加。入荷してくれたDJ Hornさん@L.P.U. Storeに感謝します。  (Kama, 04/11/2000)

Project 2 : Clean Decibel/From The East (Aphrodite : APH 33)
メジャーのV2からもリリースし、絶好調のAphrodite。大阪のFM802ではBM Funksterが頻繁にBGMに使われており、複雑な気持ちになります。で今回のシングルですが、こちらもハヤリのTech Jump Up風味になってます。Urban Takeoverに曲線的要素があるとすれば、こちらは直線的。大ネタを使っても、どこかストイックなムードが漂うのがAphroditeの魅力。このシングルも俺流に満ちあふれていて、Aphroditeの世界について行こうと決意しちゃいます。Project 1、買いのがしてしまった!どなたか譲ってくれませんか?   (kama, 02/17/2000)

Psychosis : Freefall EP (Trouble On Vinyl : TOV44)
TOV、あ、サイバーね、と思って針を落としたらいきなりファンクの大ネタでドギモを抜かれた。彼らはNew Comerなのかよく分かりませんが、いいセンスしてます。Bはスティールパン+アーメン。最高です。今年はドラムンでもスティールパンが流行るか!?密かに妙なベースも超ポイント高いです。Cも歌もの+強烈アーメン。Ray Keithアニキの影響がデカイと見た。と思ったら本人のRemixだった(笑)。   (Kama, 01/12/2001)

Public Demand : Invisible (ZTT : ZANG 85T)
これも話は聞いてたので気になってましたが、ついに入手成功!Steppa'zはもちろんDillinja Mixですね。ここでも他のRemixは割愛させていただきます。歌を生かすためか、展開は非常に控えめなシンプルなMixになってます。でもDillinjaお得意のドロップベースはしっかり入ってます。なにはともあれ、異業種交流はいいことです。その先駆けということで。96年作。   (Kama, 09/03/2000)

Puff Daddy : Gangsta Sh*t Drum & Bass Remix(Street Version) (Bad Boy Entertainment : BBDP-9251)
HipHopのRemixものって、見かけたら必ず買ってしまいます。あえていえばTOVに近いでしょうか。キック&ベースが極太で、モコモコっとした感触。黒い音です。派手になりすぎず抑制が利いてるので、使いやすいかも。リミキサはDJ FAFU & Positive Kinetikという人。   (kama, 12/08/1999)

Pugwash : The Edge/Fright Night (Liquid : LIQUID 002)
こちらは本格的に仲間割れのようですね。Bizzy B先生はすっかり2 Stepの方にいってしまわれ、こちらパグは本気ドラムンをやってます。えらいオールドスクール+ハードコアな雰囲気です。Tatal Scienceあたりと同じ空気。この手の音がどこまで伸びるかが今年のシーンのカギを握っているような気がします。裏は平凡。   (Kama, 01/28/2001)

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■Q

Q Project : Night Moves/Champion Sound (Legend : LEG 001)
これまたスゴイものを入手しました。"Champion sound"のオリジナルのようです。ここ1年で2度ほど再発がありましたが、あれはLegendの6番でしたから、これのRemixなんでしょうね。今はBad CompanyによるRemixがよくかかっていますが、恐怖心を煽るホーンとシンセに、硬質なバウンシービート。これこそ「Champion Sound」です。  (kama, 06/21/2000)

Q-Project : Champion Sound (Bad Company Remix/Tipper Remix) (C.I.A. : CIA 99004)
やっとゲットできました。Junglewebでは2月にもうレビューがあったのでかなりあせってました。ジャングルアンセムがBad Companyの手によって今、復活!先日のStorm&Goldieもかけてました。ボクはもっとすごいのを期待していただけに、ちょっと肩すかし。意外にスッキリまとまっちゃったなという印象がします。これならオリジナルの勝ち。でもまあ、今っぽくまとめてて、まあまあでしょうか。あのホラーシンセもバッチリ利いてますし。Bはへんてこなビッグビート。  (Kama, 05/04/2000)

Quest Foundation : Kicks/Epic (Quest : QU 006)
未だに謎多きレーベル、Quest。Aはリードギターのネタが耳に残るサイバートラック。しかし走りまくってますね〜。硬めの疾走ビートについてくる強烈サイバーなベース。控えめにラガMCが入っているのはうれしい限り。サイバーラガ。裏面 もテンション上がります。こういうアーメンの使い方アリなんだ〜と感心。ローリンビーツじゃないアーメン。初めて聴いた。アーメンマニア(通 称アメマ。くどい?)は聴く価値ありです。こういう小さなレーベルからおもしろい音が出てくるあたり、まだまだドラムンイケルぞと思いました。まだまだ底辺の層は厚いみたいです。   (Kama, 09/30/2000)

Quest Foundation : Glass Dick/Gate (Quest : QU 005)
このレーベルも前から気になってましたが、発見したので試聴したらまあまあ良かったので購入。人脈等、詳しいことは分かりません。音は、地味なJump Upってかんじです。特にBがイイ。ヌケのいいメタルスネア、Bristol系バカベース。淡々とした展開は、つなぎとして使えそうです。  (Kama, 05/04/2000)

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■R

Radiance : Jazz Resource/Substance (Purified Audio : PUR 001)
1番買いのクセで買ってしまったオランダ発の謎の1枚。Fabioもプレイと書いてある通 り、Creative Source系の音。808風の強烈なキックにやられます。上ネタのチョッパーベースが軽快に響く。裏面 も涼しげなフュージョン系ギターの上ネタ。共にBPM遅め。   (kama, 12/08/1999)

Ram Trilogy : Titan EP (Ram : RAMM 28)
Ram Trilogyとしてはアルバム以来のリリース。最近のRAMにはなかったアーメンもAとDで登場し、大暴れしてます。こことLiftin' Spiritsは毎回クオリティ高いし、盛り下がることはないので、引き続きチェックが必要です。でも個人的には最近Liftinの方が好き。   (kama, 06/03/2000)

Ram Trilogy : Molten Beats (RAM : RAMMLP 03)
ついに出ました、RAM Trilogyの5枚組アルバム!先行のAlbum Samplerで「オッ、RAMは変わるぞ」と思わせました。確実に次のステージに突入しています。まず音ヌケが良くなったこと。正直、最近のRAMはゲボゲボうるさいと思っていたのですが、これだけ均整で空間処理に気を配った音を作ってくると見事と言うしかないです。細かい音もよく聞こえます。DJ Hypeとともにドラムンベースの音響派と言ってもいいのでは?   (kama, 12/08/1999)

Raserblade : Furnace/Trashcan (Southern Sessions : SOUTH 008)
このレーベル、よく知りません。でもこれクオリティは高いです。今どきな縦ノリビート+ハードコアなシンセ。ホラーな雰囲気満点。でもちょっとベースの音が足りないかな。裏面も雰囲気は同じで、不協和音シンセが独特の張りつめた空気を作ってます。すごく個性的な音を出してるので、これからもチェックしていきたい。   (Kama, 01/06/2001)

Ray Keith presents : Vintage Dread 2000 (Dread : DREADLP 003)
ウオオオォォォ!!!これはスゴスギル!最近のRay Keithはアルバムが多くて出費がかさみ、ウンザリ気味だったけど、これは買ってホント良かった!まずジャングリストならAの"Terrorist (PA Mix)"にヤラレルはず。ボクは後追いジャングリストなので当時を知らないのですが、これはボクだって燃えます。なんたって"Vintage Dread 2000"ですから、初期Dreadジャングルが大爆発!そして全編にアーメンの嵐!ほんとスバラシイ企画です。そしてShy FXも参戦、さらにDREAD 27の"Sing Time" (Original Mix)も収録。2 Stepに負けるなと、Ray KeithとNikki BlackmarketがJunglist復権のムーヴメントを起こしてくれるか!?そして日本全国のDJの皆様、これどんどんかけてください!   (Kama, 08/22/2000)

Ray Keith Vs Nookie : Self Destruction/Sing Time (VIP) (Dread : DREAD 27)
Classifiedのアルバムサンプラーみたいですが、どっちもアルバムに入ってない(笑)。CDには入ってるのかな?Aはサントラっぽい美しいストリングスネタ。ビートは彼がふだんあまり使わないものですが、家で聴いてもほとんど聞こえない超低周波ベースはお約束。Bは、出た!いきなりOrigin Unknown"Valley Of The Shadow"ネタのビート。こういうことを平気でやっちゃうRay Keith、やっぱり好きです。Back 2 Basicですな。しかし彼のトラックって、わざとビートのタイミングを微妙にずらしたりしてるのが多いですね。そんなおマヌケさも魅力のひとつです。   (kama, 04/07/2000)

Ray Keith : Classified (Dread : DREAD 001LP)
ここのところUFOからのダブルパックなど順調リリースのRay KeithアニキがついにDreadからは初のフルアルバム(ですよね?)。エンジニアはもちろんNookie。今回もうれしいことに、アーメン打率はイチロー並み。お得意ボーカルネタも数曲。しかし彼は芸風をかたくなに守ってますね。ここは賛否両論分かれるところですが、個人的にはこれでいいと思います。どの世界でもベテランには安定性、新人には意外性を求めるのが自然な姿だと思います。マイベストDJ・Ray Keithアニキ、また来て下さい!   (kama, 04/07/2000)

Ray Keith : Something Out There the remixes... featuring Lea (UFO : UFO 001 EP)
ヨッ、待ってましたアニキ!今回はRemix集ということで、Dillinja、Ray Keith & Nookie、Bad Company、Penny Black〜DreadのTwisted Angerと、壮絶なリミクス合戦。まずDillinjaは、最近ご無沙汰だったので燃えました。割れんばかりのベースに飛び道具のローリンビーツと、お約束連発。Ray Keith & Nookieは、シャッフルで始まり意表を突かれますが、それが終わればいつものRay Keith節。ガンガンうるさい金物系、重たいローリンビーツにダブルベースとくれば、飛び跳ねるよりほかありません。で、次は今をときめくBad Companyですが、あんたここにも(笑)。引く手あまたですな。ところが、これがアニキに言われるがままのローリンビーツで仰天。強引にに自分の世界に持ってくのかなと思いましたが・・・。ベースでちょっぴり自分を主張。Twisted Angerは、これ、今回一等賞?ってくらい好きです。アニキのローリンビーツとアーメンを交互に配置して、息つく間もないド派手な展開。   (kama, 03/06/2000)

Remarc : R.I.P/Ice Cream & Syrup (Original & Hard Mix) (Suburban Base : SUBBASE 50)
Sub Base3発目にして今月のMVP!ボクはまさしくこれを待ってたんです。よくぞ出してくれました。今回これだけはオリジナルのラベルだったけど、在庫なのかな?昔Avex Traxから出たラガジャンのコンピに入ってましたが、バカさではこの"R.I.P"が最も光ってました。ベースのアホさもさることながら、アーメンの遊び方が激シブ。もうこれ一枚あったら他はいらない。そんな1枚。裏面 は、ああもうどうでもいいや(笑)。しかし、かつてZettai-Muのサブフロアでインドラさんがかけてくれたことをボクは絶対に忘れません。   (kama, 04/07/2000)

Renegade : Dark Soldier (Part 1/Part 2) (Dread : DREAD 15)
"Vintage Dread 2000"に合わせるように、タイミングのいい入手を果 たすことがました。ボクが慕うRay Keithアニキの旧盤。当時から作風が変わっていないことからすでに尊敬。我が道をいってますね〜。後半から突如訪れるアーメンのシャワーとダークなダブルベース。超私的アンセム。あ〜幸せ。   (Kama, 09/03/2000)

Resonatryx : Yaizon(Full Convocation/Instrumental/Hum.vee/Priest a Capella/Gytarkytexture) (Tygyr : BYZAR 101)
少し前のリリースのはずですが、Jungle Skyの姉妹レーベルというのを見て購入。モコモコした音や、小技が多いのはJungleSkyと一緒。あちらはブッ壊れすぎですが、こちらはもう少し真っ当なドラムンベース。アルバムもそのうち出るみたい。   (kama, 12/08/1999)

Rising Sun : Better Watch/Run It Out (Mac II : MAC 008)
玄人好みとも言えるRandallのMac II。CISCOの解説には、黒人の外タレがかけそうなトラックとありましたが、これも一理アリ。そういやDMRのYamaさんもREMIX(雑誌の)で好きって言ってました。地味ながらもジワジワ来るトラック。DJ Ronあたりにも通じるディープな音です。この辺はフロアのでかい音で聴いてなんぼのもんですから、押さえたDJの方、ぜひかけてください!古き良き時代の空気を残したキモチイイ音を出していながら報われないレーベルの一つ。ボクはここ、今んとこ全部押さえてます。笑)   (kama, 11/11/2000)

Roar Deal : Urban Hym/Raw Deal (Roar Deal : ROAR 001)
またまた謎レーベル。木琴風なミステリアスな上モノと抑え気味のMCから、タイトめなJump Upに突入。ビートは金モノを控えたTPMって感じで、ベースはモコモコ系ですがマイナーコードの旋律を押さえてます。裏面 も同じ感じ。上モノとかSEに力が入ってますが、逆にビートの弱さがつらいかも。オリジナリティはあるしおもしろい音なので、今後どう化けるかに期待。   (Kama, 09/03/2000)

Rocket & RA : Anacondet (Jedi : JED 2)
やっと到着、Kenny KenのJediの2番。今回も強烈なサイバーベース。Aはシンプルな展開ながらも中低音域のキックが後頭部にクル。Bは速エェ!ファットなキック&ベースのビートに強引に割り込んでくるアーメンビートがフロアを煽りたてます。スゴスギル!!   (Kama, 09/03/2000)

Roni Size : On Point (Full Cycle : FCY 027)
先のFull Cycleのコンピの、CDには入っていたらしいトラック、12"でも切ってきました。ボクはてっきり新録かと思いましたが。しっかし、こういう音って一番説明しにくい。ロニの音としか言いようがないです。彼のトラックは小細工はないですが、センス一発でダイナミックなトラックを作り上げてしまいますから。天才です。多分ベッドルームでチョコチョコっと作ったんでしょう。それがこんなに僕たちを熱狂させるんですからね。ドラムンベースファンは何も考えず、とりあえず買いましょ。   (Kama, 09/30/2000)

Roni Size : 26 Bass/Snapshot (Full Cycle : FCY 020)
ドラム&ベース。この2つの最小限の音で完成してしまうロニの世界。Breakbeat EraやRepresentとはまた違う、ミニマルなトラックです。ドラムンベースが生まれ育った90年代を締めくくる1枚と言えるのではないでしょうか。   (kama, 1999/11/18)

Roni Size Reprazent : In The Mode (Talkin Loud : 548-180-1)
すでに先行EP"Who Told You"の裏面"Out Of The Game"があちこちでヘヴィープレイのReprazent、ついにアルバム発売!ボクはアナログ盤を買ったのですが、日本盤CDとは若干内容が違うみたいですね。アナログもCDに負けじと17曲収録の4枚組。アナログの特典としては、ロニのアンセム・SnapshotのVocal Mixが聴けること。しかしゲストもMethod Man、Rage Against The MachineのZack De La Rocha、Rahzel(スマン、知らん)と豪華ですなぁ。このゲストに象徴されるように、MCを全面に打ち出したハイテンションなトラックの連続。ライブ見てぇ〜。でも仕事で行けぬ(泣)。間違いなく今年最も売れるドラムンベース。でも文句なくカッコイイよ。初心者の方にも安心してオススメできます。あと、今後のEPでのRemixも楽しみ。   (kama, 11/03/2000)

Roni Size Reprazent : Who Told You (Talkin Loud : TLX 61)
もうずっと前から話題に上がっていたReprazentの新譜。"Who Told You"はMC Dynamiteを前面に出した、激速トラック。以前のジャジーな雰囲気はどこへやら、メーター振り切りっぱなしでテンション高すぎ。Breakbeat Eraよりハイテンション。裏面もヤバスギ!ビートからベース、ファンキーなギターネタ、そしてボーカル、全てにおいて完璧。クラウド側からの一意見としては、これが一番イケルかも。こりゃアルバム、とんでもないことになってそう。   (Kama, 09/30/2000)

Roots : Strategy (No U-Turn : NUT 023)
おっついにRootsまでもがドラムンMixか?と一瞬思いましたが、当然これは違いますね。HipHopのRootsじゃないみたい。そうだとしてもここから出るわけないか。でもこれがなかなかシブイです。2年くらい前のNo U-Tornのような縦ノリ感があって、ガンガン踊れそう。倍音が利いたドープなベースはブリストル風味。これからはもっと早く出して下さい、Nico様。   (kama, 04/07/2000)

Ryme Tyme : T-Minus/Conga (Moving Shadow : SHADOW 145)
なんと!Moving ShadowからソロでもリリースしちゃったRyme Tyme。Ed Rushも以前にNeotech名義で出しているし、人脈的には意外ってこともないですが。Ryme Tymeの特徴はヌキのビート。Aはひとつキックを抜くだけでこれだけ個性的な音が出せるというお手本です。でもここではやっぱ裏面 かな。タイトル通り、ささやかにトライバル。それにしてもOpticalばりのキックは強烈。   (kama, 07/01/2000)

Ryme Tyme : We Enter (Optical Remix V.2.0/Optical Remix V.3.0) (No U-Turn : NUT 022)
Virusで共作したOpticalとRyme Tyme(とBad Company)。やっぱOpticalの仕事は安心して聴けますね。ほとんどはずしがないです。今回はSaigonからのRyme Tymeの名曲をOpticalがRemixしてNo U-Turnからリリースという、もう勝手にやってくれって感じの内輪もの。   (kama, 02/17/2000)

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■S

Sappo : Amazon/No Good (Frontline : FRONT 046)
Advisory1番のDope Skillz Remixに対する返答が、このFrontlineからのリリース。と言うよりはGanja KruからSappoへのラブコールと見るのが自然。ハイハットが引っ張っていくローリンビーツ、モコモコしたベース。なぜもっと早くやらなかったのかが分からないくらい違和感ありません。今後の交流にも期待します。   (kama, 12/27/1999)

Scattah : 38.5/Illogic (Acetate : ACE 002)
個人的に注目しているAcetate。ホントにAcetate本人のレーベルなのか謎ですが。不可思議なシンセの音で始まる淡々とした微サイバートラック。タイトなキック+スネアにチキチキハット、そして微サイバー加減はやっぱAcetateっぽいです。裏面 は落ちついたローリンビーツ。このベースの音は不思議です。なんかヘンテコ。ゲゲゲの鬼太郎の効果 音に最適かも(笑)。古き良きPhotek/Source Directの感覚にも通じるような気がします。   (Kama, 09/30/2000)

Scattah : Thrillseeker/Something About You (Acetate : ACE 001)
これこそまさにAcetateのレーベルか?Flex周辺も乱立状態でわけが分かりません。Made In Hollandて書いてますけど。鉄琴系のきらきらと響く上ネタが耳に残りますが、このオエオエベースは紛れもなくAcetateのもの。やっぱり別 名義か。ビートのほうも、早くフロアに降りていけ!とせき立ててます。裏もボーカルネタを配し、あ、ネタもの用の新レーベルねと納得。こっちは、重くはないけど中低音域を占領する強烈なキックにやられます。ここはこれからも追っかけまっせ〜!   (kama, 03/06/2000)

Schoolly D & Joe Delia : The Player (Original, Pigforce Fat Players, 2 Man and Ganja Kru Mix) (Mother : 12MUM 99)
さらに入手、HipHop/R&BドラムンMixシリーズ。Schoolly Dや他のリミキサ達のことはよく分かりませんが、こういうところにGanja Kruの名があったら買わないわけにはいかないでしょう。この手のRemixにハズシのないGanja Kru、これもまた然り。疾走感のあるローリンビーツにゴリゴリにファットなベース、そして効果 的に使われる女性ボーカルとMC。こういう仕事どんどんやって下さい!97年作。   (Kama, 09/03/2000)

Secret Service : Wil Barrow/Conquest (Mekanism : MEK 002)
先月紹介したMekanismが早くも2枚目リリース。未だ謎レーベルなので、情報をお持ちの方、教えて下さい。Aは生っぽい感触のビートがバスッバスッと腹にきまる、ヤバイトラック。裏面 はDillinja風ベース、音数が多く性急だが図太いビート。   (kama, 02/17/2000)

Secret Service : Take Away/Electric (Mekanism : MEK 001)
先日のCrazy Juiceでインドラ氏もプレイした、トライバルビーツもの。ゆるめにひずんだファットベースがDillinaっぽい。木琴風シンセのハモリが耳に残ります。裏面 もDillinja風ベースが強烈。   (kama, 12/27/1999)

Shadow Unit : Cylinder/Theif (Mix & Blen' : MNB 012)
このレーベルも毎回キビシ〜イトラックを出してくれます。イントロからいきなり92年頃のハードコア風ネタが飛び出してビックリ。メインではラウドでシンプルなビートにダークで少しバウンシーなベース。これ個人的に相当お気にです。裏もシンプルでテンションは抑えてます。しかし一音一音にインパクトがあって、なんだか気迫を感じます。以前のボクなら見向きもしなかったハズなのに、最近この手の音にヤラレっぱなしです。   (Kama, 09/30/2000)

Shimon & Andy C : Mutation/Genetix (RAM : RAMM 18)
ん?これは再発のようです。でもすでに音質はピカイチ。この頃は若干バウンシーさが残っていて、ボク好みです。ついでに"Sound In Motion"も再発して下さい!!   (kama, 07/01/2000)

Shimmon/Sniper & Mystical : Boogie Night Remix/Electric Ghost (Vinyl Syndicate : SYN 010)
勉強不足で、元曲は聴いてません。しかし強烈。ツッコミ気味の極太ビートはいつものこと、今回は16ビートで刻むキックがせわしなく、足が勝手に動く。裏はメタリックなスネアとグニョグニョなシンセベースが耳に残るダークなトラック。   (kama, 12/08/1999)

Shy FX : Mad Apache/Strokes (Ivory : IV 001)
中古屋でイイ物を手に入れましたよ、高かったけど。Ivoryの1番!97年頃のものと思われます。Aはその名の通り、Apacheをいじくり回したトラック。イントロではアパッチのギター+ラッパ部分のネタも登場し、ネタマニアを狂喜させます。裏面はシンプルなビートに分かりやすいベース。なんかBambaataにたどり着くまでの過渡期的な感じを受けました。しかもこの頃は冴えなかったんだろうな。でも資料的には大事な1枚。   (kama, 11/03/2000)

Shy FX/DJ SS : Back 2 Back Volume 1 - Torment/13th Floor (Formation : FORM 12084)
でた〜!!このタッグでどんなことをやらかしてくれてるのか、すごく楽しみにしてました。しかもこのタイトル、思わずジャングル回帰かとも思いましたが、そうではありませんでした。まずはShy FX、あれ、まだBambaata引きずってるの?って感じ。ベースなんかそのまんま。でもカッコイイからまあいいや(笑)。で裏面 のDJ SS。今回はハイテンションなサイバーです。ビートにキレ味があって、なかなかきまってます。ただこれ、期待度が相当高かっただけに、80点ではすこし物足りないです。二人ともボク、大好きだし。   (Kama, 09/30/2000)

Skan : SIZEable Respect E.P. (24 Carat : 24K 2)
タイトルにしてしまうくらいロニが好きなようです。respectのクレジットにはRoni/Krust/Dieの名。そしてその通 りの音。硬いビートにファットなベース、ブリストル特有ののフィジカルな感触がビンビン伝わってきました。でもこの人がブリストリアンかどうかは不明(笑)。でもボクはこういう音は好きです。   (kama, 06/21/2000)

Skeptic : Grip/Luminous (Fuze : FUZE 24)
先のElementz Of NoizeでノックアウトさせてくれたFuzeのNEW。こちらはゲボゲボ度は低いけど、ビートが強烈な音。音質はOptical、パターンはBrockie、そんなファットかつタイトな縦ノリビートです。今調べて分かったんですがここ、Eastsideの姉妹レーベルなんですね。ということはA-Sidesのレーベルですか。最近ヤバイですねここ。要チェックです。   (Kama, 09/03/2000)

S.M.F : Twisted Bungle/Surrender Retreat/Make The Music/Naughty Six Minutes (Rugged Vinyl : RUGGED 2)
温故知新ということで。大阪・ミナミのLPUで入手。なんか、ジャングルとかいう前のハードコアって雰囲気がします。先に再発された初期Suburban Baseと通じる感じがしました。このレーベルのことはほとんど知りません。詳しい方、教えて下さい。   (kama, 12/08/1999)

Smokey Joe : Caution/Pin Point (Frontline : FRONT 049)
このマッチングは相当久しぶりなのでは?GanjaでSmokey JoeがRemixしたのがあるけど、それ以来になるのかな?Frontlineの中にあって全く違和感なし。少しサイバーなベースにGanja Kru系走りビート。こういう音を聴くと、素直になれます。キモチイイ〜。裏面 もBoss The Smokersの音です。テンションはほどほどに。今度はPascal@Smokers Inc.のお返しリリースを楽しみにしてます。   (Kama, 09/30/2000)

Sonar Circle : Free Spirit/In Deep/In Deeper (Reinforced : RIVET 138)
最近の「いわゆる」Reinforcedのアーティストを買うのが初めてに近いのですが、意外に音が厚くてビックリでした。もっとユルイ感じかと思ってました。今まで軽く見ていてごめんなさい。結構キツイ音出してます。それに、確かに他にはないオリジナリティーを発揮しています、これ。あえて言うなれば、Zincのトラックに近いかな?古き良きブレイクビーツをそのまま多用し、疾走感を与えています。と思ったら案の定1曲ユルイのがあった(笑)。   (Kama, 08/22/2000)

Sonic : City Limits EP (New Identity : NIR 015)
ウオッ!最初からテンション高いでっせコレ!Traceばりのカキンカキン暗黒ローリンビーツをぶちかましてくれました。最近のフロアはこうでもしないと盛り上がらないのかな?と思うと、ちょっと寂しいですが、まあもともとローリンビーツ好きのボクにとっては良しとすべきでしょう。その後はバドカンorJonny L系のややハネビートの連続。クオリティーは高いんですけどね〜。DJ SS御大、私はFormationのBack CatalogueのRepressを待っております。   (Kama, 08/22/2000)

Special K : Force 9/Pepper Spray (Urban Takeover : URBTAKE 21)
またもや面白い組み合わせ。以前にMickey FinnとSpecial KはBeastiesのRMXで共同作業してるし、あり得ない話ではないのですが。Aはサイバーなベースに45 Roller"Stomp"ビート。裏面はトライバルビーツにブリープベース。スペKは決して派手じゃないですが、ハマルトラックを持ってきます。彼、まだまだヤバイっすよ。Bombからも新しいの出てるみたいだし。早く買いに行かねば。   (kama, 11/03/2000)

Spice : Step Off(DJ SS Remix)/Step Off(JB Remix) (Back 2 Basics : B2B 12061)
元曲は大いにStep Offさせていただきました。DJ SS Remixはオリジナルのネタを生かしながら自分の世界に引きずり込みます。JB Remixはよりオリジナルに近い。ビートの取り方は変えてます。個人的には、バカさで元曲勝利。   (kama, 12/08/1999)

Spirit : Underpass/Prologue (Genetic Stress : GS 18)
このレーベルも前から気になってたんですが、Hiroshiさん@Mutant Recordsに推されてやっと初購入。うわ〜こりゃスゴイ!どこに似てるってのはないですが、これも今どきじゃないジャンプアップです。あえて言えばビートがTPMとかSplash、あるいは昔のFlexに似てるかな。こういう小さいレーベルからいい音が聴けると、ホント心強い気持ちになります。   (kama, 11/03/2000)

Spirits From An Urban Jungle : Urban Decay EP (Whitehouse : WYHS 031)
Whitehouse第4弾!クレジットにJ. Williamsの名がありますが、これはJohn Bと関係があるのでしょうか?識者の方、ご指摘お願いします。音の方はアーメンの嵐吹き荒れる中ピコピコ鳴るAに、裏はB1が王道ジャングルビーツ+憂いを帯びたシンセ、B2はモコモコのベースにガシガシのビート。こういう中音域にキックとねちっこいローリンビーツが組み合わさると、これはある意味トライバル(=ジャングル?)ビーツだなと思ってしまいます。  (Kama, 08/22/2000)

Splash : Babylon (Dillinja Remix/Original Mix) (Juice : ECIUJ)
おお、ここにもジャングル回帰の波が!いい音を後世に伝えることも大事な使命です。Dillinjaはオレ流を貫きながらも、ここではとっても生き生きした音を聴かせてくれてます。これはやはりジャングルにヤられてしまった人の作る音だな〜と実感。で実はボク、これのオリジナル聴くの初めてなんですぅ・・・。汗)Juiceらしい、シンプルながらもクリアなアーメン主体の爆裂ジャングルになっておりますデス。スバラシイ。Total Scienceあたりの動向とともに、ドラムンとジャングルの結束した音、これから大注目です。いよいよ大きな波が来るか!?   (kama, 11/11/2000)

Stakka + K.Tee : Auto Ignition/Terratorial (Audio Blueprint : ABPR 011)
Liftin' Spirit軍団の彼らがこんなところからリリース。彼らはTrouble On VinylやUnderfireからもリリースしていたりして、内輪っぽい軍団の中でもわりと渡り鳥的なところが特徴ですか。って、これAnt Milesの別名でしたっけ?音はいつものようにカチンカチンビートのLiftin節です。音質の良さは保証されていますので、安心して聴けます。Liftin'みたいにフロアヒットとなるかは?ですが、これもかなりイイですよ。ところでこのAudio Blueprintってどんなレーベルでしたっけ?長いことリリースなかったのであまり知りません。昔有名なコンピがあったような?Stakka + K.Tee情報ともに求む。  (Kama, 05/04/2000)

Stranjah : Trouble Maka/Freezin Point (Flex : FLEX 029)
個人的には毎度好調なFlex。でもまだヒットにはほど遠い・・・。AはSecond Movementあたりにも通じる、疾走感溢れるサイバーなドラムン。裏面は流行りのTrace系ローリンビーツを使い、テンション上げに来てます。個人的にはこういう不当な扱いを受けているものをどんどん使って気持ちがありますが、現場ではどうなんでしょうか。心ある方、応援してやってください。   (kama, 11/03/2000)

Stretch : Massive/4 Real (Reinforced : RIVET 144)
こういう組み合わせも考えられなくはなかったですが。近ごろはTee Boneとのタッグで頑張ってたStretch。これもなんかこれからをうかがうような音です。オリジナルブレイクビーツを最大限生かし、タイト+サイバーな今の音とはまるでかけ離れたフィジカルな感覚を思い起こさせる、ある意味挑戦的な音。かと思えばDego+Markはあちら側に行ってしまわれてるし、一体どうなってるの?とにもかくにも近頃のReinforced、捨て身の賭けに出てるような勢いがあります。   (kama, 11/11/2000)

Studio 4 : Replica/Kiss Chase (Global Thang : GTR 12016)
こんなのが出ると聞いて狂喜した人も多いはず。かなり話題になってました。その正体はなんとShy FX、AはBambaataのRemixという豪華な1枚。出来は、まあ賛否両論あるとして、とりあえずBambaataで踊りまくったボクたちにとってはうれしいトラックですね。これがかかってまた熱狂できるわけですし。Mission:Imposibleネタも使ってます。裏面 はいきなりバロックなパイプオルガンネタ。トラックはDie風なひんやりした感触。   (Kama, 09/30/2000)

Subversive : The Real (Remix)/Equinox (True Intent : TRUE 002)
ここも謎なレーベル。最近の新しいレーベルって、どこももう音が出来上がっちゃってます。ここもそうで、質はすごく高いです。ビートの迫力もあるし、上モノもバッチリだし。Creative Sourceあたりの音に近いかな。でも落ちつきすぎることなく、そこそこ元気があって好感が持てます。裏面はテクノっぽさも顔を出してます。でも、個人的にはもっとムチャをする新レーベルが出てきてほしいな。   (Kama, 12/16/2000)

Supply & Demand : Pure & Simple/Freeze/Black Beat/Show Me (Chronic : CHR 014)
Chronicも今年はヤル気があるらしいですな。思い出したかのような立て続けのリリース。ところでこれは誰?ボクはロニかなと思ったのですが。ご存じの方教えて下さい。V Groupだけに、ファットさは保証されています。でもこれは抑え気味。淡々としたトラックが続きます。BPMも遅め。でもやっぱベースとかロニ臭いなあ。とりあえずブリストル好きなら間違いなく買うでしょう。Dは45 Roller"Stomp!"を思い出しました。ボーカルネタもあるしテンションは高め。これなら使えます。  (Kama, 05/04/2000)

Surreal & Parameter II : Adrenalin Junkies/Serial Killa (Audio Species : AS 002)
おお〜、これはすさまじいです。イントロではエッチなボーカルネタでウットリ、メインは爆裂系の高速ビートでバッチリ!ベースの暴れ方もいいですね〜。ヤバイです。裏面も極悪トラック。こちらはスネアの重さがワルな感じを出してます。いや〜すごいわ。もうFormationから完全に一人立ちしてますね。彼らはWhiteでもちょこちょこいい物をリリースしてるので、買い逃さないよう要注意!   (Kama, 12/02/2000)

Suv : Parklands/Dark Angel (Full Cycle : FCY 024)
絶好調Full CycleはSuvのリリース。軍団の中では一番地味な印象がありますが、今回のSuvは派手です。金物系にアーメンを使っているけど、骨格部分はあくまで図太い。後半はよりアーメンが際だってきて、盛り上がること必至。裏面 もブリストルカラーが色濃く反映されたディープ&ファットなトラック。抑制の利いているところも好感。   (kama, 06/03/2000)

Swift & Zinc featuring Steve B: It's Time/Desire (Z Mix)/The Secret (2000AD : DES 003)
うおぉ!これまたお宝ゲット!このコンビの話はよく聞くけど、まさか手に入るとは。Aはみずみずしい上ネタにアーメン乱れ咲き。B1はなめらかなローリンビーツ、B2はピッチアップボーカルがレイヴな感覚。このレーベルのオーナーは、かのDesireのオーガナイザーだそうですね。ZincはGanja〜TPMでおなじみですが、SwiftはChargeのSwiftとは違うみたい。   (kama, 07/01/2000)

Swift : The Long Life EP (Charge : CHARGE 008)
待ってましたこれ!実質的にはアルバムと言っていいでしょう。Swiftの芸風も今がちょうど変わり際ですね。これまでは超重低音キックが際だっていましたが、FrontlineからKraft名義で出したシングルではそこにアーメンを取り込み、アーメンマニア(通 称アメマ)を狂喜乱舞させました。今回もそんなトラックが2曲!またタイトルトラックは、ファットでゆるいベースと、ピローンと言っているシンセの組み合わせの妙がクセになります。もうTPMのSwiftではない。Charge主宰のSwiftです。   (kama, 02/17/2000)

Swift : Just Roll/Gang Related (Intalektive : LEK 07)
これはSwift & ZincのSwiftかTPM+ChargeのSwiftか分かりませんが、とりあえず95〜6年ころとおぼしき旧譜。表はHot Pants&Thinkと、JBビートで完全武装。JBはそこにいるだけでいい。JB=ファンクなのだから。裏はタイトルはブリストル好きならオッと思うけど、音の方は、やっぱ今はちょっとつらいかな。隙間が多すぎて・・・。   (kama, 03/06/2000)

Symbiosis : Psycho/The Wait (Tribe : TRIBE 016)
今回唯一の新譜。あれだけ連発リリースしていたTribeだと、ひと月開いただけで久々と思ってしまいます。Aはサントラからと思われるストリングスネタを小出しに入れてくるCyber Jump Up。いい感じにキマってます。裏面も派手さはないですが、ボクは全面 的に支持したい音。Tribeお得意のチキチキハットに、ほのかにサイバーな太いベース。音の迫力はさすがブリストル発です。  (kama, 06/21/2000)

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■T

Tech Level 2 : Hymn/Hard Times (Dub) (Hard Leaders : HL 46)
なんとなくまた買ってしまったHL 46。ここは出るときは一気に出すぎ。なんかありがたみがないんですよね。でもCapone(Dillinja)やSouljah(Lemon D)、Decoderらのオイシイリリースが時々あるからうっかりしていると買い逃す。このEPはクレジットにHaripaってあるけど、彼らは何者?よく聞くけど。でもこれもその周辺って感じの音です。AはDillinjaっぽい(ではないはず)ですし、裏面 は絶対Dillinjaの仕業だ!アーメンの使い方とベース。彼ら以外の何者でもない。でも違ってたらどうしよう。  (Kama, 05/04/2000)

Technical Itch : Dimensions/Relic (Moving Shadow : SHADOW 147)
彼らは変わりませんね〜。そこが好きだったりします。アーメンを多用するのも好きな理由ですが(笑)。Tech Itchの独特なノリがあって、これがまた上がったり下がったり忙しいです。表はいつも通りの激しい展開のアーメントラック。裏はサスペンスな世界。怖いベースとともに、なんとも言えない空気を作り上げています。自身のレーベルは最近リリースが少ないようですが、頑張ってほしいものです。   (Kama, 01/06/2001)

Technical Itch : Parallax (Tech Itch : TI 026)
レーベルとしてのテクイチは久々に買いました。今回はダブルEP。テンション上がりっぱなしの彼らのトラックは非常にボク好みであるので、Moving Shadowのリリースはほぼすべて買ってしまいます。ここの初期リリースも結構買ったな。今回もやっぱりボクの好きな展開(笑)のC。雪女を思わせる美しいイントロから、吹雪のように冷ややかだけど激しいトラックに突入。しかし彼らもフロアからは無視ですな。どうしてだろう。真冬の難波Rocketsで聴きたいな。  (Kama, 04/11/2000)

Technical Itch : Generation/Viking (Moving Shadow : SHADOW 140)
これまた強烈なキックですな。これはZettai-MuのPAで聴いてみたい!かつてTechnical Itchと言えば、ドタバタビートが得意でしたが、こういうのも作るんですね。裏面 は、頭のスネアを一つ抜いた、ちょっと変わった彼ららしいリズム。ヤマ場ではフランジャの利いたアーメンが登場して燃え尽きます。   (kama, 02/17/2000)

The Burner Bros. : The Offlanders/Slick Turf (Rawkuts : RKT 245)
これはWarner Bros.のパクリか?バーナーと言われると板金屋を連想してしまいますが(笑)、いいネーミングです。板金屋兄弟。Pish Poshも参加。相変わらず速いですね〜。以前にTOVとの共同リリースもあっただけに、シンセ使いなど、そんな匂いが感じられます。しかしこの縦ノリ感はやっぱUSドラムンですね。UKと何が違うと言われると説明しにくいのですが。最近いい新譜がないと嘆いておられるJump Up DJの方、こっち系はいかがでしょう?結構イケてると思いますが・・・。US勢もっとガンバレ!そしてレコ屋さん、もっと入荷して下さい!   (Kama, 08/22/2000)

The Criminal Minds : Joyrider EP (Whitehouse : WYHS 014)
この辺まで来ると、だいぶジャングルへの形が見えてきます。BPMも上がってきてますし。シンセの使い方はハピコアにも通 じます。この時代が、ジャングルとハッピーハードコアが一番近かった時代なんだろうなぁ、とまたもや憧憬の念。ピッチを上げたMCも高揚感を与えるのに一役買ってます。裏面 では四つ打ちも登場。B1の、Super Sharp Shooterでも使われているMCのネタ元は何なのでしょう?どなたか教えて下さい!   (Kama, 09/03/2000)

The Criminal Minds : A Vision Of Dread/Playing With Spoons/Presence (LCS Dub Mix/Original) (Whitehouse : WYHS 002)
なんとまあ古い番号まで入ってしまいました、Whitehouse。A1はイントロではいきなりシブめのラガネタ、メインはピアノが浮き立つハードコアサウンド。A2は、後追いのボクはビッグビートな印象を受けました。でもピアノは紛れもないレイヴ。裏の両トラックもそんな感じがしました。でもアパッチとJBネタが登場するとやっぱジャングルです。当時を思い浮かべながら聴くと、もう一回92年頃からやり直したい、そんな憧憬の念を抱いてしまいます。BPM半分ビートは当時から常套手段だと分かると、より親近感を覚えます。   (Kama, 09/03/2000)

The Dragon : Unleash The Dragon (Poison : POISON 03)
お待たせ!アンセム1番のRemixです。DJ ShintaroやStormもかけまくったアノトラック。今回はアーメンは自重し、タイトでバウンシーにキメてます。いや〜、でもおなじみのカウベルネタでイキまくれますよ、これ。再アンセム必至。2番は逃しちゃったけど、とりあえずここは引き続きチェックが必要ですぞ。この辺がかつてのJump Upの役割を果たすような気もしてます。ただ今回も残念なのが、またカラーヴァイナルなこと。Poisonなだけに。Shintaroさんは普通の黒いの持ってました。ボクも黒いの欲しいス!ボクの黄色い1番はジャリジャリでもう使えません。泣)   (kama, 11/11/2000)

The Dragon : The Dragon's Theme/Broken Mirrors (Poison : POISON 01)
これ、今ロンドンで熱いそうです。こないだStormもリワインドしてました。イントロの入り方はカッコイイです。サクッと入っていく感じで。オモチャビートから突如アーメンに突入。おもしろいといえばおもしろいけど、腹にかかる圧は若干弱いです。あと、カラー盤というのもマイナス。すぐヘタる。裏もあんまり。まぁ、向こうのDJもお気にということだし、これからに注目すべしですな。  (Kama, 05/04/2000)

The Dream Team : The Party/Badest DJ (Joker : JOKER 58)
ジャンプアップ界にもサイバーの波が押し寄せる中、どこ吹く風のJoker。それはBeeswaxに委任し、自らはいつも通 り好き放題やってます。ヒップホップからと思われるネタをおなかいっぱい使い、ボクも大満足。でも最近、もう食べられません!ってなってるのも確か。今後どう「変わる」か注目しています。ビートがいつも一緒じゃね。われらがDJ Indraはリリースしないのかな。   (kama, 12/27/1999)

The Fugitives : Digiri 2 (Easy : EASYDJ 018)
最近調子よくリリースを続けるEasy。アーメン率3割打者は、今回もクリーンヒット。タイトなキック+スネアとアーメンのミックスバランスが良く、非常に気持ちいいです。トラックもシンプルで良し。サクサク踊れそう。   (kama, 12/27/1999)

The Glimmer Man : The Pedge EP (Penny Black : PBLR 017)
Penny Blackのリリースはかなり久々じゃないかな?もちろん大将はRay Keith。でもこのプロダクションがRKなのかは不明。トラックはかなりそのまんまです。リバーヴローリンビーツに暗黒ベース。特にベースの音の置き方はクセがよく出ています。BやDのようなローリンビーツはDreadでもよく聞かれるパターン。Penny Blackは次ももう出てるみたいだし、今年後半はこっちで攻めてくるか?楽しみ。   (kama, 07/01/2000)

The J.B. : Stand Easy/Simpin (Back 2 Basics : B2B 12008)
これまたボク個人としてはうれしい入手。このレーベルも、全く路線が変わってません。不変=普遍。素晴らしいことです。メロウなソウルネタにバウンシービート。これからもボクは支持し続けます。一つ気になったのは、クレジットの(C) Moving Shadowの文字。どういうつながりがあるのでしょうか?識者の方、教えて下さい。   (kama, 06/21/2000)

The Prisoners Of Technology : One-Two/So Damn Tuff (Fresh Kutt : FK 07)
Fresh Kutt、実はこれ以前は持ってないんです・・・。クラナカ氏がFK08番を一時期バンバンかけてたのを聴いて買ったのがきっかけでして。これも、らしい音です。ストレートなビートに、モコモコ+ビロビロベース。クールなMC使い。裏面 は打って変わってファットビーツ。そしてビューンと急降下するベースが強烈。初代ファミコンのようなロウテクな音でもあります。ここの全カタログ、絶対ゲットしてやる!   (Kama, 09/03/2000)

The Prisoners Of Technology : Tha Boogie (Freaks Mix)/Break Dance (Flezinlinbs Mix) (Fresh Kutt : FK 005)
寡作のためか、はっきり言って無名に近いFresh Kutt。けど少ないながらも熱いファンがいるのも確か。そういえばBeastie BoysやNWAのRemixも記憶に新しいですな。これは過去のプロモ盤。疾走するビートにうねるベース。コスリやラップも織りまぜ、B-Boyフレイバーあふれるカッコイイお皿でした。今年中に1枚は新譜出してね。   (kama, 07/01/2000)

The Rolerz : All I Wanna Do/None (Back 2 Basics : B2B 12052)
B2B55番のリミクスが好きなので、オリジナルを中古で発見しゲット。ここのバウンシービートって、ほんとキモチイイです。Jokerにも通 じるアホさを持っています。ベースもバカ。B2B、これからもこういうのどんどん出して下さい。今となっては貴重ですからね。Bもよく聞くファンクの大ネタからお得意のバカビートにもつれ込む展開。ボク的にはB2Bはこのへんの番号がかなり絶頂期です。これ以前のはなかなか入手できないのがつらい。  (Kama, 04/11/2000)

The Ruffneck : Air Lock/Global War (Crym Syn : CSYN 001)
謎の新レーベル。レコ屋にはVinyl Syndicateに近いと書いてました。それにつられて手に取ったのですが、その辺が好きな人ならいけます。BPMは早いので、+-0くらいで回せていい感じ。   (kama, 1999/11/18)

The Smokester : Mantis/Narkotic (Smokers Inc : SINC 1239)
Smokers Inc.も結構当たりハズレがハッキリしてるような気がしますが、これはどっち?レコ屋のいいヘッドホンで試聴したらメチャ良くて、家で聴いたらガッカリってこと、よくありません?これはそれに近い気持ちになりました。うちの環境が悪いからなんでしょうか?ちゃんとしたPAで鳴らしたら出るんしょうか。聴いた感じ、キックが中低音域に際だっていて、まあデカイ音で鳴らしたらそこそこ行けそうな感じはします。ここは基本的にシンプルな展開だから、家で聴いてもおもしろくないから、フロアで聴いてなんぼってことにしておきましょう。  (Kama, 05/04/2000)

The Smokester/Dog Section : The Real Inc Part One - Boxer/Hangtime (Smokers Inc : SINC 1234X)
Aはボス・Smokie JoeのSmokester。お得意のモニョモニョしたベースがSEと絡んで、疾走するビートについていく感じ。AAは、神秘的な上ネタが印象的。スネアがパシパシ決まって、気持ちいいです。   (kama, 1999/11/18)

The Terrorist : The Chopper/RK1 (Dread : DREAD 11)
今回Dreadの中古も大量放出してましたが、苦しい財政の中で得た1枚。来月まで店に残ってますように・・・。Aはいろんな大ネタビートが飛び出して、楽しいトラックです。でも中心はやっぱりアーメン。ベースラインもいかにもジャングルって感じで、ステキです。裏面 のベースはお待ちかね、RK式ホラーベース。さんざんじらしておいて、もうすぐ来るぞってところできっちりアーメンをぶつけるあたりは確信犯。参りました。   (Kama, 09/03/2000)

The Warlockz feat. Future Troubles : Kung-Fu (Original & Dub Mix) (Crunk Vinyl : CRUNK 003)
はい。やっと掴めました(Thanks To Hideoくん)。ここはアノVinyl Syndicate(ホント?)のサブ+ラガサイバーってことで一部で熱狂してたようです。ボクはアンセムとも言われる1番を逃しちゃったので何とも言えないですが、これはこれで大アリ。Questの6番といい、ラガサイバーはこのご時世にフィットするものがありますね。これからも頑張ってもらいたいレーベルが一つ出来ました。こういう新たな挑戦をするレーベル、もっと出てきてほしいな。   (kama, 11/11/2000)

T.I.C. : Rockers/Too Fast (Back 2 Basics : B2B12023)
Technical ItchことMark Caroが過去にB2Bから出してるなんて、全く知りませんでした。そして音のほうも、今の耽美派テックステップからは想像も付かないJump Upを繰り広げているではありませんか!ホットパンツ+アーメンという最強の組み合わせのビートに、B2Bの中にいて違和感のないバウンシーなドロップベース。中間のブレイクでは美しいSEも登場してます。Jump Upの完璧な形の一つと言えるでしょう。また調べものしてたら、Technical Itchの片割れは元Orcaのダレン・ビールですと!知らなかった・・・。95年作。   (Kama, 09/03/2000)

T.I.C. : Last Gasp/Apocalypse Watch (Back 2 Basics : B2B 12048)
こちらはもうすでに今のTech Itchに移行完了後の音ですね。ミステリアスな上モノにメカっぽいビート+アーメン。上がったり落ちたりと、踊る方にしたらめまぐるしい展開。裏は一転、ディープでファットな音。ミステリアスなSEはお約束です。ティンパニとクレイジーな正弦波ベースはなるほどBristol産。しかしますます不思議な街です。97年作。   (Kama, 09/03/2000)

Tommy K & Chaz : Digital Ghetto/S.E.S (Beeswax : BWA 09)
Joker傘下のBeeswaxですが、本家とはだいぶん色が違います。歪んだベースがブリブリいってますし、こっちは分かりやすいネタがなく、ストイックな雰囲気。でもやっぱ派手。ちょこっとフュージョンらしきネタが現れますが、大々的ではない。でもボクとしてはPhat Beatsのリリースを心待ちにしております、Bizzi B & Pugwash様。   (kama, 03/06/2000)

Tommy Knocker : Get Away/Bullfiddle (Intercom : ICOM 012)
彼らはこのレーベルの中でも一番Jump Up色が強くてボクは好きなのですが、今回もいい感じ。ホーンネタは毎度ですが、ボーカルやMCも入ってて、にぎやかです。このAで特に目立ったのが、ベースですね。歪み気味でボーンと鳴っているベースがバウンシーな感じを出すのに貢献してます。裏面はウッドベース物ですが、知的なPeshayとはまた違う方向を向いていて、パーティって感じのJazz Stepを作ってます。やっぱ音楽は楽しくないとね。   (Kama, 01/06/2001)

Tommy Knocker : Minton's Playhouse/Twin Face (Intercom : ICOM 008)
Joker傘下のBeeswaxから出していたTommy KnockerがなんとEZ-RollersのIntercomからリリース。そんでもって音はまるっきりPeshay(笑)。ネタも思いっきりパクってます。裏はファンクネタからサイバージャンプアップに突入。でも下品になりすぎないところがいい。内部分裂が著しい今日のドラムンにおいては、こういう交流がこれからもっと進んでいってほしいものです。   (kama, 07/01/2000)

Topless : Topless EP (Phonixx : PXX 003)
東京発のレコをゲト。エラグルさんはメンバーの方とメールでの交流があると聞いてビックリ。日本物に多いビートの弱さがなく、音のバランスが非常に良くて、オオッと思いました。雰囲気はFusion Jump Upって感じでしょうか。とりあえず音がクリアなので、すんなり聴けます。今どきな音ではないですが、今後のリリースもすごく楽しみです。世界に出ていってほしいものです。   (Kama, 12/02/2000)

Total Science : Velocity/Ironside (C.I.A. : CIA 99001)
CIAの旧盤をゲット。う〜む。この頃は今のような独特な音が確立する前だったのかな。割と平凡な音に感じられます。でも裏は今でも通用しそうな音。ハードコアなシンセにハネノリビート。まあ、彼らは今が旬ってことで。資料的な一枚でした。   (Kama, 12/02/2000)

Total Science : Make Me Feel EP (C.I.A. : CIA 006)
今、最もアツイTotal Science。しかし作り過ぎ、出し過ぎ(笑)。Aはアンセム級のハイテンショントラック。R&Bなボーカルネタがハートにガツンと来ます。BはDigital風なクールなトラック。マターリタイムに使えそう。Cもアツイです。Digitalの"Deadline"にも通じる脅迫シンセ。フロアのテンションも上がること請け合い。D1はダウンビート。Danny Breaksのようなざらついた感覚はなく、温かいチルって感じ。ボクはJunglism復権を願いつつ、彼らを応援していきたいと思います。   (Kama, 12/16/2000)

Total Science : Murder EP (Reinforced : RIVET 147)
いや〜Total Science + Reinforcedとは、これまたズバリな組み合わせで。Aからいきなりシブスギ。脅迫シンセと不思議シンセの妙に、毎度のTotal Scienceビート+ジャングルなベース。Bもシンプルだけどハマリ系。C、Dはダウンビート。ボクは最近のブレイクビーツものには暗いのですが、こういうのはブロークンビーツと言うのかな?しかしここ最近、緻密な雰囲気のドラムンベースが主流だったけど、Digitalとか彼らのようなルーズな感じのものの台頭はホントにうれしい限りです。とか言いながら実は彼らも計算ずくだったりして。   (Kama, 12/02/2000)

Total Science : Facts Of Life/Lust (Hard Leaders : HL 49)
CIAも好調なTotal ScienceがなんとHard Leadersから。ホントこの辺とかReinforcedとかはカラッキシだめなボクですが、聴いてみると結構いいもんですね。定番ビーツ"Think"のJBベイビーボイスが利きまくり、薄味ジャングルフレーバーが楽しめます。裏面 は、リッチーブラックモアのRainbowのようなギター音がキマってます。   (Kama, 08/22/2000)

Triadd : Hydroxy (Original/Digital &anp; Spirit Remix) (Skunkrock Productions : SRP 005)
ここもかなり注目レーベル。TriaddはSage, Empress & UFO!とのこと。ハードコアなオケシンセが印象的で、今旬のハネるビート。少しキックの音圧が弱い気もしますが。。。裏のDigital & Spirit Remixも全くすんなりキマってます。ネタを殺すことなく自分の音に取り込んでトラックを完成させてます。このレーベルからすごいコンピが出るらしいけど、もう出てるのかな?   (Kama, 12/02/2000)

Trinity : Kick Subs/Wild Funk/Amen Bleeps/Supa Niggas (Chronic : CHR13)
今月の超目玉!もうつぶれたと思っていたChronicから突然のリリースはなんと、Dillinjaの変名。今回からクレジットも入り、しかもV Music Groupと書いてあって、あのお日様マークまでプリントされてます。やっぱりDillinjaの居場所はブリストルなんだなぁと思いました。Bは"Brand New Funk"のDillinja的解釈とも考えられるトラック。展開はシンプルなので、使いやすいと思います。Cはタイトルまんま。ブリープ音とアーメンビート。隙間のあるベースがアーメンの魅力を押し出すのに一役買ってます。Dillinjaは意図的なのか、いつも音が割れてますが、これがまた彼らの荒々しいサウンドの特徴と言えるでしょう。   (kama, 04/07/2000)

Tron : History/Hilman Hunter (Global Thang : GTR 12019)
オオッ、RKアニキもここからですか!最近のGTRはお客さんのリリースがヤバイね。RKは最近、Terroristのリバイバルで脚光を浴びていると思いきや、これ以外は全く無視状態(泣)。ボクは悲しいです。しかしなんの、これアツイですよ。AはRK節全開。ワルなベースを土台に、生ブレイクビーツを散りばめてます。ホラーなシンセもバッチリ。裏は特に今イケる感じだと思うんですけど。どうですかね?まあ、この調子でオレ節を続けていって下さい。Digital/Total Scienceの次はアニキの時代が来ると確信してますよ。   (Kama, 01/06/2001)

Tron : Agents/Bomshell (Frontline : FRONT 051)
あらら。PascalのFrontlineからも同時リリースですか。Jump Up勢総決起ですな。頼もしいです。こちらはボーカルネタありですが、テンション抑えめなトラック。こういう抑えたローリンビーツもなかなか味わい深いです。こういうのもアリですぞ!裏面は打ってかわって、いきなりお得意のアーメンビートでスタート。ベースも強烈。これ、ヤバスギです。マイアンセムに追加っと。Ray Keithの特徴はアーメンビートにもあるけど、やっぱりベースでしょ。ファズのききまくったグリグリなベースと、Midレンジを攻める、鬼気迫るシンセ。アニキ〜、待ってくれ〜(ひと昔前のやくざ映画より)。   (Kama, 01/06/2001)

Twin Dragon feat. Sevi G : Dangerous/Dub (Joker : JOKER 61)
もう変化することを許されないJoker。今回はさらにレゲエ風味のスヰートなボーカルネタに、Suburban Base時代を彷彿とさせるオブリで、フロアは大盛り上がり間違いなしでしょう。その前に回してくれないと始まりませんが。最近はほとんどのDJから無視されてますね。孤軍奮闘のインドラ氏には敬意を表します。って、内輪だからね。これからも頑張って下さい。ボクは応援し続けます。   (kama, 04/07/2000)

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■U

UFO! : Modular One/Primary Status 5 (Sound Shpere : SSR 008)
アメリカ西海岸の人らしい。シンプルになったジャングルスカイって感じ。ひずみセンセはその流れをくんでいます。キックは、最近重くてドスッと腹にくるのが主流ですが、これはフロアタムのような45回転のキックで、逆に今聴くと新鮮。ブレイクビーツの魔術師。Danny Breaksに通じる部分も少しある。   (kama, 02/17/2000)

UFO!/Bitteroot : London Cold/Terck (Pneuma : PNE 003)
UFO! 2発目。実はRay KeithのUFOと早とちりして2枚も買ってしまいました。この音は今のUKにはないです。アメリカは全体的に性急で跳ねビートで、ハイハットの打ち込みに気合いを入れてる気がします。しかしアメリカのドラムンベースシーンもでかくなってきたなぁと、しみじみ思います。そのうちビルボードとかにドラムンベースが入ったりしたら面 白くなりますが、無理かな。   (kama, 02/17/2000)

UK Apachi & Shy Fx : Nuttah VIP (Ebony : EBR 021)
もう1年以上前から噂になっていたトラック。向こうではダブプレートでかかりまくっていたんでしょう。ジャングルの大ヒット作"Original Nuttah"のMCを、こちらも98年の大ヒット"Bambaata"にのっけただけと言えばそれまでですが、いかにもジャングルな手法。さあ、2001年はラガジャン(ラガムン?)復活の年ですぞ!でも、そろそろトラックの方でもアンセムが欲しいShyではあります。裏はオリジナルジャングリスト・T Powerによる2ステ風ナッタ。これはこれでかっこいいですが。T Powerはドラムンを作る気配なし(泣。   (Kama, 01/12/2001)

Undercover Agent/Footloose : Daammnn!/Assault (360 Degrees : TSDR 001)
最近あちこちで出しまくりのUndercover Agentがまた新レーベルから。また謎なレーベルですが、とりあえずロンドンってことは間違いなさそう。プロモ用紙にはダークなJump Upを作っていくと書いてました。Aはお得意のヌケルローリンビーツとファットなベースの、シンプルな展開のトラック。BはMix'n'Blenでも出していた人。Aに負けていませんよ。ファットさではこちらの勝ち。今後も楽しみと言いたいですが、もう3番が出てるんだよな。2枚買い逃し。  (Kama, 04/11/2000)

Undercover Agent : Aphex Scanna/Surface Noise (Thermal : THE 001)
これまた楽しみなレーベルが立ち上がりました。今とってもアツイ、シスコから。クルーは他にTeebee、KなどのUK勢に加え、UFO!やHive、Pieter KらUS勢も入り乱れたメンツ。先鋒はJuice軍団のボス、Undercover Agent。ここではミニマルなドラムンを展開しています。硬質なビートが脳髄に響きます。USドラムン浮上のカギは、ひそかにこのレーベルが握っているような予感もします。今後の展開には目を離すべからず!   (kama, 04/07/2000)

(Unknown Artist) : (Unknown Title) (5HQ : HQ 022)
5HQはいっつもまずプロモで来る。誰か分からんっちゅうねん!しかも毎回ヤバイ音。BPMかなり速い。んでもって重い。最近のフロアの傾向をよく汲み取ってます。これひょっとしてJohn B?ほのかにサイバーで突っ走るB面C面なんかを聴いてそう思いましたが。まあ、分かり次第報告しますわ。   (kama, 11/03/2000)

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(Unknown Artist) : Don't Ask/Moonwalking (Global Thang : GTR 12015)
今回はノークレジット。今度のはベースがマッドですな〜。極太なのがうねってます。ビートはいつものすばしっこいやつですが、心持ち骨太に感じられました。"Peace,Love&Unity"で使われたギター音がささやかに聞こえます。やはりHype作か?  (Kama, 09/03/2000)

(Unknown Artist) : (Unknown Title) (Chemical Dog : CD 003)
DJ Surreal&Parameter IIのChemical Dogの3番のプロモ。頭上で叩かれているような圧迫ビートは紛れもなく彼らの音ですが、最近わたくし、恥かきっぱなしなので素直にUnknownのままにしておきました。ベースと同期しているビロンビロンなシンセが耳に残るA、不思議な雰囲気をかもしだすSEに後半から訪れるアーメンビートのB。サイバー系では今アーメンが大流行りですね。   (Kama, 09/03/2000)

(Unknown Artist) : (Unknown Title) (Collusion : COL 010)
Collusionの旧譜。冷たい感じのHipHopビートで幕を開け、バウンシービーツ+ダークベースに突入。裏面 ではアーメンも使ってますが、SubBaseのような乱れ打ちもなく淡々とした展開。Collusionの特徴は、無駄 なものが省かれたシンプルな構成に感じられるストイックさ。好きです。来日切に願います。   (Kama, 09/03/2000)

(Unknown Artist) : (Unknown Title) (Legend : LEG 017)
"Champion Sound"モノ以外ではLegendは初入手。これはアートコア感覚あふれるジャングル。Lynn+JBビートがキモチイイです。裏面 はLucky Spinあたりで聴けそうな、さわやかなアーメンアートコア。これもQ Projectなのかなぁ?ご存じの方教えて下さい。   (Kama, 09/03/2000)

(Unknown Artist) : Train (Renk : 12RENK T 46)
さて、再びRenk。やんわりとラガネタを使ったジャングル。結構ダイナミックな音だったので、意外でした。裏もかなりイケてるラガネタ!こういうのが典型的なラガジャングルなのでしょうか?いいレーベルです。ますます集めたくなりました。ホント、まじで情報不足なので、どなたか助けて下さい。   (Kama, 09/03/2000)

(Unknown Artist) : (Unknwown Title) (Unknown Label : HOW 1)
出ました!!!これは聴かなくても分かっている、DJ Hype無許可サンプルシリーズ!昨年のAdina HowardネタのAD 1やMissy ElliottネタのMISS 1が強烈だったのは記憶に新しいですが、今回は誰なんだろ。表面 はよく分かりません。裏面はAD 1のRemix。これがヤバスギ!!Krustのような極太バズーカベース!欲を言えば、もうちょっとネタを入れまくってほしかったですが、でもネタがなくても十分使えるトラックです。   (Kama, 08/22/2000)

(Unknown Artist) : (Unknown Title) (Imogen : IM 001)
全く謎なレーベル。Jonny Lに近い感じがしますが、あそこまでクリアではなく、こもった感じのプロダクション。でもなかなかカッコイイです。裏面 も同系統ですが、ホラー映画に出てきそうな怖いネタがJonny L系ビートとピッタリ合っています。  (Kama, 04/11/2000)

(Unknown Artists) : (Unknown Title) (Fat Beats : FAT 005)
これですよ、ボクが長い間待ち望んでいた皿。おなじみBizzi B & Pugwashのサブレーベルですが、Fat Beatsシリーズは本家Jokerよりもイイともっぱらのウワサ。しかも毎回ラベルのデザインを変えてくるので、今回も危うく買い逃すところでしたよ。ネタは控えめに、ドラム&ベースで勝負してくる姿は、Jokerとは趣を異にして、ストイックです。Aは久々に聴いた!強烈トレモロベース+ローリンビーツ。これです。Jump Upの桃源郷です。こういうの聴きながら踊り死にたい。Bも強烈!最高ですか?最高で〜す。ド派手なローリンビーツ好きなら、血まなこになって探すべきですよ、このレーベル全部。1と2、だれかゆずってくれませんか?  (Kama, 05/04/2000)

(Unknown Artist) : Dot.Com/Straight Up (Unknown Label : COM 001)
まったくベタなタイトルで笑わせる謎レーベル。どのへんがドットコムなのかは不明ですが、勢いがよいので購入。Aは、手数は少ないながらも性急なノリが青臭くて、好感が持てました。裏は打って変わって、ファンキーなネタがProtocolっぽいですが、ビートは落ちつきがなく先走ってます。こういうところがなんか、初めて作ってみました的なスリリングさがあっておもしろいのかも。   (kama, 03/06/2000)

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■V

V.A. : 10.06 (Moving Shadow : SHADOW 1006)
ああ買っちゃった。。。そりゃ、テロリスト入ってたらね。表面はRay Keith & Nookie(アニキ&角刈り)のコンビによるRenegade"Terrorist"。しかし遅いね〜。BPM160行ってないのでは?笑)で、ビックリするのが、Vintage Dread 2000収録のRemixはこれを速くしただけ。つまり95年作のこれ、遅さを除けば今でも全然通用しちゃってるってこと。裏はその相棒・Nookieの別名Cloud 9"You Got Me Burnnin'(Remix)"とBlame & Justice"Anthemia (Heaven)"。   (Kama, 01/12/2001)

V.A. : 10.01 (Moving Shadow : SHADOW 1001)
めでたく10周年を迎えたMoving ShadowのBack To Basicな企画。絶対に手に入らないであろう、91〜92年のカタログ4、14、20収録のコンピEP。Aは2 Bad Mice"Bombscare"。遅い〜!これもダークと呼ばれた時代の音ですか。爆発音がキク。B1はKaotic Chemistry"Space Cake"、B2はCosmo And Dibs"Oh So Nice"。最近この辺の音の再発が増えてきてるけど、どういうこと?2Stepのフロアでかけるのかな?今どきの熱心なドラムンファンからは完全無視でしょうけどね。ボクとしては、迫害を受けてきたレイヴァーたちがドラムンベースを作り上げてきた歴史を聴くって感じ。ブレイクビーツだし、嫌いな音ではないですが。いかんせん遅すぎる・・・。   (Kama, 09/30/2000)

V.A. : Absolute Classic Drum & Bass (Slammin' Vinyl : SVLPDB 006)
はいっ来ましたよ、スラミンジャングルコンピ!1曲目からDJ Rapのアンセム"Spiritual Aura"ですか。ボクみたいな知らない世代が聴くとすごく新鮮に耳に入ってきます。こういうのをフロアで聴いて感動してみたいっす!他にもEllis DとかPotential Bad Boy、DJ Ron等、うれしいトラックが満載。Noise Factoryは、ジャングル+ハピコアのナイスなトラック。今回の特徴としては、アートコアに通 じるキレイめなジャングルが多いことですか。ラガもありますよ。あと、初期B2Bを聴けることも価値アリ。これホント、貴重な企画です。今後もぜひ続けて下さい。   (Kama, 09/30/2000)

V.A. : Absolute Classic Drum & Bass (Slammin' Vinyl : SVLPDB 004)
よくぞやってくれました!しかもここってハピハコのレーベルじゃないんですか?後追いのボクたちにとって、このへんのレコードって、もう一生手に入らないのでは?って半分あきらめてますから、これはまさに棚からぼた餅の企画。初期のEbonyやEasy・B2B、またTearin' VinylやAwesomeといった伝説のレーベルまでてんこ盛り。最近は暗い雰囲気なのが多いのに対して、このころは陽気でからっとしたトラックが多くて、踊ってて楽しそう。しかもこのころは今よりもアーメンが花盛り。Krome & Timeなんかはすさまじいです。今頃何してるのかな?収録のQ-Project"Champion Sound"は半年ほど前に再発しましたね。そういえばこれのバドカンMix出たの忘れてた。買いに行かないと。あとSuburban Baseの再発も逃すべからずですな。   (kama, 03/06/2000)

V.A. : Aftermath (Renegade Hardware : RHLP 03)
RHはいっつも2枚組とか3枚組とか出すので、つい敬遠してしまいがち。で、これは7枚組(笑)。主要な所属アーティストに加え、外部からのプロデューサーも含んでおり、ついに観念して買いました。なかなか元気ですね、ここ。ボクの周りでは人気のFuture Cutのアンセム級トラックからスタート。彼らのJ面"Horns 2000"もヤバイね〜。Phantasyみたい。Konflictのもアガリっぱなし。Usual Suspects、Reality、Ink、Loxyらの内輪勢は全体に少々抑え気味なシンプルトラック。それに対し、ゲスト勢の音のテンションは異常です。Digitalの定番、金物ローリンビーツ。そして今最もヤバい一人であるTotal Scienceが、ここでもOld Skool感あふれるサイバーを披露。あと忘れてはいけないのがDylan。Droppin' Science〜Bioticでゲボゲボ王者の名を勝ち取った彼が、ラウドなドラム+ベースを使った意外にもダイナミックなトラック。個人的にハマリまくってます。まだまだアツイC4CとMarcus Intalexの高得点トラックも収録。   (kama, 11/03/2000)

V.A. : Android E.P. (Liftin Spirit : ADMM 23)
大阪にはもう残っていないと思っていたこれ、奇跡の入手(Thanks to P。いつもスマン)。Aは、みんなが回していたのはこれか・・と今頃になって確認したヒット曲。ダダンッというSEが耳に残ります。深いリバーブの利いたギターもいい感じ。日本ではRAMの名に隠れてしまっていますが、Liftin' Spiritsもかなりスゴイです。   (kama, 02/17/2000)

V.A. : Armagdon 2 The Remixes (Renegade Hardware : RH 25)
実はArmagedonシリーズ持ってないんです〜(笑)。なので、オリジナルを知らないという前提でのレビューです。汗)これはたまたま店にあったので、買ってみましたよ。DJ Reality→Moving Fusion RMX、Usual Suspects→Konflict RMX + Future Cut RMXなど、最前線のプロデューサーたちが勢揃いです。Moving Fusionがカキンコキンのローリンビーツを扱ってるのには驚きましたが、優勝はやっぱB面のUsual Suspects"Killa Bees (Konflict Remix)"でしょ。ゲボゲボシンセの使い方は格段にうまいし、彼らのパタパタ系のノリは個人的に大好きなんです。いまさらですが、私感でスマン。   (Kama, 01/06/2001)

V.A. : Base 1999 EP (Fresh Kutt : FK 010)
またもや買い逃していたものを入手。まいどサンキューpくん。でもこれ、ダブルじゃなかった?1枚しか入ってないよ〜。Aは座布団でブン殴られたような衝撃キックに、ホゲホゲベース。Bもホゲホゲ。こちらはスネアに絡んでくるSE音がキマってました。こんなおもしろいもの出しておいて冬眠とは、藤木君以上に卑怯です。   (kama, 07/01/2000)

V.A. : Classic Remixes Volume 1 (Back 2 Basics : B2B 12065)
お待たせ〜!メインはやっぱAの"The Way 2K"でしょう。大阪でも各所でかかりまくった激アンセム。Indraさんの定番"The Way/Ya Rockin'"の興奮も甦ってきますね〜。鳥肌が立ちます。裏面の"Horns 4 2000"もヤバイですよ皆さん。このエスニックな上モノを聴くと、思わずカレーを食いたくなります。笑)音はガツンガツンのサイバーJump Upできっちりキマリ。B2Bは路線をシフトしてから好調ですね。アンセム率が高いです。そろそろステッパーズアイドル、Spiceちゃんを日本に呼んでください〜。   (Kama, 12/02/2000)

V.A. : Connexion EP (Prototype : PRO 002 UK)
これも最近の話題をかっさらっていった1枚。Bad Company"The Pulse 2000 (Bad Company remix)"、反則ですよこれ!テンション上げすぎ!こんなの、かけなしゃあないでしょう。彼ら最近ローリンビーツづいてますな。BのCodename John"Be With You"はサスガ王者。切ない上モノ+女性ボーカルからGrooveriderの世界に連れてってくれます。今回の4曲の中で一番好きかも。Trace"Sonar (Optical & Trace Remix)"は、とりあえずこの上ネタが出てきたら即反応してしまうボクにとっては、また踊り狂う夜を迎えられそうで、今から楽しみ。皆さんかけてね。Traceスバラシスギ!Inta Warriors"Inta(Special Force Remix)"は、これはPhotekの仕業か?前出のテンション上げスギPrototype軍団の中においては異色と言っていいでしょう。このMCネタは、ジャンプアッパーなボク達にとってはDJ Zinc"Reach Out"でおなじみ。密かにコレもかなりいい感じです。中間のブレイクでは僕の好きな恐怖系ホラーシンセでテンションを上げてくれます。トラックは抑え気味で地味シブ。   (Kama, 09/30/2000)

V.A. (Brubaker vs. Mad Vibes) : Diva/On Earth (Gyration : GY 023)
Position Chromeと並んでドイツならではの暗黒ドラムンベースを提案するGyration。Position Chromeもここもレーベル色がハッキリしていて分かりやすいです。Brubakerは、数多くの暗黒アーメンを聴かせてくれるので個人的に大好きです。今回はアーメンはおあずけとなりましたが、低音をカットした歯切れいいビートはいつも通 り。Mad Vibesも近未来を思わせる空間的なSE使いは完全にGyrationの音です。   (kama, 02/17/2000)

V.A. : Essential Rewindz LP Sampler (Renegade Hardware : RH 28)
これはヤバイ〜!なんかメンツを見るとAftermathの続編って感じです。AのDylan"Dominion"、イントロのLynnビーツにビックリ。そのあとメタリックなビートとモコモコなDigitalばりのベース。ハードコアなシンセ使いもTotal Science/Digitalに近い音。ボクはこの手の音、New School Jungleというジャンルを勝手に付けて呼んでます。BはLoxy & Ink"Pipetune"。カキンカキンのTraceビートにボーンベース。これもハヤリ系のありがちな音と言えるけど、でもやっぱ燃えますわ〜。CはUsual Suspects"Sceptic"。荒々しいキックの音にやられる、シンプルな展開のトラック。これもヤバイ。ズルズルとハマります。DはDigital"Lockdown"。最後までキッツイ。彼のトラックには珍しく、ベースがごわごわしてます。いつもはモッコリベースですけどね。ビートのパターンも印象に残ります。当然フロア仕様。しかしダブルEP、全部使えて非常にお得な1枚。   (Kama, 12/02/2000)

V.A. : Fire (Hard Leaders : HLLP 10)
前はここからジャズをテーマにしたコンピが出てたけど、ゆるかったので買うのやめちゃいました。で、こっちはタイトルがファイヤー(笑)だけに、フロア向けになってます。AはいきなりTotal Science。いつもの音ですが、しっかりツボを押さえてきます。ドデカイベース。煽るシンセ。相撲の太鼓みたいな音も入ってます。笑)CのDecoderはドシッと腰の据わったタイトさ。使いやすそう。FはまたもやDigital。コンピ出席率ナンバーワン(笑。こちらはキラーな雰囲気はなく、テンションを抑えた感じ。でもこのひたすら繰り返すベースはハマル予感。こういうのを使ってみたいな、個人的には。あと他にTech Level 2、Manifest、5th Assassin収録。   (Kama, 12/16/2000)

V.A. : Here Comes Trouble Vol.8 (Trouble On Vinyl : TOV 42)
Here Comes〜シリーズは初のボク。TOV自体を買うのも久々。AはDJ Reality。相変わらず低音がキツイですね〜。地味な展開ながら、惹かれてしまいます。BはDJ AshのNu Balance。こちらもシンプルな展開だけど、タイトな重低音を聴くことができます。TOV的微ゲボシンセも健在。CはDJ Friction。倍音の不可思議ベースは割とボク好み。DはFuture Cut。前のダブルEPではド派手アーメンをかましてくれましたが、今回は硬くキメてます。このレーベルは全体にキックとスネアのタイトさは変わらないので、好きな人は安心して聴けると思います。   (Kama, 08/22/2000)

V.A. : Killa Bites .03 (Moving Shadow : ASHADOW 25LP3)
実はこれの1が買えてないんです〜(泣。AはDom & Rolland。いつもながらの、悲しい上モノに荒々しいビート。彼らは意外にポップなんですけど、なかなかブレイクしないですね。そのほかHex、nCode、Rascal &Kloneなど、New Comerとおぼしき名前がズラリ。でも全体に無難にまとまりすぎてて、ちょっと残念。若手ならではの、思い切ったことをやってほしかったです。その中で、DのPro-Activeは元気があってなかなか良かった。   (Kama, 12/16/2000)

V.A. : L Double Presents The Product (Flex : DP 002)
最近やっと本気モードに突入してきたFlex。この3枚組10"のコンピ、気合入ってます。Smokey Joeがトラック提供、ボスのL Doubleはナント、Mickey Finnと共作。Smokey JoeはいつものSmokersな、硬質なジャンプアップ。ベースはウニョウニョしてます。D面のVisionaryって、前にVinyl Syndicateから出していたVisionaryなのかな?ガシガシの音でせわしないビートはそれっぽいですが。そしてL Double + Mickey Finn、これです!!ジャンプアップと言えなくもないですが、前のMickey Finnの面影はないです。これRAMのトラック?って思っちゃうほどタイトだしクオリティーも高い。E-Z Rollers"Tough At The Top"でも出てきたフルートネタもなにげに使われてます。今回はL Doubleの勝利でしょう。Flex軍団のRevolverとQも他に劣らない、ヤバイ音を出してます。Flex、これからの活動に大注目!あ、あとミッキーフィンもね。   (kama, 11/03/2000)

V.A. : Planet V The Remixes - Part Two (V : VELPRMX 02)
先月の買い出しの時、金がなくなちゃってコレ買えなかったんですが、無事購入できました。Full CycleはKrust大フィーチャーって感じだったけど、こっちもそう。1枚目はKrustの"Burning"をLemon Dが、"Jazz Note III"をTotal ScienceがRemix。最近好調なLemon Dはお得意のカキンカキンハットを鳴らしつつメロウなMix。そしてヤバイのがTotal Science。これジャングルじゃん!アーメンの打ち込み方はまるで94年頃の音そのものです。ここにいろんなビートを重ねて、まんまアーメンを避けるのが今の雰囲気。そして2枚目は"Warhead"のセルフリミックス2曲。Cは小ネタを随所に散らし、飽きさせないトラック。ベースの手数も増やしてます。Dのほうもだいたい同じ。まあ元曲があれだけのものだし、どう料理しても美味しいことは当然でしょう。   (kama, 11/03/2000)

V.A. : Planet V The Remixes - Part One (V Recordings : VELP 02RX1)
Planet Vのリミックス集。1枚目はDie"Autumn"をPeshayとDillinjaが、2枚目はSuv"Closer featuring Ajah"をRay Keithが2トラック提供。それぞれ俺色に染めてて、楽しめます。個人的には、やっぱりRay Keithの勝ちです。Terrorist Mixは彼ならではの太いローリンビーツが聴けますし、Dark Soldier Mixは歪んだシンセが被る太いベースやカキンカキン鳴るローリンビーツは、Dreadまんまの音。でもこれPart Oneってことは次があるんですね。楽しみ。   (kama, 12/27/1999)

V.A. : Power Play EP Vol.2 (Formation : FORMLP 08)
Formationの2000年第一弾はコンピ。タイトルにEPとあるのにレコ番はLP。どっちやねん(笑)!メンツはDJ SS/John B/Twisted Individual meets Zen/Rayner/Accidental Heroes/DJ Surreal & Parameter IIと勢ぞろい。親分・DJ SSの変わり方にはビックリ!Dillinjaかと思いました。ビートネタもDillinja、ベースラインもしかり。でもワオーンと言っているシンセはこれまでのSS親分の音でした。John BはBetaで聴かせてくれたような路線。跳ねようはJonny Lなどにも通じる感覚。Formationといえば、ここのところ「重さ」を重要視していた感がありますが、それが「ノリ」に変わってきていることは確かだと思います。Formationの今年にかける意気込みがこのコンピから伝わってきます。   (kama, 04/07/2000)

V.A. : Ram Raiders Volume Two (RAM : RAMM 31)
レイダーズは2番。う〜ん、どうなんでしょこれ。RAM Allstarsが勢揃いで、良く出来てるけど、なんだか興奮しないんですね。円熟味を帯びてきてるのかな。それともみんなRAMのブランドに縛られてるのか。でも、音はすぐにでもフロアで使えそうな音質ではありますので、好きな人は使ってください。でもこれじゃあボクはウォーッとはなれない。。。。ここも個人的には好きなので、落ちついちゃってほしくないよ〜。もっとageてね。   (Kama, 12/16/2000)

V.A. : RAM Raiders Volume One (RAM : RAMM 30)
ハァ。来日のプレイですっかり魂を抜かれてしまった昨今ですが、Trilogyに続いてのシリーズ物。もうなにも言うことはありません。クオリティの高さ。圧倒的な音圧で攻めてくるビート。シンプルながらもいつの間にかハマっている自分がいます。ホント、全トラック使い切れますよ。ここに限っては、誰のトラックとかそういうのは関係なし。レーベルごと全買いですよ、DJのアナタもクラウドのアナタも。今回のEPの特徴としては、どれも熱くなく淡々としていることかな?まあいつもそうとも言えますが。ただMoving Fusionが一人で熱かった(笑)。   (kama, 11/03/2000)

V.A. : Showdown EP (Undiluted : UD 004)
こっちも真打ち。今回は初のダブルシングルで、なじみの顔がズラリ。まずはKane"Conga"。カラカラと響くトライバルビーツはBambaata系ではないが、リバーブを利かせたダブ的手法をとっており、新鮮に思えました。Undercover Agentは、Juiceからのシングル"Cyndicut EP"でBrockieがRemixで参加しており、周知の仲。こちらは低周波ベースが肩こりに効きそう。JBビートも利いてます。Brockie & Ed Soloの2曲は、すでに円熟の域。シンプルでいて安定している。けど退屈じゃない。ツボをしっかり突いてきます。長年のDJ生活、押さえるところを知ってます。Brockie & Ed Solo来阪を切に願います!!   (kama, 03/06/2000)

V.A. : Shop Floor Pt.1 (5HQ : HQ 022)
DJ SS率いるFormation軍団、5HQからの久々のリリースはダブルEPでした。プロモなので詳細は不明。AはちょっとTPM風なつっかかりビートにラウドなシンセベースのビッグトラック。Bはイントロのマイコン系ピコピコシンセがオモシロイけど、キックはドスンと利いてきます。しかし軍団、そろそろエンジンかかってきてます。FormationのCityシリーズもあるしね。今度のシリーズは日本はどの都市になるか分からないですが、とりあえずDJ SS&John Bの来阪を切に願います。   (kama, 06/07/2000)

V.A. : Solid Steel EP (Cold Steel : CSI 010)
このレーベル、恥ずかしながら初めて買いましたが、ヤバスギです。G Squad、これまで全く視界の外でした。BrockieとかCHEL盤のPhantasyに通 じる、シンプルな展開ながらビートは強烈、そんな音です。曲目を記しておきます。G Squad-"Flyer", "Ragamuffin"/Deep Rooted & Circuit-"Lockdown"/Fiber Optics-"Dirty Funk"。特にG SquadのA、Bにやられること必至。でもビートのすごさは全部に言えます。今まで知らなくて申し訳ない。これからはつつしんで買わせていただきます。もし知らなかった方は、ぜひ買ってみて下さい。ボクが保証します。弁償はしませんが(笑)。  (Kama, 05/04/2000)

V.A. : Technical Itch"Deadline"/E-Z Rollers"Breakbeat Generation"/Omni Trio"Secret Life" (Moving Shadow : ASHADOW 23S)
Music Taken From The Moving Shadow/Psygnosis Soundtrack "Rollcage Stage 2"と書いてました。このPSのゲームサントラはなんとMoving Shadow監修。もうアルバムも出たみたいですが、これはそのサンプラー。個人的にテクイチが好きなので購入しました。疾風のごとく駆けめぐるアーメンビートはテクイチのお得意パターン。レースゲームらしいですが、こんなの聴かされたらイヤでもアクセル踏むしかないすね。ブレーキ禁止。E-Z RollersはBig Beat風ですが、ボーカルがなかったらまんまゲームミュージックやんって感じで、今回はパス。Omni Trioは相変わらずアートコア系を貫いてます。深海ギターにピチカート。エピックジャングルとでも言えますか。これはやっぱ湾岸線のステージかな(笑)。おもしろそうだからアルバムも買おっと。   (kama, 04/07/2000)

V.A. : The Accidental Heroes (Emotif/X-Static : EMF 2029)
とりあえず両面ともEmotif路線ははずしてません。AのRoyal Sylver, Raize & Double 'O' "Drugster"はキックとベースのバランスが絶妙で、シンプルながらも音の厚みは維持しています。ベースにねちっこく絡むゲボゲボシンセもEmotifの個性?BのDJ Bones & Kasa "Elementz"もミニマルかつ重厚。   (kama, 12/08/1999)

V.A. : The Best Of Desert Storm (Desert Storm Rave Promotions : DS 001)
これはすごい拾い物をしました!これは、かの伝説のイベント、Desert Stormのライブ収録盤らしいです。メンツを見るだけでスゴイ。DJはDarren Jay、Randall、JJFrost、Grooverider、MCはRagga Twins、Moose、Five-O、Navigator&Det。これだけが一同に会するイベント、行ってみたい!ただ残念なのが、音が悪いこと。逆に言えばそこが生っぽいってことなのかな。目をつむればそこは94年のロンドンですよ。過去は取り戻せないだけに、ボクはこれを聴いて当時の空気を感じることにします。ジャングルの復活はまさに今ですよ。日本でも、HeyHeyHey時には起こせよムーブメント!ガッカリさせない期待に応えてステキに楽しいいつものオイラを捨てるよ!(P)1995 AVEX TRAX。  (Kama, 04/11/2000)

V.A. : The Best Of Jungle 3 (PH Division : PNT CA4)
この春はおかげでジャングル三昧でした。33回転なので使いにくいですが、トラックのチョイスとしてはかなり楽しめる内容と思われます。なんせボクはこの辺のこと、ほとんど知らないのでいい加減なこと言えませんが。とりあえずMarvellous Cain"The Hitman"、Krome & Time"Ganja man"、Ganja Kru"Mash Up Da Place"で十分シロウトはおなかいっぱいになります。でもこれはどうも倉庫の隅から引っぱり出してきたような代物なので、入荷する確率は低そうです。  (Kama, 04/11/2000)

V.A. : The Central Beatz EP (Central Intelligence : INTEL 002)
Mutant・Kenさんもイチ押しのレーベル。Aは看板とおぼしきDJ Kalm。ベースらしいベースがないですけど、それを補うに十分なキック。キッツイです。不穏な上モノもいい感じ。退廃的な宇宙(RPG的世界観)って感じで、思わず聴き入ってしまいます。BのCollective Mindzは、イントロのダブ風なスネアにオッとなります。こちらも上モノは凝ってるにもかかわらず、ビートが超強烈。あ〜、Dのベースも好き。かなりツボを押さえてきます。ここ、全体的にヤバイですよ。新しモノ好きな人は買ってください。   (Kama, 12/02/2000)

V.A. : Through The Eyes (Full Cycle : FCYLP 02)
やっと買えました、Full Cycleのコンピ。これ、CDとはかなり内容が違うみたいで。これは6曲収録の3枚組。このコンピ、なんかKrustのための企画?4曲入ってます。そしてどれもヤバイ。Bの"Bad Intentions"は彼らしいマッドなベース、カチコチに重たい太鼓。恐ろしめのシンセはややサイバー風味。Cも腹に響く重低音ベース、ド太いビート。F面 の"21st Century"は壮大なイントロで幕を開ける、スケールのデカイトラック。今度の年越しパーティでは、カウントダウンが終わり、21世紀の1曲目にコレかかったら寒気が走るくらい感動するだろうな〜。で、この際その他の全部コメント付けます。AのRoni+Krust"Hot Scotch"。跳ねる感じの太いビート、ベースラインは"26 Bass"系。DのSurgeは個人的には初お目見え。タイトル"Cisco"とは(笑)。これはテクノ店に入荷?疾走感は薄いけど、どっしり構えたディープなトラック。EのDie"Timing Mechanism"も絶好調。このキック、キキすぎ。RoniやKrustもスゴイけど、やっぱDieを忘れちゃマズイです。   (Kama, 09/03/2000)

V.A. : United Underworld 3 (Joker : JOKER 57)
まいどおなじみのUnited Underworld第三弾。AのThe Riddler"PE 2001"はJOKER31の"Public Enemy"のRemix。BのThe Dynamic Duo"Fallin' Coconuts"はダークな感触。鬼気迫るハードコア風シンセが利く。CのThe Dream Team"La-Di-Da-Di-"はHipHopを一度スピードダウンさせてローリンビーツに突入するお得意パターン。途中でスキヤキが乱入。DのLock Up"The Matrix"は久々に登場するトレモロベースがウレシイ。   (kama, 12/08/1999)

Vertigo : The Drained/Migraine (Droppin' Science : DS 026)
今回のリリース、Danny Breaks博士も絡んでます。トラックを聴いてみると、うわぁ〜!Danny節炸裂!ライドをガンガン鳴らす割にキック&スネアはコンパクト、そしてビートの置き方はDannyパターン。裏面 はテンションの高いローリンビーツ。あくまでビートで上げるテンション。ベースは太いけど抑えまくり。個人的に今月のアンセムに決定。しかし11月の来日はどうなったのやら。ホンマ来てくださいよ、関西にも。   (Kama, 09/30/2000)

Void : Astral Trip/Awakening (Matador : OLE 369-1)
これまたなんと!PavementやJon Spencer Blues Explosionなどで有名なmatadorからのドラムン。昔このレーベル好きでした(笑)。音の方はというと、まあなるほど、ロック側から捉えたドラムンベースねって感じの音です。Panaceaばりの、メーター振り切らんばかりのテンションで迫るシンセとベース。音の圧力も相当なもの。しかしドラムンベースのシーンにドップリ浸かってしまった今、こうやって外部からのアプローチを聴いてみると、すごく新鮮に感じます。こんな音は他ではそうそう聴けないので、買っておいて損はないと思いますよ。   (Kama, 08/22/2000)

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■W

Warping Allergen : 002: Happy Wedding Live Set (Unknown Label : WACD 002)
われらが関西発の世界的クリエイター、Warping Allergen。3月2日のOrg First Struggleでのライブ、すごかったですね〜。で、以下の3枚(002、005、008)はライブで使われた音源のCDを、メンバーのかま田さん直々にいただきました。感謝です。これはHappy Wedding Live Setと名付けられたもの。結婚式の2次会のパーティとかで使われたのでしょうか?まずはロウビートで始まり突然倍速になるという、お約束の大盛り上がりパターン。前半はタイトなビート+みんな大好きDropベースのトラックが続きます。4曲目で突然結婚式のあのネタが入ってきて、オメデトーとばかりにピーク到来。でもベースはダーク(笑。Mix物になっているので、サクッと45分が過ぎてしまいました。Weddingのせいか、全体的にドリーミィ。幸せな雰囲気が漂ってましたね〜。ボクも結婚したいっ!およめさん募集。   (Kama, 01/06/2001)

Warping Allergen : 005: Boosted@Homes Live Set (Unknown Label : WACD 005)
Warping Allergen、続いては97年のライブ物。こちらはいきなりアーメンビーツで始まる、いきり立ったCD。よりジャングルな雰囲気が味わえます。Ray Keith風なTerrorベースも入ってきて、ウオーッとなります。テンションが異様に高いですね〜。上げ下げのタイミングは絶妙で、ここらへんでひと休みしたいなという時にきっちり下げて、まただんだん上がってくるという感じ。後半はアーメン乱れ打ちな怒ハイテンションも登場。欲を言うと、もうちょっとビートをデカかったらよかったな〜。フロアは、やっぱキックとベースの音圧を待ってます。   (Kama, 01/06/2001)

Warping Allergen : Rap Rip Loop Live Set (Unkwown Label : WACD 008)
今回の第3弾は、まだ記憶に新しい2000年秋のRap Rip Loopの音源。ここではボクも思いっきり跳ね上がりました(笑)。時代とともに変わっていくワーピンさんを楽しめます。まず2曲目からカキンカキンなTraceビートも飛び出し、テンションはいやがおうにも盛り上がります。ロウビート〜ドラムンの交換が非常に激しいですね。そして、テクノからの影響もデカイと見受けられます。しっかし毎回BPMが結構速いので、つられて思いっきり踊っちゃいますね〜。ワーピンの皆様、今後ともよろしくです。   (Kama, 01/06/2001)

Washington M-15 : Element Of Surprise (Fierce Nek : NEK 01T)
ジャケがあまりにバカくさくて、Washington M-15と気付くのにだいぶかかりました(笑)。ジャケはかなりまずいけど、音はイイですぞ。ミステリアスな歌ものにB2B系バウンシービーツ。ビートは結構重くてキツめの音です。これは使えると思います。このレーベルはおもしろそうなので、Jump Up好きな人は今後チェックするべきかも。  (Kama, 05/13/2000)

Wots My Code/Total Science : Dubplate (Total Scince Remix)/Breakfast Club (C.I.A. : CIA 99005)
ヤバイと評判だったCIA、やっと大阪にて購入。AのTotal Science Remixは間違いなくアンセム。トライバルビーツがからんだアーメンに古き良きハードコアシンセ(はやりみたいね)、そしてポッポヤ系汽笛ネタ。こういう楽しいネタで盛り上がりましょう!んでもって裏も当然ヤバし。ここはReinforcedあたりと比較されがちですが、個人的にはこっちの方がフロア向きかと思います。   (kama, 11/03/2000)

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■X

X-Men : Bombin/Sonic WorX (Double Zero : DZ 002)
Double Zeroってレーベル、どっかで聞いたことあったので買っちゃいました。この音、雰囲気としてはOpticalに近いかな。ベースの取り方とか、ブレイクとかはそんな感じがしました。若いレーベルなのにクオリティは高いし、楽しみです。誰の人脈なのか気になる!   (Kama, 08/22/2000)

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■Z

Zion : Zion 11 (Congo Natty : ZION 11)
今月のコンゴナッティ第4弾!トライバルなパーカッションネタのロウビートからジャングルに持ち込むトラック。これもやはりベースが強烈。マジヤバイです〜。裏面も同様、ゆるやかに始まり、徐々にジャングルビーツに上げていくという展開。ラガというよりはHip Hopなノリですか。でもメインのMCはラガな雰囲気たっぷり。コンゴナッティーはホント聴いて欲しいのですが、通販でしか買えないしね。みんな買って欲しいけど、ボクの分だけは残しておいてね。笑)   (Kama, 01/28/2001)

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